1981年12月19日付ビルボード All American Top40、これで5週目の1位の大ヒット、Olivia Newton-Johnの"Physical"。ポップスディスコ調のこの曲で1980年に1位を記録した"Magic"以来のNo.1。1974年の"I Honestly Love You/愛の告白"のNo.1獲得を皮切りにジョン・トラボルタとのデュエット"You're The One That I Want/愛のデュエット"を含めて5曲目の1位獲得です。
2位は前週と変わらずこれで4週目の2位、Foreignerの"Waiting For A Girl Like You"。大人気ロックグループForeigner、2位を記録した"Double Vision"に続く通算3曲目のTop3ヒットです。
3位は5位からアップ、Earth Wind & Fireの"Let's Groove"。1975年に1位に輝いた"Shining Star"、1976年に5位を記録した"Sing A Song"、1979年に2位を記録したソウルバラード"After The Love Has Gone"に続く4曲目のTop5ヒットとなりました。
4位は前週と変わらずこれで3週目の4位、The Commodoresの"Oh No"。大人気グループThe Commodores、"Still"、"Three Times A Lady"の2曲のNo.1ヒットを含む通算7曲目のTop5ヒットです。
5位は6位からアップしてTop5入り、Rod Stewartの"Young Turks"。数多くのヒット曲を持っているRod Stewart、1981年2月に最高位5位を記録した"Passion"に続くTop5ヒットとなりました。
この週24位がSteve Miller Bandの"Heart Like a Wheel"。最高位は12月12日と19日の24位。年間チャートは残念ながら圏外でした。
Steve Miller Band、1960年代にサンフランシスコでデビュー、60年代後半から活躍し、グレイトフル・デッドやジミ・ヘンドリックス、フリートウッド・マックなどともツアーを行うアメリカでは歴史の古い大人気バンドです。ボズ・スキャッグスもこのグループに一時在籍していました。
日本ではあんまり人気がなくヒットしませんでしたが、アメリカでは大人気、1974年のNo.1ヒット"The Joker"、1976年のこれもNo.1ヒット"Rock 'N Me"、さらに2位を記録した"Fly Like An Eagle"と、この時点ですでに大ヒットを3曲持っています。1976年に発売された「Fly Like An Eagle」邦題「鷲の爪」は素晴らしいアルバムで300万枚以上売れる大ヒットとなりました。
曲はスティーブ・ミラーがほとんどを作詞作曲、プロデュースまで手掛けており、ワンマンバンドといって良いでしょう、曲は古いんだか新しいんだか、鼻にかかったようなボーカルとシンセサイザーが特徴のなかなか他に真似の出来ない曲が多いです。
この曲"Heart Like a Wheel"も彼の作詞作曲、ギターがレトロっぽいけど適度にポップで、あんまりヒットしなかったですがとっても好きな曲です。
今週 先週 song / artist
1 1 PHYSICAL / OLIVIA NEWTON-JOHN
2 2 WAITING FOR A GIRL LIKE YOU / FOREIGNER
3 5 LET'S GROOVE / EARTH WIND & FIRE
4 4 OH NO / COMMODORES
5 6 YOUNG TURKS / ROD STEWART
6 13 I CAN'T GO FOR THAT (NO CAN DO) / DARYL HALL & JOHN OATES
7 8 WHY DO FOOLS FALL IN LOVE / DIANA ROSS
8 9 HARDEN MY HEART / QUARTERFLASH
9 10 DON'T STOP BELIEVIN' / JOURNEY
10 11 LEATHER AND LACE / STEVIE NICKS
11 12 TROUBLE / LINDSEY BUCKINGHAM
12 3 EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC / POLICE
13 14 YESTERDAY'S SONGS / NEIL DIAMOND
14 15 COMIN' IN AND OUT OF YOUR LIFE / BARBRA STREISAND
15 16 TURN YOUR LOVE AROUND / GEORGE BENSON
16 17 THE SWEETEST THING / JUICE NEWTON
17 7 HERE I AM / AIR SUPPLY
