1988年ビルボード Billboard All American Top40、1988年5月21日付、2週目の1位はGloria Estefan and Miami Sound Machineの"Anything for You"。Gloria Estefan and Miami Sound Machineですが、まずは1985年に、Miami Sound Machineとして最高位10位を記録した"Conga"が初のTop40ヒット、1987年に最高位5位の"Rhythm Is Gonna Get You" から、アーチスト名をGloria Estefan and Miami Sound Machineとしましたが、この曲で通算で8曲目のTop40ヒットで、3曲目のTop5ヒット、ついに初のNo.1獲得です。
2位は4位からアップ、George Michaelの"One More Try"。George Michaelですが元Wham!のメンバー、Wham!で6曲のTop40ヒット、ソロになってからのヒット、Aretha Franklinとのデュエットを含め、通算12曲目のTop40ヒットで、Wham!の"Wake Me Up Before You Go-Go"、ソロでの"Faith"など6曲のNo.1を含め、10曲目のTop3ヒットとなりました。
3位は1週間の2位から早くもダウン、Johnny Hates Jazzの"Shattered Dreams"。Johnny Hates Jazzですが、イギリス出身のポップスバンド。デビューアルバムからのシングルで、すでにイギリスでは大ヒットしていましたが、アメリカでは88年になってからチャートを上がり、初のヒットシングルが2位まで上がりました。
4位は6位からアップ、Pet Shop Boysの"Always on my mind"。Pet Shop Boysですが、イギリス出身のポップデュオ。"West End Girls"がいきなりNo.1を記録、さらに、この曲の前のシングルのDusty Springfield とのデュエットシングル"What Have I Done To Deserve This?" が2位を記録、この曲で5曲目のTop40ヒットで、3曲目のTop5ヒットとなりました。
3位は1週間の2位から早くもダウン、Johnny Hates Jazzの"Shattered Dreams"。Johnny Hates Jazzですが、イギリス出身のポップスバンド。デビューアルバムからのシングルで、すでにイギリスでは大ヒットしていましたが、アメリカでは88年になってからチャートを上がり、初のヒットシングルが2位まで上がりました。
4位は6位からアップ、Pet Shop Boysの"Always on my mind"。Pet Shop Boysですが、イギリス出身のポップデュオ。"West End Girls"がいきなりNo.1を記録、さらに、この曲の前のシングルのDusty Springfield とのデュエットシングル"What Have I Done To Deserve This?" が2位を記録、この曲で5曲目のTop40ヒットで、3曲目のTop5ヒットとなりました。
5位は8位からアップ、Samantha Foxの"Naughty Girls (Need Love Too)"。Samantha Foxですが、歌手の前にモデル(ページ・スリー・ガール)としてすでに有名でしたが、歌手としてのデビューシングル"Touch Me (I Want Your Body)" が最高位4位を記録、この曲で2曲目のTop5ヒットとなりました。
この週2週目の1位はGloria Estefan and Miami Sound Machineの"Anything for You"。1位はこの2週間、年間チャートは13位。アーチスト名がMiami Sound Machine からGloria Estefan and Miami Sound Machineと変わりましたが、通算8曲目のTop40ヒットで初のNo.1、これまでで最大のヒットとなりました。
Gloria Estefan and Miami Sound Machineですが、キューバ系のアメリカ人のEmilio Estefan とGloria Estefan夫妻を中心に活動するラテン系ポップスバンド。
まずはMiami Sound Machineとして活動を開始、ファーストアルバムは1977年ですが、アメリカで人気となったのはキャリアを重ねた1987年になってから、9枚目のアルバム『Primitive Love 』、そこからのシングル"Conga"が最高位10位を記録、初のTop40ヒットが大ヒットになりました。"Conga"はこちらをご覧ください→→→
その『Primitive Love 』からは4曲のTop40ヒット、続くアルバム『Let It Loose 』からもこれまで3曲のTop40ヒットが生まれ、この曲"Anything for You" が4枚目のシングルで、バンド最大のヒットとなりました。
このアルバムからのファーストシングルで、最高位5位を記録したヒット曲が"Rhythm Is Gonna Get You" 、こちらをご覧ください→→→
"Anything for You"の曲の作者は Gloria Estefan。プロデュースはEmilio Estefan。夫妻でこの曲を手掛けての大ヒットとなりました。
"Anything for You"ですが、素晴らしいバラードでした。Miami Sound Machineの曲は、ラテン系の、明るいアップテンポの曲が多く、これまでのヒット曲もほとんどがダンス系の曲だったのですが、その中で唯一のバラードヒットが第5位を記録した"Words Get In The Way"、この曲も心に響く曲でしたが、それを上回る素晴らしい胸を打つバラードの"Anything for You"でNo.1ヒットとなりました。
この曲、日本でもヒットして、ラジオでよくかかっていましたので、ご存じの方も多いと思います。アメリカ、日本はもとより、ヨーロッパなど、全世界的な大ヒットになりました。
今週 先週 song / artist
1 1 ANYTHING FOR YOU / GLORIA ESTEFAN AND MIAMI SOUND MACHINE
