塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2010年Jリーグ最終節を迎えて(2)

2010-12-05 01:54:45 | 日記
 トピックスその3

 どんなに熱心なヴィッセルのファンでも、埼玉スタジアムでレッズに4-0の
完封勝利を飾れるとは予想不可能だったはずです。

 最終節にして彼らは2010シーズン、最高の戦いをファンに披露しました。

 でも僕は疑問点があるんですよね。

 それは彼らが奇跡の残留を勝ち取ったことではなく、どうして1年通じて今日の
ような試合を続けることができないのか。という点が腑におちないのです。

 確かに欧州でも

 「ヨーヨー・クラブ」

 と呼ばれる、降格と昇格を繰り返すクラブは存在します。

 でもそれは欧州では日本以上に各クラブ間の貧富の差が激しく、地方クラブは新戦力を
レンタルでかき集めただけであったり、無名は故障あがりの選手を獲得するしか方法が無
いなど、クラブの間で約束事がままならない時があります。

 また選手の質が1部にそぐわない。という点もあるでしょう。

 しかし日本では協業と中位、下位のクラブとの実力差は決定的というわけではないはず
ですし、やはりフロントの選手補強や監督選びも、成功か否かの大きな鍵を握っています。

 和田監督を残すのか、ボッティやポポに変わる外国籍の選手を獲得するのか現段階では
わかりませんが、ヴィッセルにしては

 「終わりよければ全てよし」

 のシーズンになりました。

 トピックス4

 FC東京にとっては予想だにしない結末となりました。

 しかし彼らに「緊張するな」「焦るな」という方が無理な話で、平山もシュートの際余分
な力が加わっていたのかもしれません。

 FC東京のフロントが来季の構想をどう考えているかわかりませんが、主力を数人売却し
て補強費を稼ぐのか、それとも今の陣容を維持するようにつとめるのか。その点が焦点になる
と思います。

 ただ今野と権田を含む代表クラスの選手達が、自分の未来をどう判断するかも強化の鍵を
握ります。
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2010年Jリーグ最終節を終えて

2010-12-05 01:44:10 | 日記
 2010年のJリーグも昨日で全日程を終了したので、最終節を見た僕の感想を
書き連ねてみたいと思います。

 トピックスその1

 カズが先発フル出場を果たしたトリニータ戦で、鮮やかにゴールを奪いました。

 トラップ、ターン、シュートまでの一連の動作に全く無駄がなく、カズの日頃の鍛錬の
凄さが垣間見れました。

 途中トリニータの選手と交錯し、うずくまりながらも立ち上がった際には、敵地トリニータ
のファンからも大きな拍手を浴びたカズ。

 やはり今でも日本サッカーの「顔」であり続けています。

 トピックスその2

 ジュビロの前田が2年連続で得点王に輝きました。

 2年連続での得点王はリーグ初の快挙ですし、中山、高原、そしてグラウとジュビロの
歴代のFW達と遜色無い存在感を醸し出しています。

 前田選手の奮闘に、心からの敬意を表したいと思います。

 しかし記者会見での質疑応答だけは残念でした。

 彼自身が答えていたように、2-6の惨敗の後の会見では表情が硬くなるのは当然ですが
カズのように時にはユーモアを交えながら、真摯に質問に答えていただけると、ファンも記
者もありがたいと思うので。
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