朝井リョウの『スター』を読んだ。
尚吾と絋が共同監督として大学のサークルで作った映画が映画祭でグランプリを受賞。大学卒業後、尚吾は映像制作会社へ入社し映画製作に携わり、絋はYoutubeの制作の仕事へ。同じ映像を扱う仕事でも、対極にいる二人。それぞれが、どこへ向かって行けばいいのか悩みながら仕事をしていく。
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若い時に進むべき道についてここまで考えられるなんてうらやましい。アツいなぁ。なかなかに考えさせられる作品で、読み応えあり。たびたび語られる「心の問題」というのが著者なりの答えなのだろうなぁ。