畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

クタクタ

2017-09-11 17:57:59 | 農作業

9月10日(日) 

とにかく、終わった。全部片づけて、家に入ったのは6時過ぎ。もう暗くなっていた。

まずは、昨日収穫したものを籾摺りする。米店に販売するものだから、少し丁寧に注意しながらの作業。それでも、順調に1時間m半ほどで終わる。10時すぎには圃場に出る。昨日の続きで、苦労しながら、手間をかけて作業。ようやくタンクがいっぱいになりぐちゃぐちゃ田んぼを避け、農道に上がって、車のところにと思い、コンバインを走らすが、上り口のところの田んぼの土が柔らかで、後潟の土の中にめり込み、進まなくなる。ユンボをもってきて、バケットで引っ張ればなんとかなるかと思って、家に行ったり来たりで、やってみるが、だめ。

農機店に電話。来てもらう。大型トラクターの電動ウインチで引っ張ってもらう。さすがは機械。脱出。タンクを空にして、付録の用についている、2枚の小さな田んぼ。こちらは、倒伏はしていないが、他の土はさらに柔らか。水も溜まっている。コンバインのクローラーが東るすぐ隣の稲株は、泥だらけで枯れない。一列沖に刈り取るような状態。それでも、どうにかかり終えて、再び農道へあがろうと、前回に懲りて、バックで上がろうと試みる。が、今回も上がれない。しかし、今回は、前の刈り取り部が少しめり込んでいるだけ、ユンボで引きながら、バック層を繰り返し、何度目かで、何とか一人で脱出。ようやく、何とか仮終わりとする。三、四割ほどは、仮の腰や、泥にめり込ませてしまったが、去年に比べれば、まあまあ、だ。

とにかく終わった。今日の収穫量は、一日の3割以下ほどだが、疲労度は数倍か。風呂に入り、とにかく、刈り上げのビールを流し込む。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイッチバックで

2017-09-09 18:35:21 | 農作業

9月9日(土)  いちじ 

久し振りの晴天が一日続く。汗ばむ気温だが、空気は秋。ひどい田んぼの稲刈りだが、この晴天は、気持ちよくしてくれる。

ぬかる田んぼの稲刈りは、直進している分には、ほとんど問題ないが、旋回するときに、無理をすると潜ってしまう。だから、無理をしないで、方向変換、旋回をできるように、手狩り部分を多くしてから、機械で刈り始める。旋回も大曲にするから、無駄な走行をし、燃料も時間も余分に使う。

一か所は、形もほぼ四角形だし、イネも倒伏していないので、少し手間がかかる程度で、完了。次に移動。こちらは変形田。倒伏もしているし、さらに、害獣が、田の中を歩き回り、稲の穂を食べてもいる。きっとキョンだと思うが、稲株を踏みつけて、土にめり込ませてあるので、そんな株量り取りできない。ぐるぐる回って刈り取りできず、全身で刈り、バックで戻地を繰り返して刈るので、手間は倍以上かかる。収量も少なく、ダブルパンチを食らうようなもの。能率も悪く、満杯にならない量だが、5時過ぎには終わらし、残りは明日に回す。

草刈は休むと、農家組合の役員に告げてくる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

断念

2017-09-08 17:58:26 | 農作業

9月8日(金) 

今日から、天気は回復の見込みという予報に期待したが、完全に裏切られた。どんよりと今にも降りそうなくらい空。午前も早いころは、霧雨化と感じるような、しわしわ天気。昨夜も、弱い雨が降り、しかも、明け方ころまで、雨だれの音がしていたようだ。そのせいで、庭はぐちゃぐちゃだし、草の葉は、露でびっしょり。それでもと、隣集落の田んぼに行ってみる。昨日のように作業できるかもしれないと。

しかし、こちらの田んぼは、田越しに水が流れる田んぼ。上のほうの田んぼの水も流れ込む。一応、田面は一度固くなってはいるが、この間の雨続きで、やわらかになったり、水の溜まっているところもある。無理してやれば、やれないことはないか、一部刈れないところも出るが、それはあきらめて、というような状態。