18 19 TAKE MY HEART / KOOL & THE GANG
19 21 COOL NIGHT / PAUL DAVIS
20 20 OUR LIPS ARE SEALED / GO GO'S
21 23 HOOKED ON CLASSICS / ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA
22 22 MY GIRL / CHILLIWACK
23 25 CENTERFOLD / J. GEILS BAND
24 24 HEART LIKE A WHEEL / STEVE MILLER BAND
25 27 SOMEONE COULD LOSE A HEART TONIGHT / EDDIE RABBITT
26 26 STEAL THE NIGHT / STEVIE WOODS
27 30 I WOULDN'T HAVE MISSED IT FOR THE WORLD / RONNIE MILSAP
28 32 SHAKE IT UP / CARS
29 18 PRIVATE EYES / DARYL HALL & JOHN OATES
30 36 WAITING ON A FRIEND / ROLLING STONES
31 28 START ME UP / ROLLING STONES
32 37 SHE'S GOT A WAY / BILLY JOEL
33 35 UNDER PREASURE / QUEEN
34 41 COME GO WITH ME / BEACH BOYS
35 29 THE OLD SONGS / BARRY MANILOW
36 31 ARTHUR'S THEME(BEST THAT YOU CAN DO) / CHRISTOPHER CROSS
37 53 LEADER OF THE BAND / DAN FOGELBERG
38 40 CASTLES IN THE AIR / DON MCLEAN
39 42 MORE THAN JUST THE TWO OF US / SNEAKER
40 48 YOU COULD HAVE BEEN WITH ME / SHEENA EASTON
2位は前週と変わらずこれで4週目の2位、Foreignerの"Waiting For A Girl Like You"。大人気ロックグループForeigner、2位を記録した"Double Vision"に続く通算3曲目のTop3ヒットです。
3位は5位からアップ、Earth Wind & Fireの"Let's Groove"。1975年に1位に輝いた"Shining Star"、1976年に5位を記録した"Sing A Song"、1979年に2位を記録したソウルバラード"After The Love Has Gone"に続く4曲目のTop5ヒットとなりました。
4位は前週と変わらずこれで3週目の4位、The Commodoresの"Oh No"。大人気グループThe Commodores、"Still"、"Three Times A Lady"の2曲のNo.1ヒットを含む通算7曲目のTop5ヒットです。
5位は6位からアップしてTop5入り、Rod Stewartの"Young Turks"。数多くのヒット曲を持っているRod Stewart、1981年2月に最高位5位を記録した"Passion"に続くTop5ヒットとなりました。
この週24位がSteve Miller Bandの"Heart Like a Wheel"。最高位は12月12日と19日の24位。年間チャートは残念ながら圏外でした。
Steve Miller Band、1960年代にサンフランシスコでデビュー、60年代後半から活躍し、グレイトフル・デッドやジミ・ヘンドリックス、フリートウッド・マックなどともツアーを行うアメリカでは歴史の古い大人気バンドです。ボズ・スキャッグスもこのグループに一時在籍していました。
日本ではあんまり人気がなくヒットしませんでしたが、アメリカでは大人気、1974年のNo.1ヒット"The Joker"、1976年のこれもNo.1ヒット"Rock 'N Me"、さらに2位を記録した"Fly Like An Eagle"と、この時点ですでに大ヒットを3曲持っています。1976年に発売された「Fly Like An Eagle」邦題「鷲の爪」は素晴らしいアルバムで300万枚以上売れる大ヒットとなりました。
曲はスティーブ・ミラーがほとんどを作詞作曲、プロデュースまで手掛けており、ワンマンバンドといって良いでしょう、曲は古いんだか新しいんだか、鼻にかかったようなボーカルとシンセサイザーが特徴のなかなか他に真似の出来ない曲が多いです。
この曲"Heart Like a Wheel"も彼の作詞作曲、ギターがレトロっぽいけど適度にポップで、あんまりヒットしなかったですがとっても好きな曲です。
今週 先週 song / artist
