江國香織の『号泣する準備はできていた』を読んだ。直木賞受賞作。
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かなり短めの12篇の短編が収録された作品。「住宅地」を除いてすべて一人の女性の視点で描かれていて、そのストレートな心情がたんたんと語られる。多くの作品でお酒を飲むシーンが登場するのが印象的。
それなりに楽しく読めはするものの、わたしはどのお話にも入っていけずにちと喰い足りない印象。例外的なお話の「住宅地」が一番印象に残ったなぁ。
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