塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

定価の持つ意味

2010-12-07 01:06:01 | 日記
 最近「定価」の持つ意味がわからなくなってきました。

 例えば僕の勤めるスーパーも、今では年中バーゲン状態ですし、職種に関わらず
今の日本からは完全に

 「季節感」

 が消えてしまいました。

 僕がよくでかけるスリフトや古着屋は、バイヤーが商品を仕入れるのではなく、
消費者が持ち込みで衣類を売る「リサイクル」に近い形の運営なので、買い取った
品を捌くために以前買い取った品、売れ筋ではない品はセールの対象にしています。

 でも基本

 「質の高い品は高額で当たり前」

 だと僕は思います。

 例えばメッシをバルセロナが安売り、もしくはフリー・エージェントとしての離脱
を許すでしょうか?

 そんな事はまず考えられませんし、まずファンがそんな横暴を許しません。

 また昨年の夏ロナウドがレアル・マドリーに移籍が決まった際、移籍金の130億円
が大きな話題になりましたが、ロナウドにはどんなにアンチ・ロナウドのファンであって
も、有無を言わさぬ説得力、言い換えればそれだけの資質が彼には備わっているわけです。

 バーゲンは確かにありがたいかもしれませんが、バーゲンに慣れきってしまうと、

 「この商品もいずれは安くなるだろう」

 と消費者が定価で買う事を拒んでしまいます。つまり企業の収益が鈍ることになります。

 僕も古着が値下がりするのを待つ事が多いので、他人の買い物方法に文句はつけれません。

 それでも店が物の値段を下げ続ける事には限界がありますし、僕も買い物の方法を再検討
したほうが良いかもしれません。
コメント
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