塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

インテル、マゼンベを破り世界王者に輝く

2010-12-20 02:04:38 | 日記
 「ああ、やっぱり優勝したんだな。」

 僕は昨日仕事だったため、テレビ中継のあったクラブ・ワールドカップを見ること
なく就寝し、起きてからインターネットでインテルがクラブ世界一になったことを知
りました。

 でもチャンピオンズ・リーグ優勝時に味わったような

 「昂揚感」
 「達成感」

 は自分の中に感じる事ができず、むしろインテル優勝の喜びを淡々と味わっていました。

 これはどういうことかと言いますと、恐らく欧州王者への道のりの方が、世界王者になる
ことよりも難しく、そして長い為だと思います。

 クラブ・ワールドカップで欧州王者が優勝するには、2試合行う必要がありますが、逆に
言えば2連勝すればどんな勝ち方でも世界一になれます。

 しかし欧州王者になるにがグループリーグから厳しい戦いが待ち受けている上、国内リーグ
の日程も考慮しなくてはいけません。

 同時に代表選手は代表とクラブの長距離移動に耐えなくてはいけませんし、仮にロシア
やウクライナへのクラブと戦う際は、遠征は気候条件が整わない、厳しい条件が待ち受け
ていますから

 「セントラル方式」

 で一箇所に留まることができるクラブ・ワールドカップは、むしろ選手達にとって歓迎
すべき条件なのかもしれません。

 僕が嬉しかったのはインテルが優勝したその喜びを、負傷でこの大会を棒に振ったサムエル
に捧げる趣旨を、サネッティやベニテス監督が口にしていたことです。

 これだけの団結力があれば、セリエAで先を行くミラン、ラツィオに追いつくことは出来る
でしょうし、これからのインテルには世界王者に相応しい戦い方が期待されます。
コメント
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