夜中に床下で妙な音がするので、見に行った。床下と言っても地下室のように周囲が囲われ小さな木戸がある。朝顔の蔓を払って戸を開けて中へ入り、懐中電灯で照らすが何も無い。今まで気づかなかったその奥に更に小さな木戸が見えた。昔気の狂った人が自宅監置されていた、つまり座敷牢です、という声が蘇った。絶対にこの戸は開けたくない、と思った所で目が覚めた。
ホラー映画の見過ぎだ。座敷牢云々の部分は完全な私の脳の作り出した情報で。でもこの一帯の家には床下部分に地下室的な小部屋と小さな木戸が多く見受けられる。上人坂奇譚が書けそうかも。
↑これって秋の繁忙期あるあるで、仕事の〆切の忙しい日々に限ってホラーな夢を見てホラーが書きたくなる。
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元藍生国際部の菫振華さんが、素晴らしい書籍を作っておられる。素晴らしい方々により多角的に語られる龍太とその句を味わうと共に、俳句の歴史や句作法も学べる。非常に役に立つ一冊だ。
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