2 4 ONE MORE TRY / GEORGE MICHAEL
3 2 SHATTERED DREAMS / JOHNNY HATES JAZZ
4 6 ALWAYS ON MY MIND / PET SHOP BOYS
5 8 NAUGHTY GIRLS (NEED LOVE TOO) / SAMANTHA FOX
6 10 I DON'T WANT TO LIVE WITHOUT YOU / FOREIGNER
7 9 ELECTRIC BLUE / ICEHOUSE
8 12 WAIT / WHITE LION
9 16 EVERYTHING YOUR HEART DESIRES / DARYL HALL & JOHN OATES
10 13 TWO OCCASIONS / THE DEELE
11 14 PIANO IN THE DARK / BRENDA RUSSELL FEATURING JOE ESPOSITO
12 3 WISHING WELL / TERENCE TRENT D'ARBY
13 5 PINK CADILLAC / NATALIE COLE
14 17 TOGETHER FOREVER / RICK ASTLEY
15 7 ANGEL / AEROSMITH
16 18 DREAMING / ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK
17 25 MAKE IT REAL / JETS
18 21 CIRCLE IN THE SAND / BELINDA CARLISLE
19 11 WHERE DO BROKEN HEARTS GO / WHITNEY HOUSTON
20 20 MY GIRL / SUAVE
21 23 STRANGE BUT TRUE / TIMES TWO
22 29 FOOLISH BEAT / DEBBIE GIBSON
23 27 WE ALL SLEEP ALONE / CHER
24 30 I STILL BELIEVE / BRENDA K. STARR
25 32 THE VALLEY ROAD / BRUCE HORNSBY & THE RANGE
26 15 PROVE YOUR LOVE / TAYLOR DAYNE
27 33 ALPHABET ST. / PRINCE
28 28 ONE GOOD REASON / PAUL CARRACK
29 40 DIRTY DIANA / MICHAEL JACKSON
30 35 KISS ME DEADLY / LITA FORD
31 31 I'M STILL SEARCHING / GLASS TIGER
32 38 NITE AND DAY / AL B. SURE!
33 42 THE FLAME / CHEAP TRICK
34 19 GET OUTTA MY DREAMS, GET INTO MY CAR / BILLY OCEAN
35 39 DA 'BUTT / E.U.
36 37 NIGHTIME / PRETTY POISON
37 45 NOTHIN' BUT A GOOD TIME / POISON
38 46 BEDS ARE BURNING / MIDNIGHT OIL
39 48 POUR SOME SUGAR ON ME / DEF LEPPARD
40 41 PROMISE ME / COVER GIRLS
1 1 ANYTHING FOR YOU / GLORIA ESTEFAN AND MIAMI SOUND MACHINE
2 4 ONE MORE TRY / GEORGE MICHAEL
3 2 SHATTERED DREAMS / JOHNNY HATES JAZZ
4 6 ALWAYS ON MY MIND / PET SHOP BOYS
5 8 NAUGHTY GIRLS (NEED LOVE TOO) / SAMANTHA FOX
6 10 I DON'T WANT TO LIVE WITHOUT YOU / FOREIGNER
7 9 ELECTRIC BLUE / ICEHOUSE
8 12 WAIT / WHITE LION
9 16 EVERYTHING YOUR HEART DESIRES / DARYL HALL & JOHN OATES
10 13 TWO OCCASIONS / THE DEELE
11 14 PIANO IN THE DARK / BRENDA RUSSELL FEATURING JOE ESPOSITO
12 3 WISHING WELL / TERENCE TRENT D'ARBY
13 5 PINK CADILLAC / NATALIE COLE
14 17 TOGETHER FOREVER / RICK ASTLEY
15 7 ANGEL / AEROSMITH
16 18 DREAMING / ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK
17 25 MAKE IT REAL / JETS
18 21 CIRCLE IN THE SAND / BELINDA CARLISLE
19 11 WHERE DO BROKEN HEARTS GO / WHITNEY HOUSTON
20 20 MY GIRL / SUAVE
21 23 STRANGE BUT TRUE / TIMES TWO
22 29 FOOLISH BEAT / DEBBIE GIBSON
23 27 WE ALL SLEEP ALONE / CHER
24 30 I STILL BELIEVE / BRENDA K. STARR
25 32 THE VALLEY ROAD / BRUCE HORNSBY & THE RANGE
26 15 PROVE YOUR LOVE / TAYLOR DAYNE
27 33 ALPHABET ST. / PRINCE
28 28 ONE GOOD REASON / PAUL CARRACK
29 40 DIRTY DIANA / MICHAEL JACKSON
30 35 KISS ME DEADLY / LITA FORD
31 31 I'M STILL SEARCHING / GLASS TIGER
32 38 NITE AND DAY / AL B. SURE!
