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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

長友の著書が海外からも注目を集める

2011-06-03 21:28:26 | 日記
 三本コーヒーで今日の「日刊スポーツ」を読んでいると、長友祐都の自伝

 「日本男児」

 がイタリア語でも出版予定という記事が掲載されていました。

 海外サッカーの選手、監督の自叙伝の翻訳が日本でも人気はありますが、日本人選手の
自叙伝が海外で翻訳され、出版されるという話は聞いた事がありません。

 例えば小松成美氏が中田英寿に関する著作

 「誇り」
 「ジョカトーレ」

 など幾つか手がけていますが、イタリアで最も成功した彼でさえ、その作品が翻訳され
たという話は聞いていませんから、現地イタリアのファンもどうして長友が短期間で

 「世界的名手」

 に成長できたのか、その背景を知りたいのでしょう。

 長友が

 「日本男児の売上を全額震災の復興支援にまわす」

 と表明したことは既に知られていますが、海外版の売上もそうなるのでしょうか?

 長友がどんなに疲れていてもメディアから逃げることがないのは、自分が体格的に恵まれて
おらず、その不利な部分をどうやって覆してきたか多くの方に知って欲しい。

 そう思っているからだと僕は推測します。

 今インテルの首脳陣は

 「良い補強をした。」

 とひどくご満悦だと思います。

 彼の獲得にはミランも動いていたようですし、宿敵を出し抜いた形でもありますしね。
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広がるパルセイロの支援の輪

2011-06-03 21:15:12 | 日記
 オレンジ・ペコー(美容院)
 レオパレス21(不動産屋)
 三本コーヒー(喫茶店)
 さくら屋(定食屋)
 文具の青山(文具店)
 
 今挙げたこれら5つのお店は何かと言いますと、今日長野にでかけた際に見つけた

 「長野パルセイロ支援店舗」

 です。

 軒先にはパルセイロのオレンジジャージが飾られ、

 「私たちは長野パルセイロを応援しています。」

 というメッセ-ジも付けられています。

 オレンジ・ペコーさんが以前からパルセイロを支援していたことは有名で、バドゥ夫妻
も利用経験があるようです。

 でも市内の店舗がこれだけパルセイロの支援に参加して頂いていることに僕は今まで
気づいていませんでした。

 自販機の設置ではキリンビール長野支社、そしてスポンサーとして長野都市ガスさんを
はじめ、多くの関係者の方がパルセイロを支えていることを、改めて痛感します。

 そして僕は三本コーヒーさんでブレンドコーヒーと、それは美味しいチョコレート・
ケーキをたいらげて帰ってきました。

 店頭にオレンジのジャージが飾られていれば、パルセイロファンは今日の僕のように
自然と中に入りたくなるでしょうし、もしかした監督や選手も利用するかもしれません。

 JFLに昇格したことも大きいでしょうが、

 「サッカーが街づくりの羅針盤になり得る」

 事がこれらの事柄からも理解できますね。
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猫カフェにでかけて感じた事

