塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本田圭佑の姿勢

2011-06-08 23:22:32 | 日記
 僕に限らず、人はどこかで自分自身を

 「過小評価」

 している部分があるのではないでしょうか?

 僕個人でいうと、職場で普段使う事のないパソコンで作業をしている時は、どこか

 「おっかなビックリ」

 の心境ですし、7年も勤務しているのにどうもその空間に馴染めない。

 これは僕が心のどこかで

 「分不相応なことをしている」

 という気分、つまり過小評価している部分があると思います。そんな時は

 「フィリップ・トルシエ」

 のように、自分の価値観を曲げる必要は無いと、自分の心に言い聞かせています。

 チェコ戦で本田は幾つじゃFKを失敗しましたね。でも試合後の会見ではそんな臆病風
に吹かれた姿は微塵も感じさせません。

 威風堂々と質疑応答に答えている。彼の意見がテレビでよく報道されるのは、彼の言葉
が記者にとって記事にしやすい側面があるからでしょうが、彼の胸を張った姿勢に惹かれ
ている部分もあると思います。

 僕はできる限り

 「周囲」

 とうまく折り合いをつけたいと思いますが、全ての人間と呼吸が合わないこともわかって
います。

 恐らく本田は

 「同僚と試合で呼吸が合えば、彼らと「ウマ」があわなくとも関係ない!」

 それくらいの気持ちで取り組んでいると思います。

 日本の会社に勤務する海外の方は、日本人が業務終了後、赤提灯や居酒屋で同僚や上司と
の飲食で更に

 「付き合い」

 を深めようとする姿に驚くと言います。

 日本人の多くがどこかで本田のように、胸を張っていきていきたいと思っている気がし
ます。
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アクエリアスの新CMが流れる

2011-06-08 23:14:07 | 日記
 「僕らはできる!アクエリアス」

 このCMフレーズでお馴染みのコカ・コーラ社のスポーツ・ドリンク

 「アクエリアス」

 の新CMを今日たまたま見ることができました。

 主演は日本代表の本田圭佑で、彼がシュートを打ったあと、彼の背後から多くの人間が
同様の動作をするというものです。

 僕はサッカーというのは、ある意味

 「衆人環視」

 だと思っています。

 選手のプレイ、表情はスタジアムだけでなく映像を通じて世界の隅々まで一気に配信
されますし、1998年のフランス・ワールドカップのベッカムのように、

 「赤紙」

 を提示されることで、自国だけでなく個人的に応援しているファンまで、時に敵にまわし
かねません。

 恐らくコカ・コーラ社と広告代理店の方は、本田の

 「物怖じしない」

 言い換えればどこか「不遜」ともとれるあの態度が、今の日本に欠けている要素として
魅力を感じたのでは無いかと思います。

 シュートを外して頭を抱えるFWよりも、外れたボールを追いながら、その視線はギラギラ
している方がファンからすれば魅力的ですし、期待感も抱けます。

 CSKAからブンデスリーガやプレミアへの移籍が囁かれていますが、彼は東欧だろうが
西欧だろうが、

 「こうあるべき」

 という自分の立ち居地を見失うことなく、今後もサッカーに取り組んでゆくのでしょう。
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ルーニー、植毛を告白

2011-06-08 17:50:33 | 日記
 イングランド代表のルーニーが

 「植毛」

 したことをツイッターで自ら告白しました。

 彼の告白にはシティに代表されるアンチ・ユナイテッドファンも、

 「ルーニーは案外かわいいところがあるじゃないか!!」

 と微笑んでいるかもしれません。

 イングランドはサッカーの母国であると同時に、昔から幾多にも及ぶ

 「やんちゃ坊主」

 を生み出してきました。

 その代表格が(英連邦を含む)

 ポール・ガスコイン
 ロビー・サヴェージ
 ジョージ・ベスト

 であり、英連邦以外の地域ですと

 エリック・カントナ(フランス)
 パオロ・ディカーニオ(イタリア)