33 42 THE FLAME / CHEAP TRICK
34 19 GET OUTTA MY DREAMS, GET INTO MY CAR / BILLY OCEAN
35 39 DA 'BUTT / E.U.
36 37 NIGHTIME / PRETTY POISON
37 45 NOTHIN' BUT A GOOD TIME / POISON
38 46 BEDS ARE BURNING / MIDNIGHT OIL
39 48 POUR SOME SUGAR ON ME / DEF LEPPARD
40 41 PROMISE ME / COVER GIRLS
グロリア、ソングライティングの才能も発揮しましたね〜(^_^)この曲、“You”っていうのはもちろん大好きだけど別れを告げなくてはいけないひとについて歌ってると思いますが、最後の歌詞の“You”だけは…
But sometimes things don't work out right
And you just have to say goodbye…
あなたはサヨナラを言わなくてはいけないの…
と自分を客観的な位置に立たせて、自分に言い聞かせてるのだと思います泣。
コンガとかリズムイズゴナゲチユー、ゲローンヨーフィートにしか興味が持てなかった、というのが正直なところでありました、すみません😫
これの前のキャントステイアウェイもモロに忘れておりました😫
バラードポイのはすべて明るめ、といいますか、涙はそこに出てこないのがマイアミSMの方針なのでしょうかね😃そこはぶれてないですよね。
Gloria Estefanが作る曲は、どちらかというとバラード系の曲が多いのでしょうか。アップテンポの曲は、ほかの人と一緒に作る場合が多いですね。
なるほど、最後の歌詞の“You”は自分のことですか。勉強になります。
Gloria Estefan & Miami Sound Machineですが、明るいアップテンポの曲が続くと、やっぱり飽きちゃうんでしょう。そんな中に、時々バラードが入るといいのですよ。この曲は、Gloria Estefan、単体でもいい曲作ったっと思います。
とはいえマイケルやウィッニーみたいな大御所からの、テレンスにマイアミSMというのは、この頃で言えばフレッシュで流れに竿さしてくれた感じがしたものでした。
(といってもマイアミSMはトップ10が6/8という打率でしたけど…)
やはり大御所、中堅、新進が混ざりあって欲しいものでありんす。
86年のファルコ、プリンスというヘビーな大物からのパーマー氏、ペットボーイズ、もいい流れだと思っていたんですよ。同じ気持ちでしたかな、でもそのあとウィッニーの大きな波が飲み込んでましたな🤪
⭐⛴️さんが昔言われていた、クイーンからのピンクフロイドなんて信じられない❗もまたイイ流れですよね?アルバム派の大物老舗の連続なんてこのときだけですかね?スゴくて笑えますな🤣
そういやテレンス、マイアミSMという流れもジョージさんの波がもうそこまで…。やめて~🐽
そうですか、この頃になると、チャートを毎週追っているわけではないので、流れとはいっても、なんかピンとこないです。すみません。「テレンス、マイアミSMという流れ」というと、Terence Trent D'Arbyさんのことですかね?ちょっとプリンスっぽい人でしたが。
このところ話題の4枚目シングルの№1ですね。
しかも彼らの初の№1。
初Top10の♪Conga♪のようなラテン系のアップテンポの曲が多いですが、バラード系の曲も彼らの売りですね。
次作の♪Don't Wanna Loose You♪もバラード系の名曲でした。
この分じゃ次の「恋愛契約」もスルーされそうな気もしましたのでちょとだけ出してみました。CD💿️も買ったし。アナログならB①の「レッツゴーフォワード」はとても癒しですしね。
セカンドアルバムが大失敗でそのまま消え行く男になってしまったけど、この時点のテレンスは間違いなくアルバム3~4枚は売れそう、と思っていたのですが……。
まさにどんマイケル( ´△`) エーン
そうですね、4枚目シングルで一番売れるシングルとなった、アルバムが一番ヒットするパターンですよね。この曲は聞いてすぐ、売れると思いましたから、一番売れそうな曲を4番目に持ってきたのでしょうか。バラードとアップテンポが、うまい具合に混ざっているところが、このバンドの良いところですね。
Gloria Estefanのボーカル、バラードとアップテンポのどちらもうまく歌いこなしています。
Terence Trent D'Arbyさん、特にダメというわけでもないですが、ちょうどほかに紹介したい曲もたくさんあったので、紹介しないうちに下がってしまいました。ヒットしたのはこのアルバムだけだったですねぇ。
Princeをかなり意識していますよね。