塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

果たしてカカの決断は如何に?

2010-12-29 21:16:23 | 日記
 今日29日、インテルは新指揮官レオナルドを初披露しますが、レオナルドの
就任によって

 「レアル・マドリーからカカがインテルに移籍するのではないか?」

 という噂が更に熱を帯びています。

 その一方で

 「カカがインテルに行くことはないだろう。仮にレアルから移籍することを決断して
 もチェルシーを移籍先に選ぶはずだ。指揮官のアンチェロッティとカカは友好関係に
 あるからだ。」

 という非常に説得力のある話もあります。

 僕はカカがインテルに来る可能性はあると思います。

 しかしインテルがカカを獲得できたとしても、解決せねばならない問題が生じます。

 それは
 
 「カカとスナイデルをどう共存させるか?」

 という問題です。

 例えば4ー4ー2の布陣で2トップをミリートとエトー、両翼に彼らふたりを配置させ
る事が一番の解決方法かもしれません。

 しかしレオナルドが昨シーズンのミラン同様3トップを示唆した場合、CFに戻りたい
エトーを左翼で使い、右翼にカカー、トップ下にスナイデルという布陣も考えられますが
そうなるとパンデフが不満を漏らすようになるかもしれない。

 僕が考える範囲では、カカの獲得はインテルに利益よりも多くの

 「問題」

 をもたらすような気がします。

 もちろんこの問題はカカの人間性や選手としての資質にあるのではなく、あくまでイン
テルとレオナルド監督の考える

 「メカニズム」

 にあるわけですが、果たしてカカがどのような決断をするのか、マドリーのファンでなく
とも気がかりです。
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平山が魅せた美しいオーバーヘッド

2010-12-29 21:00:53 | 日記
 今日の天皇杯で平山相太が魅せたオーバーヘッドキックの美しさは本当に見事
なもので、僕は来た瞬間に

 「何だこれ!!」

 とテレビに向かって叫んでいました。

 オーバーヘッドキックやジャンピングボレーなどのアクロバティックなシュートは
キャプテン翼のような漫画の世界のみでの出来事だと以前は考えていましたが、今は
これらのダイナミックなプレイを、近くで楽しめるようになりました。

 今日の天皇杯の敗戦をもってFC東京の2010シーズンが全て終了しましたが、主力
がそのまま残留するようですから、来季のJ1昇格は必須事項といっても良いでしょう。

 今日のスポーツナビが
 
 「リカルジーニョが契約満了の為退団」

 する旨を伝えていましたが、GKの権田が降格が決まった最終節に既に残留を表明する
など、選手達が胸のつかえを取り除くには、残留してJ1に昇格する以外、方法が無いの
かもしれません。

 こうした際は代表クラスの選手の動向がいつも注目されますが、今野、米本、そして平山
の胸のうちも既に決まっているのかもしれません。

 2000年はレッズの小野
 2006年はレイソルの玉田

 当時代表の主力を担っていた選手達は、クラブの降格と移籍の狭間で激しく揺れ動きまし
たが、前者は残留、後者は移籍の道を選びましたが、どちらにしても外野が声を荒げても仕
方がありません。

 選手はひとりのプロとして、残留か移籍かを決断します。

 ですから僕たちもその判断を尊重しないといけません。
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山梨学院の強力FW

2010-12-29 18:01:42 | 日記
 いよいよ明日から全国高校サッカー選手権が始まります。

 山梨学院が連覇をするのか、それとも前評判がすこぶる高い野洲高校が派遣を奪回
するのか、新たな強豪校が誕生するのか、見所は尽きませんね!!

 さて前回大会で山梨学院が勝ち進むにあたって、あるひとりの2年生FWが話題になっ
た事を、皆さんは覚えていますでしょうか?

 その選手の名前は

 「加部未蘭」
 
 彼の名前「未欄(みらん)」の由来が、彼の父親がACミランの大ファンで、息子に
「未蘭」と名づけたエピソードで、大きな注目を集めたんです。

 僕は彼の家族も凄いと思いますが、加部選手はもっと凄いと思うのです。

 例えば僕はインテルのファンですが、仮に息子が誕生しても名前を例えば

 「印輝(インテル)」

 にしようなどとは微塵も思いませんし、第一に僕と妻の両親、そして妻の誰もが反対
するでしょうし、単に僕のわがままなだけです。

 もし「印輝」という名前が許されても、僕が彼の人生を束縛することは両親といえども
許されることではありません。

 彼がサッカーではなく他のスポーツを選んだら、僕ががっかりしてしまうでしょうし。

 でも加部選手はその名前にふさわしくサッカーの虜になり、前回大会では見事優勝の
立役者になりました。

 今では地元ヴァンフォーレから強化指定選手に指名され、プロとしての器も備わっている
様子です。

 これで将来もしミランに移籍したなら、これこそ出来すぎた話ですが、加部選手が名前だけ
でなく、実力も備わっていることは間違いのない事実ですから、対戦高のDFは手を焼くでし
ょうね。
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学校体育との連携を考える

2010-12-29 17:48:04 | 日記
 今日中学の頃から親交のある友人と久々に語らい、時間を忘れて楽しみました。

 彼の実家は僕の住む千曲市にあるのですが、普段は勤務先の横浜に住んでいます。

 暮れをふるさとで過ごす為に帰省してきたんです。

 僕と彼は中学時代卓球部に入部し、それ以来22年間の付き合いがあります。彼は今
教員になっていて部活の顧問として「卓球部」を引率しています。

 でも彼曰く

 「横浜で卓球大会を開いたら1500人近い生徒が参加するんだ。だから待ち時間を
 過ごす為に携帯ゲーム機を持参する子が多くて、引率にも一苦労だよ。」

 と漏らしていました。

 彼は年明け文章で、

 「試合会場の分散化」
 「学校施設を使えるよう働きかける」

 ことを地元の卓球協会に要望しようと力を込めていましたが、1試合を戦うのに5時間
待ちは確かに尋常ではありません。

 サッカーの世界でも地元の学校との連携や、学校施設の解放はこれから最重要課題にな
ってゆくはずです。

 サンフレッチェが地元の高校と連携し、ユースの選手達の教育面に力を入れている事は、
今まで何度かテレビでも紹介されてきましたし、週末の校庭をサッカーに限らず、各種
スポーツの為に提供してもらえたら嬉しいですね。

 でも学校側からすると、使用した後のメンテナンス、何か破損が見つかった際の保証な
ど、解決する糸口が見つからない限り、提供することは困難の様子です。

 欧州はサッカークラブが複数のスポーツを抱えていて、サッカーに限らず他のスポーツ
を支援するファンの方とも交流があります。

 ですので欧州のようにサッカークラブが

 「総合スポーツクラブ」

 として地域の拠り所になる事ができれば、学校体育の場に施設やインストラクターを派
遣できるかもしれませんし、先生たちも部活の引率を自分の時間や授業の準備に当てるこ
とができるなど、僕たちが考えている以上に大きなメリットがあるかもしれません。
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