1 1 PHYSICAL / OLIVIA NEWTON-JOHN
2 2 WAITING FOR A GIRL LIKE YOU / FOREIGNER
3 5 LET'S GROOVE / EARTH WIND & FIRE
4 4 OH NO / COMMODORES
5 6 YOUNG TURKS / ROD STEWART
6 13 I CAN'T GO FOR THAT (NO CAN DO) / DARYL HALL & JOHN OATES
7 8 WHY DO FOOLS FALL IN LOVE / DIANA ROSS
8 9 HARDEN MY HEART / QUARTERFLASH
9 10 DON'T STOP BELIEVIN' / JOURNEY
10 11 LEATHER AND LACE / STEVIE NICKS
11 12 TROUBLE / LINDSEY BUCKINGHAM
12 3 EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC / POLICE
13 14 YESTERDAY'S SONGS / NEIL DIAMOND
14 15 COMIN' IN AND OUT OF YOUR LIFE / BARBRA STREISAND
15 16 TURN YOUR LOVE AROUND / GEORGE BENSON
16 17 THE SWEETEST THING / JUICE NEWTON
17 7 HERE I AM / AIR SUPPLY
18 19 TAKE MY HEART / KOOL & THE GANG
19 21 COOL NIGHT / PAUL DAVIS
20 20 OUR LIPS ARE SEALED / GO GO'S
21 23 HOOKED ON CLASSICS / ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA
22 22 MY GIRL / CHILLIWACK
23 25 CENTERFOLD / J. GEILS BAND
24 24 HEART LIKE A WHEEL / STEVE MILLER BAND
25 27 SOMEONE COULD LOSE A HEART TONIGHT / EDDIE RABBITT
26 26 STEAL THE NIGHT / STEVIE WOODS
27 30 I WOULDN'T HAVE MISSED IT FOR THE WORLD / RONNIE MILSAP
28 32 SHAKE IT UP / CARS
29 18 PRIVATE EYES / DARYL HALL & JOHN OATES
30 36 WAITING ON A FRIEND / ROLLING STONES
31 28 START ME UP / ROLLING STONES
32 37 SHE'S GOT A WAY / BILLY JOEL
33 35 UNDER PREASURE / QUEEN
34 41 COME GO WITH ME / BEACH BOYS
35 29 THE OLD SONGS / BARRY MANILOW
36 31 ARTHUR'S THEME(BEST THAT YOU CAN DO) / CHRISTOPHER CROSS
37 53 LEADER OF THE BAND / DAN FOGELBERG
38 40 CASTLES IN THE AIR / DON MCLEAN
39 42 MORE THAN JUST THE TWO OF US / SNEAKER
40 48 YOU COULD HAVE BEEN WITH ME / SHEENA EASTON
スティーブ・ミラーバンドは、声といい曲といいギターといい、独特のものを持っていて、特に「ロックンミー」が気に入り、アルバム「鷲の爪」をよく聴きました。当時夜中のラジオからあの声が流れてて来た時のことを結構よく思い出します。
大変お世話になりました。
来年もまた頑張って記事を更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
AsylumはWEAWarnerグループなのですね。あんまりレコード会社は詳しくなくって、ありがとうございます。当時ウエストコースト系のロックが好きだったのでAsylumレーベルのアルバムについては特に注目していた覚えがあります。そんなに大きなレーベルではなかったですね。
80年代に入ってたくさんの有名アーチストが急にGeffenRecordに移って驚いたのを思い出しました。
2017年もいよいよ押し迫ってまいりました。今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。よいお年を!
