ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

シールズ&クロフツ Get Closer (ゲット・クローサー)(70年代の名曲Part17)

2012-08-01 22:04:31 | ’76年洋楽
70年代の名曲を紹介するシリーズPart17は、シールズ&クロフツの"Get Closer"(ゲット・クローサー)。
1976年7月24日と31日の6位が全米最高位。最高位は6位でしたが、Hot100内26週のロングセラーとなり、この年の年間チャートでは16位の大ヒットとなりました。

70年代に入ってから大活躍したJim SealsとDash Croftsの男性デュオ、1972年に最高位6位を記録した"Summer Breeze"をはじめ、8曲のTop40ヒットを持っており、この"Get Closer"は6曲目のTop40ヒットであり3曲目のTop10ヒットです。
バックには、のちにTOTOを結成するDavid PaichやJeff Porcaroが参加していますが、ヴォーカルには1971年にNo.1ヒット"Want Ads"を持つ女性ソウルグループHoney ConeのCarolyn Willisをフィーチャリングしており、ポップで洗練され、なおかつソウルテイストが色濃く出た彼ららしいクロスオーバーな曲です。



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シン・リジー The Boys Are Back In Town(70年代の名曲Part16)

2012-07-26 20:00:37 | ’76年洋楽
1970年代の名曲を紹介するシリーズPart16は、シン・リジーのThe Boys Are Back In Town 邦題「ヤツらは町へ」。
1976年7月24日に最高位12位を記録したこの曲、アイルランド出身のロックグループ シン・リジーの最初で最後のTop40ヒット曲。シン・リジーは、あのゲイリー・ムーアも一時在籍したハードロックグループです。
ツインリードギターに、適度にポップなメロディ・ヴォーカルがマッチしたカッコいい名曲です。



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エリック・カルメン「恋にノータッチ」(70年代の名曲 Part14)

2012-07-10 20:07:50 | ’76年洋楽
本日紹介する曲は、Eric Carmenの" Never Gonna Fall In Love Again" 邦題「恋にノータッチ」
大ヒット曲"All By Myself"に続くヒットで、1976年7月3日と10日に記録した11位が最高位となりました。
この曲も「オール・バイ・マイセルフ」と同様クラシック(ラフマニノフの交響曲第2番)を取り入れた曲、哀愁を帯びたエリック・カルメンのボーカルが素晴らしい。
エリック・カルメン、2曲続けて凄い名曲を送り出しました。

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ホール&オーツ Sara Smile(70年代の名曲Part13)

2012-07-06 16:37:56 | ’76年洋楽
1970年代の名曲を紹介するシリーズ、今回は、1976年の6月26日と7月3日に最高位4位を記録したDaryl Hall & John Oates初のTop40ヒット"Sara Smile"邦題「微笑んでよサラ」。
ホール&オーツの全米ヒットとしては、1974年3月23日に最高位60位を記録した"She's Gone"が初めての曲で、"Sara Smile"は全米ヒットとしては2曲目となります。"She's Gone"は"Sara Smile"の大ヒット後同年10月に再度ヒットチャートを上昇し最高位7位を記録しました。


1980年代に入ってダリル・ホールがリードボーカルを取る曲が次々と大ヒットし、ジョン・オーツの影が薄くなるのですが、1970年代のヒット曲はジョンオーツのボーカルもかなり目立ちます。ポップス系のダリル・ホールとソウルロック系のジョン・オーツがうまくマッチしているこの頃のホール&オーツ、私は断然この頃の方が好みです。
"Sara Smile"はダリル・ホールの恋人サラ・アレンのことを歌った曲で、サラ・アレンは"Private Eyes"などの大ヒットの共作者に名前を見ることが出来ます。
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Henry Gross(70年代の名曲Part12)

2012-06-21 22:54:53 | ’76年洋楽
本当に名曲が多かった1976年の5月から6月にかけてBillboardヒットチャートを賑わせた曲の中から選んで紹介するシリーズ。今回は、Henry Grossの"Shannon"です。
ヘンリーグロスは1960年代の終わりごろ活躍したロカビリーバンド「シャ・ナ・ナ」のオリジナルメンバーギタリスト。
ソロになってからはじめての大ヒットで、1976年6月5日から3週連続の6位が最高位。この"Shannon"という曲、彼のやさしい歌声とファルセットヴォイスが胸に染み入る名曲です。残念ながらTop40ヒットはこの曲のほかには30位台のスマッシュヒットが1曲あるだけのほぼ1発屋で終わってしまいました。
ちなみに"Shannon"は愛犬の名前だそうです。




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