ビルボード・チャート日記 by 星船

1970年代から80年代にかけての特にビルボードのチャートを中心に、洋楽を愛する皆さまにお届けするブログです

1980年1月19日付 ビルボード 全米 Top40 ルパート・ホルムズ Rupert Holmes - Escape

2016-01-24 16:25:56 | 1980年ビルボードTop40
1980年1月19日付ビルボード All American Top40、2位から上がっての1位はMichael Jacksonの"Rock With You"、大ヒットアルバム「オフ・ザ・ウォール(Off The Wall)」から2曲目のNo.1ソングとなりました。

2位は3位からアップ、Captain & Tennilleの"Do That To Me One More Time"。1976年の"Maskrat Love"以来久しぶりのTop5ヒットです。
3位は1位からダウン、12月22日と29日(この当時12月最終週はチャートの発表がなく前の週12月22日付のチャートと同じ順位となっていました)、そして1月12日の3週間の1位、Rupert Holmesの"Escape"。Rupert Holmes、初めてのTop40ヒットでNo.1獲得です。
4位は7位からアップ、Kenny Rogersの"Coward Of The County"。Kenny Rogers、"She Believe In Me"以来のTop5ヒットです。
5位は前週の4位からダウン、Stevie Wonderの"Send One Your Love"。Stevie Wonder、1977年に3週間の1位を記録した"Sir Duke"以来のTop5ヒットです。

この週3位はRupert Holmesの"Escape"。通算3週間の1位で年間チャートは11位の彼としては初めての大ヒットとなりました。
そしてこの曲、1970年代最後の1位としても有名になりました。
ルパート・ホルムズですが、イギリス生まれのニューヨーク育ちのシンガーソングライター、1974年頃から曲を出していましたが、この"Escape"が初めてのヒットで大ヒットとなりました。
"Escape"、オシャレなAORソングなのですが、ちょっと懐かしい感じもするポップロックです。
歌詞が物語りになっていて、歌詞の中にカクテルの「ピニャ・コラーダ」が出てきて話題になりました。
副題が「The pina colada song」となっています。


今週 先週 song / artist
1 2 ROCK WITH YOU / MICHAEL JACKSON
2 3 DO THAT TO ME ONE MORE TIME / CAPTAIN & TENNILLE
3 1 ESCAPE / RUPERT HOLMES
4 7 COWARD OF THE COUNTY / KENNY ROGERS
5 4 SEND ONE YOUR LOVE / STEVIE WONDER
6 12 CRUISIN' / SMOKEY ROBINSON
7 9 WE DON'T TALK ANYMORE / CLIFF RICHARD
8 8 LADIES NIGHT / KOOL & THE GANG
9 5 PLEASE DON'T GO / KC & THE SUNSHINE BAND
10 11 COOL CHANGE / LITTLE RIVER BAND
11 13 THE LONG RUN / EAGLES
12 14 BETTER LOVE NEXT TIME / DR. HOOK
13 16 I WANNA BE YOUR LOVER / PRINCE
14 15 JANE / JEFFERSON STARSHIP
15 20 SARA / FLEETWOOD MAC
16 17 THIS IS IT / KENNY LOGGINS
17 19 DON'T DO ME LIKE THAT / TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS
18 30 CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE / QUEEN
19 21 WAIT FOR ME / DARYL HALL & JOHN OATES
20 22 DON'T LET GO / ISAAC HAYES
21 27 DEJA VU / DIONNE WARWICK
22 6 STILL / COMMODORES
23 10 BABE / STYX
24 28 YES, I'M READY / TERI DESARIO WITH K.C.
25 31 ROMEO'S TUNE / STEVE FORBERT
26 26 THIRD TIME LUCKY / FOGHAT
27 18 HEAD GAMES / FOREIGNER
28 46 DAYDREAM BELIEVER / ANNE MURRAY
29 33 AN AMERICAN DREAM / DIRT BAND
30 32 ROTATION / HERB ALPERT
31 40 FOOL IN THE RAIN / LED ZEPPELIN
32 42 WHY ME / STYX
33 37 FOREVER MINE / O'JAYS
34 34 SAVANNAH NIGHTS / TOM JOHNSTON
35 55 LONGER / DAN FOGELBERG
36 43 YOU KNOW THAT I LOVE YOU / SANTANA
37 41 VOICES / CHEAP TRICK
38 24 NO MORE TEARS / BARBRA STREISAND & DONNA SUMMER
39 51 SEPTEMBER MORN' / NEIL DIAMOND
40 44 DO YOU LOVE WHAT YOU FEEL / RUFUS & CHAKA KHAN

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4 コメント

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ピニャコラーダ (めった)
2016-01-24 19:16:51
トロピカルドリンク、流行りましたねー!ピニャコラーダ、知ったかぶりで注文しました!アルバム「パートナーズインクライム」はどの曲も一癖あるような登場人物が出てきます。ルパートの次のシングル「ヒム」、そして「アンサリングマシーン」も聴き応えのある曲たちです!
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エスケイプ (星船)
2016-01-24 22:20:34
めったさんこんばんわ。
「ピニャ・コラーダ」、当時全米Top40でも話題になりましたね。でも実際に私が飲んだかどうか記憶にないのです。田舎の大学だったのでそんなしゃれたカクテルなかったのかもしれません。
「エスケイプ」は曲も良かったけどいろんなことで楽しい曲でしたね。
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ライトゥミーアンデスケイ (太ったボンジョビ)
2019-01-25 23:48:21
初めて買ったLPがパートナーズインクライム
エスケープはそんなでもなかったけど、ヒムのメロディについ…
タイトル曲のパートナーズインクライムと、アルバムラストのなんちゃらトラストという曲がスリリングな感じでした
あとからホルムズの顔は白人としてはありがちの連続殺人者みたいだなあとも思いましたが失礼ですね
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"Him"も (星船)
2019-01-27 20:44:12
太ったボンジョビさんこんばんは。
Rupert Holmesですが、"Escape"でいきなりの大ヒットでした。ある爆破聞いたことがありませんが、次のシングル"Him"も良い曲でしたね。その後が続きませんで残念でした。
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