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ニックのお供で今年も香港に来た。同じ宿。同じ会場。同じ審査員団に、同じスタッフの顔ぶれ。今年もお帰りなさい、的おもてなし。おもてなしと言へば松山の俳句甲子園では、山口県徳山高校が開成を破り優勝したらしい(杉山久子ブログ)。
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年に一度の行事となってゐる「北京ダックを食べにペニンシュラホテルへ行く」。
去年私とニックが北京ダックを食べに行くシャトルバスに一緒に乗り、「香港に来たらやっぱスーツを作らなきゃな」と言っていたある審査員が、その時作ったスーツを今年着て参加してる。こういう風に物事は毎年の積み重ねで出来ていくのであるなあと、根無し草の私は感心してしまう。すっごくお年寄りの審査員が何時かの年にはお見えにならなくなり皆でその方を惜しむ、なんて事も起こる。何時か私とニックも惜しまれるだらうか。人と交際するのは骨が折れる。正直であればあるほど困難がある。しかし時々人交わりをしなければ俳句も出来ないし、誰にも惜しまれない死も何だか寂しい気がするから、頑張って笑って営業もしよう。