塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

F・マリノスの主力カットについて思う事(2)

2010-12-06 22:29:35 | 日記
 僕は今回のF・マリノスの主力カットを見ていて、かつてのジェフを思い出しました。

 ジェフも2007シーズン終了後、山岸、羽生、佐藤といった代表クラスを一気に放出
してファンの大顰蹙を買いましたが、今回のF・マリノスも再建プランがどこかで狂って
しまったなら、いずれ降格の瀬戸際に追い込まれるかもしれません。

 F・マリノスは主力をカットして得た資金で、新外国人選手を補強したいと考えている
ようですが、もし外国籍の選手の

 「アテ」

 が外れたならどうするつもりでしょうか?

 外国籍の選手を獲得するといっても、他のJ1のクラブから引き抜くのか、それとも
現地にスカウトを派遣するのかわかりませんが、どちらにしてもリスクを背負わねばな
りません。

 またこれだけの主力が離脱すれば、それだけ選手層が薄くなることを意味します。

 確かに小野という逸材を活かすには、ベテランのしがらみが厄介なのかもしれませんが
小野を盛り立てるには中村だけでなく、山瀬のスルーパスやドリブル、波戸の守備など
多くの要素が不可欠のはずです。

 選手をカットすれば確かに人件費は減ります。

 でも結局選手を補強して穴埋めをするには、人件費が必要となります。

 F・マリノスの首脳陣は、同じ給料を払うなら選手の顔触れを一掃して、新鮮な顔触れ
で新しい旅立ちを果たしたいと考えたのかもしれません。

 ただファンの心中を思いやると、このまま改革が終わるとも思いません。

 シーズンチケットやグッズ収入の減少があるかもしれませんし、解雇した選手達を目当て
にスタジアムに通っていたファンも多いでしょうからね。

 F・マリノスのフロントには、資金の有効活用が求められますね。
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F・マリノスの主力カットについて思う事

2010-12-06 22:15:31 | 日記
 今世間を騒がせている横浜F・マリノスの主力数名の解雇問題ですが、僕は恐らく
世代交代というは表向きの発言で、フロントの本音は人件費のカットなのだと捉えて
いますが、実際はどうでしょうか。

 F・マリノスは日産とナイキの2社から、相応の額の金額を頂いていると僕は思って
いましたが、実際は異なるのかもしれません。

 クラブの生え抜きの松田がリストアップされた背景には、彼の選手の質ではなく、彼
の個性、言い換えれば

 「我の強さ」

 が根底にあったようですから、その松田の個性を活かしたいというクラブがあれば、
彼の移籍先はすぐに見つかると思います。

 (ジーコが代表監督だった際、松田が断りもなく代表を離脱した事があったと記億
 しています。

  彼の鼻っ柱の強さがここまでの道のりを支えてきた事は確かですが、一方で周囲に
 わがままという印象を植え付けてきたのかもしれません。)

 F・マリノスが中澤と中村の2選手を残した背景には、このふたりにはお金を払って
でも良いから、残留して欲しいと思ったからでしょう。

 まず両者共にスキャンダルを起こすような選手ではありませんし、何より練習と調整
を怠らない姿勢が非常に評価されています。

 ですから若手や新入団選手の手本として期待されていることは間違いありません。

 またこれは単なる僕の推測ですけれど、カットした選手達よりも中村と中澤のふたり
の方が、

 「スポンサーやファンの信頼を得られる。」

 とフロントは判断したのかもしれません。

 生え抜きの木村監督と復帰した中村にとって、2年目の2011シーズンは向かい風
のシーズンになるかもしれません。
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FC東京DF森重の苦しみ

2010-12-06 19:51:09 | 日記
 僕のように贔屓クラブが昇格を果たして喜んでいる人間がいる一方で、サンガと
ベルマーレ、そしてFC東京のファンは、張りあいの無い日々を過ごしているのか
もしれません。

 しかし降格したことで一番うなだれているのは選手たちでしょうし、その中でも
FC東京の森重真人は今、そうとう落ち込んでいるのではないかと思うのです。

 何故なら森重は昨シーズンはトリニータで、今季はFC東京で2季連続のJ2降格
の悲哀を体験した事に加え、同じくトリニータから移籍した金崎が、グランパスエイト
で優勝を味わう瞬間を目撃する形になりました。

