畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

田回

2008-06-22 18:03:18 | 米作り
6月22日 

雨音で目が覚める。夜間にかなりの量降ったようだ。日中は小ぶりになったが、夜には再び大雨になるという。夕方には、大雨警報も出る。
すべての田んぼを一回りする。水手を点検しながら、あちこちの、二十枚もの田んぼを見て回るのは、一仕事だ。
田植えからもう二ヶ月になる。それなりに育っている。ひどい所もある。無農薬の田んぼは、見事に草に覆われている。液体マルチや米ぬかの効果はほとんどないといってよい。宿根の草が多いから、ほかの方法を考えざるを得ない。
アオミドロが大発生した田んぼ(除草剤を使っている田だが)は、かなりの面積の稲がなくなってしまった。雨で水かさが増え、アオミドロが苗の上に被さり、苗を枯らしてしまった。水を抜いたが、時すでに遅く、苗に被さったままになってしまった。一つ一つ、アオミドロを取り除いてやれば、回復しただろうが、そこまでしなかった。
除草剤を使っている田圃でも、宿根草がかなり生えている所もある。長いこと除草剤を使わないでいたときに増えてしまった宿根草はしぶとい。収量と収穫作業に影響しそうだ。
あとひと月もすると、穂が出てくる。そして花が咲き、実を結び、収穫できるようになるのは、さらにひと月。8月20日過ぎには、稲刈りだ。
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