有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

14: 9月2日 国民生活センターのくらしの情報交流プラザで待っています

2005-08-30 21:15:07 | 補助犬&聴導犬&介助犬
 (福)日本聴導犬協会がある宮田村は、東京から高速バスで3時間半。大阪から4時間半。聴導犬や小型の介助犬に興味がある方でもなかなか宮田村までこられないですよね?

 なので、東京品川駅近くの国民生活センターさんのくらしの情報交流プラザをお借りして、9月2日スタッフと補助犬たちとで「補助犬に関心のある方」との懇親&相談会を開かさせていただくことにしました。プラザの都合もありますが、今後は、奇数月に1回程度、懇親&相談会ができたら、いいなぁと思っております。

 9月2日(金)午後1時から5時までプラザにおりますので、気軽に遊びにいらしてくださいね。お待ちしております。お子様連れも、OKです。障害者の方の愛犬のしつけにもご相談にのれます。
 
場所:国民生活センター くらしの情報交流プラザ
東京都港区高輪三丁目13番22号 〒108-8602
電話番号:042-758-3161
http://www.kokusen.go.jp/hello/tel_number.html
になります。
※ 一般犬の同伴はできないので、ご了承ください。
 
 

13: ちょっと紹介:全日本聴導犬(ヒアリングドッグ)育成協会協議会 

2005-08-30 16:23:19 | 聴覚障害福祉
 全日本聴導犬(ヒアリングドッグ)育成協会協議会というのが、あります。聴導犬を育成している団体が、6団体入っています。

 日本には、聴導犬を育成する団体は、第2種社会事業として17団体(1団体は解散予定)登録されています。ただ、すでに、育成し、認定聴導犬を出している育成団体は4つか、5つしかありません。その4つか5つの団体から、わずか10頭の訓練修了犬が認定試験を受けているので、日本での聴導犬頭数はわずか10頭ということになります。本来は、すべての聴導犬育成団体に呼びかけて、加盟していただきたいのですが、実績がない団体さんや、以前は30~80万円の高額で訓練費用を請求していたという団体さんは、入れないので、現在、この全日本聴導犬(ヒアリングドッグ)育成協会協議会のメンバーは、6団体になります。

 2005年10月は、補助犬法の見直しになるので、今まで認定を受けた聴導犬ユーザーや育成団体から意見をまとめ、厚生労働省へ「意見書」として提出させていただくことになりました。聴導犬ユーザーのために、身体障害者補助犬法施行後3年間にあったことで、ユーザーの人権や選択肢をおびやかすような内容は、どんどん、当協議会から意見書や要望書を出させていただきたいと思っております。

 法律はあったほうが、いいですが、100%良い法律はありえません。
 その法律にかかわる「当事者」の声を、反映し、どんどん改善していけばいいと考えております。そのためにも、育成団体と、ユーザーとの協働によって「当事者」が考え、選択することで実現できる自律を促進するのが、育成団体の使命であり、活動の意味です。
 身体障害者補助犬法が規定したユーザーとなるための「審査」や「認定」のプロセスも、ユーザーや育成者の声で、変えていく必要を強く感じております。