今日の写真はニックが撮影しました。私はここまでは行けません。行ったらスキーで滑り降りなければならないので。
ニック曰く、「今春の北海道は我が人生最高の雪。ルスツが最も忘れがたく、ヒラフ、アンヌプリも楽しんだ。帰ってすぐ長野へ行った。志賀高原で猿に遭遇した。車道に出て来た猿は中々動かない。ハローハローと声を掛けたら、じっとこちらを見ていたよ。スキー中に樹氷の森で日本カモシカにも遭ったが、写真は撮れなかった。」
村上春樹の『品川猿』とその続編の『品川猿の告白』を読みましたか? 最高に面白く寂しく心に残るストーリー。私のイメージしてた品川猿とこの信州猿は割と近い。そう言ったらニックが、「猿の風貌を色々と想像する事が出来るの? 猿は猿だろう。」と言いました。いやいや。品川猿は特別に人懐こい猿なのです。人恋しいとすら言えるでしょう。車を止めて側に座ったら親しくなれたかも。この信州猿と品川猿の違いは、殆ど性別だけですね。何かピンと来るものがあります。