塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ボアスは今、どんな構想を練っているのか

2011-06-26 23:07:57 | 日記
 ボアスが古巣のポルトから

 「フッキ」
 「ファルカオ」
 「ジョアン・モウチーニョ」

 の3選手を引き抜きたいと考えているそうです。

 これは勿論自分のやり方に理解を示す選手がいた方が、彼の仕事がやりやすいという側
面もあるでしょうが、単純にクラブの

 「平均年齢」

 を下げる意味もあるでしょう。

 このコロンビアとブラジル代表FWが加入したならば、ドログバとアネルカは移籍せざ
るを得ないでしょうから、

 「年齢」

 という摩擦は回避できますが、もうひとつの問題は棚あげされたままになります。

 つまり

 「フェルナンド・トーレスは1トップでこそ最高の力を発揮する選手だが、フッキとファル
  カオが加入したならば、彼の使い方はどうするべきか。」

 という問題です。

 フッキとファルカオをウイングで起用し、トーレスを中央で使えば何の問題は無いのかもし
れませんが、仮に両者の移籍が実現せず、ドログバそしてアネルカが残留したとしたら、

 「アンチェロッティ」

 が最後まで悩みぬいたFWの構想を、ボアスもそのまま引き継ぐ形になります。

 ボアスが今どんな構想を抱いて渡英するのか、とても興味深いですね。
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若いことは良い事か

2011-06-26 22:58:40 | 日記
 「アンチ・エイジング」

 という言葉が流行っているように、若いことは良い事という風潮があります。

 しかし

 「青二才」
 「こわっぱ」

 という言葉があるように、仕事の面、特にサッカーに限らずプロ・リーグでは得てして
良い意味では使われないことが多いですね。

 ですので高卒、大卒ですぐに結果を残すと、周囲が様々な 美辞麗句でもてはやすのは、
プロという職業は、

 「若造がすぐに結果を残せるような、甘い環境ではない。」

 という観念を裏切ってくれた選手への賞賛もあるでしょうが、逆にこの褒め言葉が選手の
未来を奪ってしまいかねないことも事実です。

 チェルシーの指揮官ヴィッラス・ボアスも

 「年齢」

 によっていささかマイナスの判断をされているようです。

 実は彼、エースのドログバと同い年なんです。

 2005年の入団以降、常にエースとして結果を残してきた33歳に、33歳の指揮官が
戦術の指示を出す光景は、確かに

 「奇妙」

 に見えますね。

 ちなみにニコラス・アネルカはひとつ年下の32歳、ジョン・テリーは2歳年下の31歳
と、ボアスは同世代の主力たちと毎日向き合う形になるのかもしれません。
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Jリーグの魅力を再考しよう

2011-06-26 00:43:38 | 日記
 少し前日本の野球選手たちが続々と渡米する姿を見て、ファン、報道陣の多くが

 「日本よりもアメリカ」

 というスタンスで眺めていた時期がありました。

 今の日本もかつての野球と同じ空気が漂っている気がします。

 「日本でプレイしても意味が無い」
 「海外で戦っている日本人選手の方が凄い」

 こうした空気は知らず知らず、選手達にも伝播していると思います。

 ガンバのアドリアーノに続きレッズのエジミウソンが、カタールの「アル・ガラファ」
に移籍することが決定し、既にグランパスエイトとの一戦を前に、クラブを去っていまし
た。

 ストイコビッチ監督が永井を休ませたのに対し、ペドロビッチ監督が原口を起用した
のは、苦しい

 「台所事情」

 を考えてのものだったのかもしれません。

 1993年の自国開催以来、アンダー17代表が予選リーグを突破し、五輪代表も敵地
で敗れはしましたが、9月の最終予選に進む事が決定しました。

 特にアンダー17はフランスに引き分け、アルゼンチンに3-1で勝利するという、非常に
大きな喜びを僕たちに与えてくれました。

 でもJリーグはどこか

 「閉塞感」

 が漂っています。

 僕たちは今一度Jリーグの魅力を考え、取り組んでいくべきでしょうね。

 例えば

 「親子連れやお年寄りが安全に観戦できる環境が整備されている」
 「スタジアムで売られている飲食は、どれも美味しいものばかり」

 など、施設や環境でも良いと思う面はどんどんアピールしてゆくべきでしょう。

 そうでなければJリーグが、欧州とカタールの単なる

 「カモ」

 に成り下がってしまいます。
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嵐、日本代表のふたりをゲストに招く

2011-06-26 00:35:39 | 日記
 昨日放送された

 「嵐にしやがれ」

 のゲストは日本代表のふたり、川島と内田でしたね。

 僕は22時30分まで会社にいたので見られませんでしたが、新聞の予告欄ではベルギー
やドイツのリーグに関して

 「穴埋め」

 式でクイズが出たり、嵐の5人が川島とPKで対決するなど、

 「嵐は好きだけど、サッカーはそうでもない」

 という方でも、とても楽しめる内容だったようです。

 時には選手もトークショーに出演して、近況を報告するやり方も必要ということですね。

 また24日発売の男性誌

 「GQ 99号」

 の中で香川真司の特集記事が掲載されています。

 香川のインタビューは最新の週刊サッカー・ダイジェストにも載っていますが、「専門誌」
と「一般誌」では質問の内容が大きく異なりますし、むしろ選手にとっては一般誌の取材の
方が

 「新たな発見」

 があるかもしれません。

 ただ今の日本サッカーは、あくまで

 「海外リーグの選手達」

 で成立しているのが寂しいですね。

 日本でプレイしている選手で注目が集まるのはカズくらいですし、僕たちは今一度Jリーグ
の存在価値を見直す時期にきていると思います。
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