我が家は富士山の中にあるので、逆に富士山が見えにくい。頭しか見えない。
上海へ行く前夜、成田のあるホテルに泊まる。名前は言えないが、外国人の旅行予約ウェブサイトで有名なHaunted Hotel (幽霊ホテル)である。例えばあるパイロットのコメントでは、ツインルームに独りで泊まっていると、小さな男の子の声で「Play with me! (遊んでよ)」と、電話がかかって来るそうだ。また夜中に目覚めると、空きベッドに少年が座っていて、遊んでよ、と手招きするらしい。ヒュうううううう。めっさ怖。対処法は、ツインベッドの片方に荷物を置くなりして空き状態じゃなくする事だって。そういうの聞くとマジリアル。で、このホテルを見つけたニックは、今回わざわざ、ホラーファンの私の為に予約してくれた。ツインベッドの一つにぎゅう詰めに二人で寝て、もう一つを空き状態にする！ あああああ楽しみだけど、この恐怖に耐えられるだろうか。富士急ハイランドの幽霊病院「絶叫戦慄迷宮」を四分の一地点でリタイヤした私に耐えられるのか？ ドキュメンタリータッチで人気ホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」みたいに、一晩中ビデオを回しっぱなしにして寝ようか？ 少年が映ってたらどうする？ 素朴な疑問だが、その少年は常に英語を喋るのか？