 これでは肩を落とさない方がどうかしています。

 僕は森重は日本代表に必要な人材だと考えています。

 今日本のCBは屈強なストッパータイプは揃っていますが、かつての宮本恒靖のように
相手FWとの駆け引き、試合の流れを読む目と適切なライン・コントロールができる

 「リベロ」

 タイプのCBが不足ぎみだと思うのですが、森重は宮本の後継者に最適の人材だと思い
ます。

 僕は森重が栗原や槙野、VVVの吉田などと代表のレギュラーを競ったなら、ザッケロ
ーニ監督も戦術の幅が増えますし、より臨機応変な戦い方ができると考えていたのですが。

 2010年のサッカー・マガジンの選手名鑑で、森重は今季の目標を

 「リーグ優勝」
 
 と宣言していたのですが、開幕前はそれだけの手ごたえがあったのでしょう。

 このオフに彼がどんな決断を下すのかわかりませんが、ファンならば気になるところで
しょうね。
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長野パルセイロJFL昇格を果たす(3)

2010-12-06 11:53:35 | 日記
 改めまして長野パルセイロの選手、スタッフ、そして薩川監督JFL昇格おめでとう
ございます。

 パルセイロは昨日の夜9時から、ファンに向けて昇格の報告会を行ったそうですが、多く
のファンが詰め掛けたようですし、信濃毎日新聞が号外を発行するなど、パルセイロのファン
にとって、昨日は慌しい1日になりましたが、こんな嬉しい瞬間なら何度でも体験したいです
ね。

 僕は仕事上なかなか観戦に出向けませんし、ファングッズもタオルマフラーしか持っていな
いしがないファンですが、パルセイロを応援することができて本当に嬉しく思っています。

 僕はひとりで観戦にでかけますから、スタジアムで誰かと落ち合う、隣の方と触れ合う事は
全く無いのですが、それでも南長野運動公園にシャトルバスで降り立った瞬間は

 「今日のお客の入りはどうだろう?」
 「皆随分前から来ているな」

 など色々な事が頭をよぎります。

 今日の信濃毎日新聞は、これまでにないスペースをパルセイロのJFL昇格について割い
ていますし、来季の信州ダービーを含む両クラブの詳細を、事細かく報道してくれるに違い
ありません。

 ただパルセイロもこれから戦力外の選手に通告をせねばなりませんし、新戦力の補強も
考える必要があります。

 もしかすると外国人選手の獲得も視野に入れているかもしれません。

 でも2010シーズンを戦いぬいた選手達には改めて感謝しますし、喜びを噛み締めて欲
しいと考えています。
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長野パルセイロJFL昇格を果たす(2)

2010-12-06 01:59:09 | 日記
 今季の北信越リーグの頃と比較して、パルセイロのファンの数が増してきた気が
します。

 ご覧になった方も多いと思いますが5日の信濃毎日新聞の33面には、パルセイロ
を応援するファンとして、82歳と61歳の女性ふたりが紹介されていました。

 巡回指導やイベントへの参加など、クラブと選手達が地道に行なってきた運動が、
確実に地域の方の生活に根ざしつつあるという、良い証拠だと思いますし心強い存在
が増えましたね。

 JFLで戦うと言う事は、北信越リーグよりも遥かに多くの試合をこなします。

 つまり観客動員やシーズンチケットの売上が増えれば、それだけクラブの収益が上がる
わけです。

 しかしその一方で以下の2点

 「宿泊費などの遠征費用」
 「プロ契約選手を含む選手のサラリー高騰」

 というリーグのレベルが上がるに連れて、避けては通れない金銭問題も浮上します。

 必ずしも大口のスポンサーが見つかるわけではありませんし、松本山雅と同じステージで
戦う以上、信州ダービーを含むテレビ放映権という新たなビジネスが生まれるかもしれませ
んが、やはり収入の基本はチケット代でしょうから、パルセイロの名が浸透してきたことは
クラブにとって有意義な出来事と言えます。

 パルセイロはポルトガル語で

 「友愛、友情」

 を意味しますが、こうして老若男女応援するクラブに成長していく姿を見れることは、勝敗
以上に価値のある出来事だと思います。

 冒頭で紹介したふたりの女性は、新たな「生きがい」を見つけた形になりますね。

 パルセイロの試合にはちびっこ達が多く詰め掛けるのですが、お年寄りや外国の方も見て
いただければ、更にクラブが勢いづくことでしょう。
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