こんな曇天で、気分も悪く作業してもろくなことはない。晴天は、月曜日まで続くという予報だ。どうせなら、晴天の下、気分だけでもよくやりたいと、今日のさぎょぷは、断念。

今度の日曜日は、共同作業の草刈りだ。今回は、欠席して、収穫作業をしようと決める。そのために、一部でも前もって草刈りでもという気持ちも込め、我が家のそばの農道などの草刈りをする。この道脇には、彼岸花が群生している。マダツボミを出していないだろうから、彼岸花のための草刈りなのだが、その範囲を広くして、午後一杯、草刈り。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホッ!

2017-09-07 18:21:26 | 農作業

9月7日(木) 

朝からどんよりして、今にも振り出しそう、という空模様。天気予報は、曇りで、午後から、夕方には雨もあるという。雨雲レーダーでも、とりあえず、午前中は降りそうではない。うまくすれば、家の近場は刈り終えることができるかも、ということで、5枚の田んぼに向かう。

昨日の雨量が、結構多かったのと、夜にも少し降ったこともあり、露がびっしり。隅の手刈りを丁寧にやる。機械を動かすのは、11時近く。走ってみると、結構柔らかい。部分的に枯れないところもありそうだ。コンバインがかなり沈み、土が掘れてしまうところも出て、そういうところは、刈らずに放置する。グレンタンクに米を入れて、軽トラを走らせようとしたら、後輪が沈み、四駆でも脱出できなくなる。連れ合いを頼みトラクターで引っ張り脱出という、余計な事故も起こしてしまう。

が、どうにか、刈り終え、乾燥機を運転したのは、5時を過ぎたころ。思ったより早く、天気も持ってくれて、一安ど。

あとは、隣集落の、遅く植えた田んぼ。こちらも苦労しそう。何しろ、去年は、刈れなかった田んぼだから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨日記

2017-09-06 18:23:09 | 農作業

9月6日(水)  いちじ 

夜中、3時ころに、乾燥機を見に行く。降ってはいなかったが、地面はうっすら濡れているといった状態。部屋に戻り、布団に入り、小説を読む。しばらくすると、雨音がしてくる。そして、次第に強く、本降りの音。この雨は、日中は弱まりはするが、時折上がることも繰り返し、夕方まで、雨! 。

こんな天気だから、午前中は出荷を手伝う。ゆっくりの昼休みの後、乾燥機内のもみの、籾摺り。当面必要量を玄米にして、残りは穀入れに移動しておく。

夕方の止み間を見て、田んぼの様子を見に出る。しっかりの雨だったので、結構の水たまりもある。

明日以降はどうなのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨前に

2017-09-06 17:51:45 | 農作業

9月5日(火) 

一時的に陽のさすこともあったが、すっきりした秋晴れとはならない。昨日の早朝の大雨は、今日にも響いた。追い打ちをかけるように、夜中にもいと雨あったようだ。稲の葉っぱにはかなりの露がついている。朝からの稲刈りとはゆかない。

ゆっくり目に出かけ、釜で、角の稲株を刈り、機械刈りをやりやすくして、時間をつぶす。ここは小さい田んぼも含め3枚の田んぼだ。そのうえ、変形田。時間がかかるところなので、機械刈りをスムースにするため時間をかけた。悪いことに、かなり倒伏しているので、露が、なくなるまで、時間がかかる。11時前、もうそろそろと機械を動かす。

昼を挟んで刈り終え、機械を移動して、家の近くの5枚のところにかかる。こちらは倒伏はしていないが、重粘土質で、田んぼの両脇が、やわらかなので、変則的な刈り方をする。4時過ぎに初めて、6時過ぎまで、2枚の田んぼを、周回刈をして、今後を楽にしておく。乾燥機に入れて乾燥を始め、明日の雨のために、グレンタンク、コンバインを作業場に入れ、部屋に上がると、7時近かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜雨

