母の息が止まりましたと連絡が来たのは、その日が明けて間もなくの時でした
私にとって電話の呼び出し音は常に恐怖だったのですが
真夜中のベルを聞いた時は瞬時に《あぁ母が逝ってしまったんだな》と確信しました
その電話を受けてから1週間が経ち、初七日も昨日済ませました
まだまだやる事もいっぱいあって、自分を大きく崩す事は出来ないと
常にコントロースして、支えてくれる人もいて上手に出来ていると思います
ただ時々その隙をついてふいに襲ってくる悲しみや切なさは
なかなか手強くて手こずってしまいます
昨日母がお世話になっていた病院に支払いに行ってきました
5月からリモート面会、洗濯物の受け渡し、不足している備品を届けたりと何度も通っていました
昨日支払いを済ませ《あぁもうここへ来る事がないんだな》と思った瞬間
不意を突かれる感情と闘う事になってしまいました
でもちゃんとご飯を作って食べられるようにはなってきたので少しづつですが前進できていると思います
母は一昨年の11月から口から食べる事が出来ず鼻から栄養を摂っていました
母はいつも《〇〇が作るごはんが1番美味しい》と言ってくれて
晩年は外食よりもお惣菜よりも私の料理を喜んでくれていました
母が褒めてくれていたご飯を作ってしっかり食べる事を母は喜んでくれると思うので
出来るだけ手抜きせずに料理をしていきたいと思っています