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ミセスローゼンの上人坂日記

稲育つ妊婦の腰の辺りまで

俳句甲子園、凄まじかったなー。すごい迫力やった。でもかわいかった。どっちも、自分の子供と同じくらい愛おしかった。本気だし、生意気だし、初だし、賢いし、ね。
一番いいことは、人の話をじっくり聞けること。相手の話を聞いて、答える。これができない人がどんだけいるか。彼らはすでに、コミュニケーションの達人。
高校生らしい句にとらわれず、一作家として勝負すると宣言した開成。虚子みたいな大胆な、シンプルな、のびやかな、本格派の、伝統俳句ぽい句が多かった。大家みたいな句なんだけど、ところどころから若さと育ちのよさが滲み出すみたいな。言葉の力を信じて、すっと身をゆだねるみたいなね。美しいなあ。好きだなあ。
いっぽう、松山東は、写生に徹してた。目で見て、心に問うて、また見る、みたいな、丁寧な、基本の積み重ね。千本ノックみたいな。頭が下がった。言葉が思いを越えないぎりぎり崖っぷちで、踏みとどまる。チキンレースだよ。どこまで行けるか、命がけで挑戦する。感動したなあ、彼らの勇気に。
ニックが日々やってることと、まったく同じなんだよね。彼らはすでにプロフェッショナルだよ。

おめでとう!
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