2017-09-04 18:03:56 | 農作業

9月4日(月)  ときどき 

深夜、2時前、コメの水分が、設定水分となり、機械が止まるころの時間だ。作業場に向かうと、もう機械は停止していた。乾燥機の水分測定だけに頼らず、水分計で、玄米の水分を測定する。かなりのばらつきはある。水分計で測っても、ほぼ指定の水分なのを確認し、朝からの籾摺り作業のため、モミの温度を覚ますため、通風運転を、2時間ほどタイマー設定をして、部屋に戻り布団に入る。一時間ほど経過していた。

布団に入っても、ちょっと目がさえている。アルコールに頼るわけにもゆかないので、小説を開く。しばらくして、今まで静かだった外がにぎやかになる。この夏、いやというほど聞いた、雨音だ。屋根から落ちる雨だれの音ではなく、雨粒がトタンを直接たたく音。弱い雨ではない。ちゃんと水たまりができるくらいの量のようだ。これでは、上がったとしてもしばらくしないと稲刈りはできないだろう。早くに籾摺りを終わらせて、圃場に出ようと意気込んでいた気持ちは、打ちのめされ、がっくり。これじゃあ。急ぐ必要はない。アルコールには頼らないが、目をつぶる。緊張が解けたからか、うとうと。外のにぎやかさに目を開けると、薄明るくなった外は、かなりの大雨。もう、少なくとも午前中は無理だ。

布団から出るのは6時ころ。いつもは犬の散歩で早い連れ合いもベットの中。

結局、日中も霧雨状だったり、昼からも、弱い雨が降ったりで、稲刈りにはならなかった。

籾摺り。変換畑のロータリー耕。草のひどかった大ぼらの開いた田んぼのロータリー耕。草対策。ボラを直すために、ミニショベルなどの機械を通すため、部分的に耕さないでおく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

移動

2017-09-03 18:29:09 | 農作業

9月3日(日) 

腫れの予報なのに、曇り空。灰色の雲もあり、降らないか心配になるような天気。幸いにして、降ることはなく、日差しがない分、暑くならず、仕事にはよかったか。

予定通り、頼まれている田んぼの稲刈り。若干収量が少なく、3時ころには終わる。感想を始めてから、作業場の移動。出荷作業は、しばらく、隣の格納庫でやるようになる。作業場は、受託の籾摺りをするから、出来上がったコメの置き場も必要。その後、米屋に販売するものも、乾燥機から直接もみすりをして、コメにする。米屋が引き取りにkぅるまで、積んでおかなければならない。そのスペースも必要。一週間か10日ほどは、コメ作業が占拠してしまう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三日目

2017-09-02 18:35:00 | 農作業

9月2日(土)  いちじ 

強もすっきりしない天気。一時的に、ごく弱く、霧雨が落ちることもあった。

焦ってもしようがないと、今日も、稲刈り早済む。こんな天気でも、田んぼではコンバインが動いていたし、午後には明るくなり、遅くには日も差してきて、コンバインの数は増えたが。

午前中は、出荷作業。午後は、遅い田んぼののり面の草刈り。畦シートを外し、片付けてくる。

そのご、コンバインの準備をして、明日の田んぼへ運んでくる。隣集落の作業受託の田んぼの予定。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017-09-01 17:52:11 | 農作業

9月1日(金)  いちじ 

九月、秋の入りは、寒い一日だった。涼しいというより、肌寒い空気が、一気に押し寄せてくる、そんな感じだった。天気も、弱い雨が降ったりやんだり。時には、濡れるほどの降りになることもある。とても稲刈りどころの天気ではない。二日目の休みだ。

苗の移植を150本ほどやる。徒長させてしまい、茎や葉が絡み合っていて、非常にやりにくい。

午後は、変換畑。大豆を防獣ネットで囲う。きっとキョンだと思うが、茎の先を喰われてしまい、丸坊主状態になっている。ここにきて、新たに枝が出始め、若々しい葉っぱが出始めてきた。また食われてしまう前にと、ネットで囲うことにした。霧雨が続き、時折雨粒が大きくなり、風も吹く。Tシャツの下に肌着を切るが、それでも寒いほどの陽気だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする