有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

8: 「ここは臭くないね」って?!

2005-08-19 20:57:02 | とっても私的
 (福)日本聴導犬協会の訓練補助猫にゃん太君と協会の屋根。協会施設は、築30年と60年の民家を2軒続けてお借りしています。お二人のボランティアさんの持ち家なので、きれいに大事に使わせていただいています。

 月1回 日曜日に一般のみなさまにおでましいただけますよう「オープンディ」を設けております。ずいぶん前になりますが、その折に、いらした見学者の方が、デモの感想より「ここ、臭くないね。きれいだね」と感動していらっしゃいました。
 「はい。床は、野菜原料のアルコールで毎日数回拭いていますし、犬たちも竹酢液の沐浴で皮膚から丈夫にする努力をしてます。庭は、ビルコンという消毒薬のほかに、納豆菌の一種のバチルス菌を撒いてますよ」
 と、申し上げると、さらに感動ひとしお。
「犬の施設は臭いものだと思ってました」
 って。
「それは、ないでしょう、よ」って心の中で思いましたが、黙ってました。
 ユーザー宅へ行けば、犬だって、においがしちゃ、ダメでしょう? 訓練する団体の中でだって、清潔な環境の中に犬をならさないと、犬だって清潔感のない子になりますよ。おしっこやウンチを平気で踏むようなワンちゃんでは、ユーザーさんが困ります。

 いっつもユーザーさんをゴールと考えていれば、おのずとスタッフは何をすべきか見えるはずです。
 その方は「すごい臭いでしたよ。この前、訪問したところは」
って、繰り返されました。
 「ふーん、そんなものなのかなぁ」と。

 そういえば、この前いらしたお子さんも同じような、言葉を言ってらっしゃいましたっけ。

 とにかく、ウチは「臭くないぞう~~~~」。 

  

7: 愛犬の友誌10月号に記事を書かせていただきました

2005-08-19 20:30:21 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 女性とペットビジネスということで、愛犬の友誌に、記事を書かせていただきました。10年くらい前は、一時期、愛犬の友誌さんに連載をもってたんですが、今回は久々の執筆。うれしい!

 愛犬の友誌って、なんと50年近い歴史ある雑誌なのです。
 その雑誌に、再び、記事を書かせていただきました。
 「女性とペットビジネス」というタイトル。
 
 実は、この領域が私の領域です。英国の2つの大学院で社会学を学びました。はじめ、女性学で、次が「ジェンダー・スタディズ」。
 どっちも「女性って何?」「社会って何?」なんてことを、学びます。
 なので、筆が加速し、どうしても、愛犬の友誌っていうより、女性解放雑誌の記事みたいになり、取り止めがなくなりました。ペットビジネスの記事はどこへ行ったの? みたいな。
 
 やっぱり、人間には、刺激されてブレーキがきかなくなる意識領域というのがあると、つくづく思いました。
 初めの1本は、自分で読んでも「こりゃ、書き直しかな」って感じですが、あきらめきれず、ゴミ箱に入れる前に、尊敬するY先生にお見せし、やはり「ダメ」が出たことで、やっとあきらめ、再度挑戦しました。

 愛犬の友誌の愛読者がいらっしゃいましたら、読んくださいね。