ミセスローゼンの上人坂日記

薔薇仰ぐ小人の如く幸せに



森村誠一サスペンス おくのほそ道迷宮紀行
TBSテレビ6月11日 夜8時から。

俳句に事件を解く鍵の一つが隠されている……という刑事ドラマの監修を手伝った。問題の俳句は、姉と私と作家俳人の美杉しげりさんと三人で頭を突き合わせて考えた。芭蕉の句を本歌取りして、さらに事件を解くヒントが隠されてなければならない! こんな俳句を作ったのは生まれて初めて! 最後は姉がバシッと添削を決め、姿も整ったミステリー俳句が生まれた。句会場面で使われる俳句も全て我々が作った。披講する役を私がする事になった。事前に句会を体験した三人のスタッフ以外は句会を見た事がない。句会場面の小道具とか、俳優さんたちの発音指導とか、エキストラへの演技指導とか、監修という仕事は結構色々あるものだと知った。



私が俳句を披講する場面では、「もっと雅やかに歌って下さい。」という注文をされて困った。俳句は歌いませんから、百人一首じゃないですから、と言っても、監督さんには監督さんの仕事がある。句会の中で何かが起こる、それにつなげるため句会を盛り上げる必要がある。詳しくは言えないが、見て貰えば分かる。それで私は、リアル句会でやるギリギリみたいなところで出来る限り俳句を歌った。相当恥ずかしかったが、頑張った。しかしスキーでもそうなのだが、当人は猛スピードで直滑降したつもりでも、ヴィデオを見るとスローモーションみたいに遅い、という事があるから、意外とごく普通に披講しているかもしれぬ。まあそこはともかく、謎解き場面の俳句をご覧あれ!!
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