2011-06-03 21:03:40 | 日記
 今日長野市にある

 「猫カフェ なる」

 に出かけてきました。

 僕の家では猫を2匹飼っていまして、ご近所でも同様のお宅が多いので、幼いころから
猫は慣れ親しんだ存在なんです。

 お客は僕のほかにカップルが一組いましたが、いかに人馴れしている猫たちとはいえ、
初対面の人間にやすやすと抱かれるわけではありません。

 撫でることが精一杯で、大半の猫は撫でようとしてもすぐに逃げてしましましたが、
貴重な体験ができたと思います。

 僕は猫は好きでも、種類はさっぱりわかりません。

 それでもここの猫たちは性別も、種類も年齢も異なるのに、それぞれうまくやっている
ようでした。

 それは勿論オーナーの躾が行き渡っていることもあるでしょうし、自然に猫同士が

 「仲間」

 という意識を持っているのかもしれません。

 例えばインテルは世界でも有数の「多国籍」クラブで有名です。

 本国イタリアを皮切りに、ブラジル、アルゼンチン、オランダ、マケドニア、そして
日本など、その国籍は多岐に渡りますし軋轢が囁かれてもおかしくはありません。

 でも人間というものは多国籍になればなるほど、むしろ互いを尊重しようとする生き物
なのかもしれません。

 長友が加入して以来

 「おじぎ」

 という行為そのものがイタリアでも広く知られるようになりましたが、

 「日本では頭を軽く下げる事が、相手への敬意につながる。」

 という意味合いを、イタリアの方が学んでくれたならそれは嬉しいですし、周囲に海外
の人間が増えれば、それらの国の生活習慣を学ぶ大きな機会と言えます。

 猫も人間も、時にはケンカをします。

 でもむしろそちらの方が普通ですよね。

 それは文化的な違いではなく単なる意見の相違のはずですし、多国籍にまつわる軋轢の
多くは、お互いの

 「誤解」

 に理由があると考えられます。
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日本にローワンは存在するか?(2)

2011-06-03 11:21:33 | 日記
 ジョホールバルで日本がイランと激闘を繰り広げた際、中田英寿はまさに

 「ローワン」

 でした。

 「ガルシア」つまり日本の勝利の為、「ローワン」として全てのプレイに責任と勇気を
持ち、最後は自分で決着をつけるためにイラン陣内にドリブルを開始し、シュートを放っ
たあの姿。

 「プレイオフでオーストラリアまで行きたくなかったし、合宿はもう勘弁」

 という試合後のインタビューの言葉は、彼の照れ隠しもあるでしょうが

 「勝利」

 を自分の力で引き寄せたからこそ、発することのできた、彼の純粋な気持ちだったと
思います。

 中田英寿以前ならカズがそうでしたね。

 「カズなら何とかしてくれる」

 という僕らの淡い期待に、カズはずっと応え続けてくれましたし、ゴールが奪えない際
の批判も全身で受け止めてくれました。

 では今の日本代表にローワンは存在するでしょうか?

 僕は本田にはその匂いがすると思いますが、かつてのカズ、中田、そしてラモスのような

 「大エース」

 は存在しないと思います。

 今の代表の大半は欧州でプレイし、経験値も戦術理解も以前と比較にならないほど進んで
いるはずなのですが、逆に彼らの巧さが、がむしゃらな気持ちを奪い去っているのかもしれ
ません。

 昔は

 「ワールドカップに出場する事」
 「欧州のクラブで活躍する事」

 が夢物語でしたから、この「飢餓官」が選手達の責任として付随していたのだと言えます。
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日本にローワンは存在するか?

2011-06-03 11:09:50 | 日記
 イビチャ・オシムが代表監督に就任する際

 「水は運ぶ人」

 という彼の言葉が話題を呼びました。

 僕はこの言葉を

 「仲間のために絶え間なく走り続けることが出来る選手」

 と解釈していました。

 では今の日本代表に

 「ローワン」

 は存在するでしょうか?

 その前に「ローワン?」という人物は一体誰なのでしょうか?

 皆さんは「ガルシアへの手紙」という本を読んだ事、もしくはその題名を聞いた事は
ないでしょうか?

 およそ10年前

 「チーズはどこへ消えた?」

 という本が話題となりましたが、丁度そのころ、このガルシアへの手紙が発売されて
話題になったことがあります。

 ガルシアというのは米西戦争の際、反スペインを唱えたキューバの指導者であり、ローワン
はキューバのどこに潜伏しているかわからないガルシアへ、アメリカ大統領の手紙を届けた

 「将校」

 の事を指しています。

 つまり「ローワン」というのは

 「言い訳をせず、自分に与えられた使命に勇気をもって挑む人物」

 の代名詞なんです。

 僕はこのローワンを、サッカーの世界で言うと

 「試合が膠着状態に陥った際、勇気を持って独力で決着させようと思える選手」

 に当てはまると考えています。
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