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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バルセロナ、ボージャンを手放す

2011-06-23 01:49:23 | 日記
 ボージャン・クルキッチも

 「買い取りオプション」

 付きでローマに移籍するそうですが、逆のパターンである

 「ビジャレアルとジュゼッペ・ロッシ」

 のようになると良いですね。

 スペインからイタリアへの移籍の例

 ハビ・モレノ(アラベスからミランへ)
 ポルティージョ(レアル・マドリーからフィオレンティーナへ)

 はお世辞にも成功例には数えられませんからね。

 逆にイタリアからスペインに渡った例では

 マルコ・ディ・バイオ (ユヴェントスからバレンシア)
 スティファノ・フィオーレ(ラツィオからバレンシア)

 あたりが「失敗例」ですが、逆に成功例もあります。

 1997-98シーズンのクリスティアン・ヴィエリの得点王獲得
 エミリアーノ・モレッティ、アメデオ・カルボーネのふたりが。長らくバレンシアの左サイ
ドバックを務めた。

 がそうですね。

 やはり両国の間にわたる「攻撃」と「守備」の意識の違いもあるのでしょうが、僕は戦術
面で考えるなら

 「リーチ」

 選手同士の間合いも取り方も、いささか異なるのではないかと思います。

 間合いが正確に判断できれば、それだけパスとドリブルの選択が瞬時に行えますが、手間取
っていればすぐに潰されてしまいますし、怪我のリスクも抱える羽目になります。

 ボージャンの移籍が、彼にとって実りをもたらすと良いですね。

 エンリケも彼を頼りにしているでしょうし、ボージャンも指揮官と同郷であることは心強い
はずです。
 

 
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ローマの新指揮官はバルセロナより舞い降りる(2)

2011-06-23 01:39:20 | 日記
 ルイス・エンリケはレアルとバルサ、いずれのクラブでもファンから高い支持を受けた
本当に

 「稀」

 な存在ですが、恐らく皆さんはバルセロナ時代の彼の方が、より強く印象に残っている
のではないでしょうか。

 僕はそうですね。

 彼はボビー・ロブソン、ルイス・ファンハール、チャーリー・レシャックなど、様々
な指揮官の下でプロ生活を続けてきましたが、もしかしますと僚友である

 「グアルディオラ」

 のように、いずれは指揮官として現場に戻ってくる事を、心の片隅に留めておいたのか
もしれません。

 ただ調べてみましたら彼の指導歴は2008-10シーズンに、

 「バルセロナB」

 を率いたのみで、今回のローマ就任はエンリケにとっても未知の領域と言えるでしょうし、
ローマファンには大変失礼な言い方ですが、グアルディオラに次ぐ

 「二匹目の泥鰌」

 を狙ったと、揶揄される可能性もあると思います。

 イタリア語とスペイン語に大きな差異はありませんし、生活習慣もローマで暮らすにつれ
て慣れてゆくと思います。

 エンリケ自身は

 「ローマ・ダービー」

 で勝つことも目標にしているでしょうが、現実的な目標は

 「トッティとどう付き合うか?」

 この1点に絞られると思います。

 スパレッティにしてもラニエリにしても、彼との関係がこじれたその瞬間にファンの信頼
までも失っています。

 エンリケは非常に厄介な問題をすでに

 「2点」

 抱え込んでいると言えます。
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ローマの新指揮官はバルセロナより舞い降りる

2011-06-23 01:30:20 | 日記
 ASローマがモンテッラの後任に選んだのは、スペイン人の

 「ルイス・エンリケ」

 でしたが、エンリケがローマの指揮官に就任すると言う話が出た時から、正直ローマ首脳
陣の思惑がわかりませんでした。

 「何故ローマに縁もゆかりもないルイス・エンリケを、ローマは指揮官に招いたのか?」

 確かに「縁」と「ゆかり」を気にしていては、サッカーは成立しない部分があります。

 Jリーグにやって来る外国人選手はまず来日するまで、日本の情報をそう多く手にして
いないでしょうし、それは海外に進出する日本人選手も同様です。

 ただ僕の頭にあるのは、イタリアとスペインの

 「相性の悪さ」

 言い換えればサッカーに求める

 「質と内容」

 です。

 確かにルイス・エンリケはプロとしての出発点となったヒホンを出所に、

 「バルセロナ」
 「レアル・マドリード」

 という欧州屈指の名門を渡り歩いた稀有な存在です。

 ですからビッグクラブの喧騒や周囲の雑音が一体どのようなものか、その点は充分肌で
感じていると言えます。

 しかし両国がサッカーに求める物は、ここで僕が言及しても仕方が無いほど有名な話です
し、この

 「価値観」

 の相違をいかに払拭していくか。

 それがルイス・エンリケの当面の目標と言えます。

 
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