塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2018年、22年のワールドカップ開催国が決定

2010-12-03 01:33:53 | 日記
 先ほど2018年のワールドカップがロシア、2022年はカタールで行われる
事が決定しました。

 2018年のロシア開催は、非常に妥当な結果だと思います。

 初開催という彼らの言い分に加えて、ロシアは常連とは言えないまでも、ワールド
カップや欧州選手権に出場してきた経験もあります。

 ただロシアリーグの質の向上は顕著ですが、スタジアムを含む周辺整備がまだ整って
いないそうですから、代表の強化と共に今後は施設面の整備が大きな課題と言えそうで
す。

 そしてロシア以上にカタールは、今後難しい局面を迎えるでしょうね。

 その難しさとは、かつて日本が1997年に味わった

 「開催国に決定した国は、それまでに必ずワールドカップ出場を果たしている」

 という一種の暗黙の了解です。この了解は大きな足枷となり、日本はフランス大会
出場を果たすまで、本当に大きな

 「生みの苦しみ」

 を味わいました。その苦しみを今度はカタールが味わうのかもしれません。

 カタールと言えば、

 「日本で活躍した外国人選手を引き抜く事」
 「2000年代に入ると欧州で名を馳せた名手達を積極的に獲得する事」

 の2点が印象的ですが、代表を整備するには選手の質の向上と、代表監督の選出が
大きな要因となります。

 カタールの選手達が自国やUAEだけでなく、アジアならば日本や韓国、そして欧州
など今後10年でどれだけ海外で経験を積めるかも、大きな課題と言えそうです。

 帰化選手を生む、欧州から名手(でも高齢)を獲得する方法のみでは、やはり効果的
な強化とは言えないでしょうから。
コメント
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