70年代洋楽の名曲 Part10 Fleetwood Mac

70年代の名曲のうち、1976年の5月から6月にかけてBillboardヒットチャートを賑わせた曲の中から懐かしの名曲を紹介しています。


1976年6月5日と12日最高位11位を記録したのがFleetwood Mac"Rhiannon(Will You Ever Win)"、フリートウッドマックの大ヒットアルバム"Fleetwood Mac"邦題「ファンタスティックマック」からのシングルカットで、60年代から活躍しているFleetwood Mac初のTop40ヒットです。
フリートウッドマックは、60年代にピーターグリーンとミックフリートウッドが結成しブルースロックで活躍していましたが、メンバーチェンジを繰り返した後、75年にリンジーバッキンガムとスティービーニックスが加入し、すべて指のみで弾くリンジー独特のギター、そしてニックスとリンジーにクリスティンマクビーを加えた3枚ボーカルを前面に押し出した"Fleetwood Mac"を制作、全米No.1を記録する大ヒットアルバムとなりました。
この曲"Rhiannon(Will You Ever Win)"は、不思議な魅力ある声の持ち主ニックスのボーカルにクリスティのキーボード、リンジー独特のギターソロがからむ名曲です。

70年代洋楽の名曲 Part9 Heart

1976年の5月から6月にかけてBillboardヒットチャートを賑わせた曲の中から懐かしの名曲を紹介しています。

今回は、1976年6月5日付 Billboard 最高位35位で留まってしまいましたが、後に大スターとなるHeartの初のTop40ヒット、"Crazy On You"を紹介します。
この曲、もちろんAnn&Nancy Wilson姉妹の作、当時、この曲が入ったアルバム"Dreamboat Annie"は日本で発売されておらず買うのをあきらめていたのですが、私が住んでいた町でただ一軒あった輸入盤を売っている店にこのアルバムが入荷、即購入しました。その時の興奮を今でも思い出します。

70年代洋楽の名曲 Part8 Elvin Bishop

1976年5月のBillboardヒットチャートの中から毎週1曲ずつ紹介していますが、この頃たくさんの名曲がエントリーしていて紹介しきれなくなってしまいましたので追加で紹介することにしました。

1976年 Billboard 5月29日3位は前週と変わらずElvin Bishopの"Fooled Around and Fell in Love"邦題「愛に狂って」。3位が最高位でした。
この曲、ギターはもちろんElvin Bishopですが、ヴォーカルはのちにJefferson StarshipのリードヴォーカルとしてSaraなどの大ヒットを生み出したMickey Thomas、プロデュースはEaglesなどを手がけたBill Szymczykとすごいメンバーが作っています。途中のエルヴィン・ビショップのギターソロはもちろんのことミッキートーマスのハイトーンの力強いヴォーカルも素晴らしくElvin Bishop唯一の大ヒットとなりました。

70年代の隠れた名曲 Part2

70年代の隠れた名曲、マンフレッドマンズアースバンドの「光に目もくらみ」に続いてのPart2では、1976年3月20日に最高位62位を記録したJethro TullのLocomotive Breath「蒸気機関車のあえぎ」を紹介します。
このジェスロ・タルは、イアンアンダーソンが率いるイギリスのプログレシブロックグループですが、Locomotive Breathは、イントロのピアノとギター、イアンアンダーソンのハリのあるボーカルとフルートソロへと続くカッコイイ曲です。動画のライブのフルートとギターの掛け合いとギターソロは必見です。