S.MillerはCapitolでしたね。当時は特定のレーベルしかオンエアしない番組もあって、中にはレコード会社提供のもありました。
Asylum RecordはEagles、Linda、J.BrowneのWestCoastを代表するアーティストが所属していました。
D.Geffen設立ですが、彼は80'sに入ってGeffenRecordを設立し、J.Lennonが第一号アーテイストだったと思います。QuarterFlashもGeffenRecord所属でした。デビューアルバムにして大物J.Boylanプロレデュースでした。D.Geffenの力でしょう。
AsylumはElectra/AsylumとしてWEAWarnerグループ(WarnerBros.、E/A、Atlantic)だったので6大レーベルの一部でしたよ。
東芝EMIの曲しかオンエアしないFM番組って知りませんでした^^;提供が東芝EMIだったのでしょうか。
調べたら、スティーブ・ミラー・バンドはほとんどのアルバムがCapitolで、90年代に1枚だけPolydorから出ていました。
レコードレーベルではイーグルスやリンダ・ロンシュタッドのAsylum Recordsというのもありましたね。6大レーベルに比べればだいぶマイナーですが。
クォーターフラッシュのデビュー盤「クォーターフラッシュ」ですね。ちょっと不気味な感じのジャケットでした。
サックスを吹いていたのはリンディ・ロスですね。女性ボーカル&サックス奏者が中心というホント特徴的なグループでした。
「テイク・ザ・マネー・アンド・ラン」、いい曲でしたね。"The Joker"のNo.1ヒットの後が続かなかったのですが、この曲がブレイクの始まりでしたね。
彼らの曲の中では私は「ロックン・ミー」が最も好きかなぁ。
そうですよね。この曲それまでのスティーブ・ミラーの曲とは雰囲気がだいぶ違いますね。でもやっぱりギターは特徴があり、ほかのギタリストとは違うものを持っていますね。
歌詞もちょっと変わったラブソングで面白かったです^^
この曲は、当時日曜日のお昼頃に東芝EMI所属アーティストの曲しかオンエアしないFM番組があって、そこでよう聴きました。Steve MillerはCapitol所属でしたでしょうか。
この頃はFMでもWarner系だけとかCBS系だけとか、特定のレーベルの曲しかオンエアしない番組がありました。当時はWEAWarner、CBS-Epic、Capitol-EMI、RCA、Polygram、A&Mの6大レーベルの時代でしたから。
8位のクォーターフラッシュはサンプル盤を所有してましたが、ジャケットが気味悪いんですよね!?
近年、画像を観て、サックスを吹いてたのは何とリードボーカルの彼女だったと知って驚きました!
8位のクォーターフラッシュはサンプル盤を所有してましたが、ジャケットが気味悪いんですよね!?
近年、画像を観て、サックスを吹いてたのは何とリードボーカルの彼女だったと知って驚きました!
この「ハート~」はアレンジが妙でしたね(絶をつけるほどではない)※個人の感想です
邦題は「ハートは燃えている」。アルバム"Circle Of Love"はなぜか「愛の神話」(^▽^;)。ハートはグルグル回る写真のよう、おまえの元へまっしぐら!って感じの歌ですね。和訳しましたよ。
(PS)もう一曲同名異曲の"Heart Like A Wheel"も和訳しました。こっちの曲の方が歌詞が深いです…合わせてお楽しみ?ください。
http://mettapops.blog.fc2.com/blog-entry-3082.html
私が洋楽を聴き始めたのはhannahさんより一年ほど早いでしょうか。"Rock'n Me"がチャートを上がってきてついに1位になった時、渋いボーカルと特徴あるギターのこの曲が「なんと1位になるとは!」と結構驚いた覚えがあります。次の大ヒット"Fly Like An Eagle"はシンセサイザーとギターのイントロが、すごく新鮮でした。
僕が洋楽を聴き始めた頃は♪Fly Like An Eagle♪とか♪Book Of Dreams♪が流行ってた頃でした。
その後、70's前半に♪The Joker♪や♪Rock'n Me♪のヒットがあることを知り、Bozを聴く過程で60'sからのキャリアを知りました。シンプルですが深みのある独特の音です。特にギターが。彼はギタリストですからね。
この曲、特徴のあるアレンジの曲ですよね。
ダイアー・ストレイツに通じるようなレトロだけど新しい独特の曲でした。
日本では受けないタイプでした、こういった曲が上がってくるアメリカのチャートは面白かったです。
70年代中盤にアルバム「Fly Like An Eagle」と次の『ペガサスの祈り』で大ヒットを連発しましたが、その後話題を聞かなくなって数年、もう消えてしまったかと思ったら、このアルバム「Circle of Love」で復活、次の「Abracadabra」で奇跡の?3曲目の1位を記録する再ブレイクを果たしました。息の長いアメリカでは人気のグループでした。
この曲は、やや地味ですけど、ちょっと癖になる感じのアレンジですね。適度に脱力した感じが魅力です。
Steve Miller、まさにアメリカンロックの大御所の登場です。
確かに日本ではほとんど人気がありませんでしたが、70's中盤に大ヒットを連発しました。
この曲はちょっとペースダウンの感がありましたが、翌年のダンサブルな♪Abracadabra♪の№2、29週間チャートインには驚きでした。