1986年の洋楽ヒット曲を紹介するシリーズのPart44は、Anita Bakerの”Sweet Love”。最高位は11月1日付の第8位。年間チャートは90位。年度の途中ということで、年間チャートは90位と下位でしたが、Hot100には22週間のロングヒット、初の大ヒットでした。
Anita Bakerですが、80年代初めころ、ソウルグループ「Chapter 8」のリードボーカルとして音楽活動を開始しますが、このChapter 8では、ヒット曲が出ず、ソロ歌手として独立します。
ソロとしてのファーストアルバムは、1983年の『The Songstress』、レギュラーチャートでは大ヒットにまでは至りませんでしたが、R&B界ではヒットアルバムとなり、シングルも何曲か、R&Bチャートに送り込みます。
そして、1986年にリリースしたのがセカンドソロアルバム『Rapture』、このアルバムで彼女の人気に火が付き、レギュラーチャートでも大ヒットを記録しました。
アルバム『Rapture』のプロデューサーは、「Chapter 8」にAnita Bakerとともに所属していたMichael J. Powellと、Marti Sharron、Gary Skardinaの3人によるもの。ソウルにプラスして、ジャズのセンスが入ったアルバムで、極上のAORアルバムといっていいでしょう。
アルバムは、R&BチャートでNo.1を記録、レギュラーチャートでも、最高位こそ11位でしたが、1986年から、なんと3年間、アルバム年間チャートに入る超ロングヒットアルバムとなりました。アルバム年間チャートでは86年59位→87年9位→88年51位、いやはや、あんまり知られてないですが、記録的なすごいアルバムでした。
そのアルバムから、ファーストシングルの"Watch Your Step"は、R&Bチャートのみでのヒットでしたが、セカンドシングルのこの曲”Sweet Love”が、レギュラーチャートでの大ヒットシングルとなりました。
この曲の作者は、Anita Baker本人と、Louis A. Johnson、Gary Biasの3人の共作。このLouis A. Johnsonですが、なんと懐かしい、ファンクグループ「The Brothers Johnson」の中心メンバーの Johnson兄弟の弟の方です。
”Sweet Love”ですが、ソウルバラードであり、ジャズの雰囲気も持った曲、R&Bチャートで2位、Adult Contemporaryで3位を記録している、ソウル系のAORバラードソングです。
その曲を歌っているのがAnita Baker、良い声しています。この曲では、抑え気味に歌っているのですが、そこもまたボーカルの素晴らしさを引き立たせています。
アルバムを「極上のAORアルバム」と書きましたが、この曲はそのアルバムを象徴する極上のAORソングでした。
この”Sweet Love”を作曲したLouis A. Johnsonの「The Brothers Johnson」が、1977年に出したヒット曲"Strawberry Letter 23"。最高位は5位でしたが、この曲はファンク・ソウルのヒット曲の中で私の最も好きな曲でした。
Anita Bakerですが、80年代初めころ、ソウルグループ「Chapter 8」のリードボーカルとして音楽活動を開始しますが、このChapter 8では、ヒット曲が出ず、ソロ歌手として独立します。
ソロとしてのファーストアルバムは、1983年の『The Songstress』、レギュラーチャートでは大ヒットにまでは至りませんでしたが、R&B界ではヒットアルバムとなり、シングルも何曲か、R&Bチャートに送り込みます。
そして、1986年にリリースしたのがセカンドソロアルバム『Rapture』、このアルバムで彼女の人気に火が付き、レギュラーチャートでも大ヒットを記録しました。
アルバム『Rapture』のプロデューサーは、「Chapter 8」にAnita Bakerとともに所属していたMichael J. Powellと、Marti Sharron、Gary Skardinaの3人によるもの。ソウルにプラスして、ジャズのセンスが入ったアルバムで、極上のAORアルバムといっていいでしょう。
アルバムは、R&BチャートでNo.1を記録、レギュラーチャートでも、最高位こそ11位でしたが、1986年から、なんと3年間、アルバム年間チャートに入る超ロングヒットアルバムとなりました。アルバム年間チャートでは86年59位→87年9位→88年51位、いやはや、あんまり知られてないですが、記録的なすごいアルバムでした。
そのアルバムから、ファーストシングルの"Watch Your Step"は、R&Bチャートのみでのヒットでしたが、セカンドシングルのこの曲”Sweet Love”が、レギュラーチャートでの大ヒットシングルとなりました。
この曲の作者は、Anita Baker本人と、Louis A. Johnson、Gary Biasの3人の共作。このLouis A. Johnsonですが、なんと懐かしい、ファンクグループ「The Brothers Johnson」の中心メンバーの Johnson兄弟の弟の方です。
”Sweet Love”ですが、ソウルバラードであり、ジャズの雰囲気も持った曲、R&Bチャートで2位、Adult Contemporaryで3位を記録している、ソウル系のAORバラードソングです。
その曲を歌っているのがAnita Baker、良い声しています。この曲では、抑え気味に歌っているのですが、そこもまたボーカルの素晴らしさを引き立たせています。
アルバムを「極上のAORアルバム」と書きましたが、この曲はそのアルバムを象徴する極上のAORソングでした。
この”Sweet Love”を作曲したLouis A. Johnsonの「The Brothers Johnson」が、1977年に出したヒット曲"Strawberry Letter 23"。最高位は5位でしたが、この曲はファンク・ソウルのヒット曲の中で私の最も好きな曲でした。