 などが思い浮びます。

 これはサッカーが誕生した時から市井の人々の娯楽であり、彼らにとってサッカーや
ビール、ジンなどもサッカー同様、生活の中に密接に溶け込んでいました。

 ボビー・チャールトンやボビー・ムーア、そしてギャリー・リネカーなど

 「紳士然」

 として振舞った選手達が、英国の上流階級やワイン、シャンパンを連想させるなら、今
名を挙げた選手達は、市井の人々の

 「喧騒」
 「廉価なアルコール」

 と同意義なのかもしれません。

 ルーニーがビールを流し込む姿を連想できても、燕尾服やシャンパンを嗜む姿は想像で
きませんね。

 やんちゃ坊主たちは相手ファンの格好の標的ですし、暴力行為や飲酒問題で世間を騒
がすことも度々です。

 それでもファンが彼らをどこか憎めないのは、今でも自分たちの手が届くような、
そんな絶妙な

 「距離」

 に立っているからではないでしょうか?

 仮に贔屓のパブで選手を見つけ、声をかけたなら邪険に扱うのではなく

 「一緒に一杯やるか?」

 と声をかけてもらえるかもしれない。

 ファンとしてはそんな気持ちにさせてくれる選手が、やんちゃ坊主の面があるという
だけなのかもしれません。

 
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遠藤の代役は誰が適任か?

2011-06-08 17:38:09 | 日記
 今日書店で昨日発売されたサッカー・マガジンに目を通していますと、適役が見当たら
ない遠藤の代役に、川崎フロンターレの中村の名前が挙がっていました。

 確かに中村はアジアカップ以前の試合でザッケローニ監督の招集を受けていましたし、
フリーキックの精度、長短織り交ぜたパスなど、遠藤と同じ役割が期待できます。

 これは

 「極論」

 ですが、今後遠藤と長谷部のふたりをあえて代表召集をせず、新たな選手のみで中盤の
底を形成する機会を用いてみてはどうでしょうか?

 ベンチにふたりが座っていれば、劣勢の際にどうしても彼らに期待してしまう。

 しかしふたりとも常に最良のコンディションが保てるわけではありませんし、怪我や
カード累積など

 「出場不可」

 の時もありえるはずです。

 サッカーマガジンの提案どおり中村が召集されれば、フリーキッカーの選択肢が増える
と同時に、遠藤とは異なったリズムでの試合運びが期待できます。

 ちなみにこの記事では

 「中村と遠藤は同い年なのだから、年齢で中村が召集外となっているのなら腑に落ちない。」

 と記しています。

 確かにふたりとも1980年生まれなんですよね。

 ちなみに僕はマジョルカの家長以外では、ジュビロの山本康裕の存在が今後大きくなって
いくと考えています。
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山雅、吉沢監督を解任する(2)

2011-06-08 14:02:03 | 日記
 吉沢監督解任の話が、サッカー・マガジンやサッカー・ダイジェストのような

 「全国規模」

 で販売されている専門誌がどの程度扱うかはわかりませんが、僕は雅にしても
パルセイロにしても、それだけ長野県内にしっかり

 「根っこ」

 を降ろしているのだな。と思います。

 間違ってはいけないのは、両クラブともまだ体裁は

 「アマチュア」

 です。でもアマチュアでも監督の解任がここまで話題となり、新聞がここまで大きな
記事を掲載することは、人々にサッカーが与える価値が、年を重ねるごとに大きくなって
いる証でもあると言えます。

 中には

 「アマチュアなんだから、監督を解任する必要はないんじゃないか?」

 と訝しがる方もいると思います。

 例えば野球のようにプロ、アマ問わず、数多くの試合をこなさなければ

 「優劣」
 
 が付けられない競技ならば、監督解任よりも打線の組換えや2軍からの補強を最優先に
しても良いと思います。

 しかしサッカーはもともと試合数が少ない上、昇格と降格という他の競技にはない仕組み
がありますから、一瞬の停滞が後で大きく響いてくるかもしれません。

 「あそこで監督を交代していたら」

 という気持ちが後で拭えないのなら、今手を打とうと、加藤GMはそう考えたのでしょう。

 7月3日の信州ダービーに、山雅は新体制で臨む形になります。
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