塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

五輪代表、クエートを下し勝利をもぎとる

2011-06-19 23:34:57 | 日記
 今日は父の日でしたね。

 当然の事ながら客商売は

 「かきいれ時」

 ですから、今日夜7時から放映された「日本五輪代表VSクエート五輪代表」の中継
を見る事はできませんでした。

 聞くところによると、終始日本がボールを支配する形で試合は進んだようなので、関塚
監督も敵地での試合を前に、一定の手ごたえを得たのでのはないでしょうか?

 僕個人は

 「永井が離脱したことは確かに痛い。
  でもエースFWをひとり欠いただけで負けるようであれば、それまでの力しか無かった
  という事ではなかろうか。」

 という感じで、どこか冷めた部分があったことは事実です。

 言い換えれば

 「五輪代表の力を、僕たちに見せ付けてくれ!!」

 という期待を込めた面もあったのです。

 3-1で勝利したことは大きな意味がありますが。明日クエートに向けて旅立つ選手達が、
この結果に油断しないことを祈ります。

 この梅雨時の湿った空気の中ではクエートの選手はやりにくかったはずですし、逆に今度
は日本の選手が現地の気候に合わせる必要があります。

 睡眠から水分補給に至るまで、常に体調維持を心がけ試合に挑んで欲しいと思います。
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アトランタへの長き道

2011-06-19 02:22:21 | 日記
 サウジアラビアとの激戦を終えたあと、主将の前園が恍惚の表情で日の丸を背にして
勝利の余韻にひたる。

 1996年3月24日、アトランタ五輪代表が負の歴史に

 「終止符」

 を打ったサウジアラビア戦は、翌年のワールドカップアジア最終予選の対イラン戦と
同様に、多くのサッカーファンが固唾を飲んで見守り、そして勝利の瞬間に大きな

 「カタルシス」

 を感じた一戦でした。

 特にサウジアラビアのエース、オハイオ・アルドサリのマン・マークに指名された

 「白井博幸(当時エスパルス)」

 の働きは本当に賞賛に値するもので、彼に大役を任せた西野監督の信頼に大きく応える
形となりました。

 また主将の前園のこのサウジアラビア戦での活躍は特筆すべきもので、この日奪った
彼の2ゴールが、日本をワールドカップ以前、再び

 「世界」

 へ向わせる推進力となったのは間違いありません。

 五輪代表はこの後、

 「オーバーエイジ3名」
 「選手のタレント化」

 など幾つかの諸問題を経験しながらアトランタへ旅立ち、そして俗に言う

 「マイアミの軌跡」

 を生み出します。

 まだプロ黎明期のあの頃、若き選手達がその瑞々しさを体中で表現した結晶、それが

 「アトランタ五輪」

 だったのでしょう。
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五輪代表がクエートを迎え撃つ

2011-06-19 02:08:00 | 日記
 五輪代表不動の1トップ、永井が足の捻挫により今日のクエート戦の出場が危ぶまれて
います。

 僕は彼の故障を話を聞いたとき、15年前のアトランタ五輪のエース、小倉隆文の離脱
を思い浮かべました。

 マレーシア合宿中右膝に重傷を負った彼のその後のキャリアは、小倉本人でさえ考えられ
かった形で、大きく

 「流転」

 する形になりました。

 しかし、前園、伊東といった他の主力たちが、

 「オグの分まで頑張ろう!!」

 と結束を高めたのも事実でした。

 そして彼らは1968年メキシコ大会以降、実に28年振りの五輪出場を日本に持ち帰り
ます。

 2012年のロンドン五輪を目指す代表は、巷では

 「五輪史上最高のタレント揃い」

 と言われています。

 ですから永井が仮に今日試合に出れないとしても、この言葉が本当ならば勝利を手にして
クエートに乗りこむことができるはずです。

 また永井の故障は小倉のものとは異なり、今後の選手生活に大きく影響がでる代物では
無いはずです。

 (捻挫は癖になると言いますから、注意は必要だと思います。)

 クエートの気候とピッチ条件を考えるなら、今日の試合での勝利は不可欠ですし、クエート
の方には失礼ですが、欲を言えば大量点が欲しいところです。

 選手の皆さん、そして関塚監督には、

 「五輪代表の底力」

 を発揮して、勝利を手繰り寄せてほしいものです。
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日本サッカーがアジアに対してできる事

2011-06-19 00:10:42 | 日記
 セレソンが世界規模での「横綱」ならば、日本はアジア・チャンピオンとしてやるべき
事があると思います。

 それはサッカーがこれから更に発展してゆくであろう

 「東南アジア」

 様々な利害関係の下で人々が疲弊している

 「中東各国」

 これらの国へのサッカー・クリニックや、日本代表の遠征が求められている気がしてなり
ません。

 確かに日本の発展を考えるなら、欧州と中南米の国へ遠征の機会を増やした方がよいでし
ょう。

 でも日本は「Jリーグ」というアジア有数のプロサッカーのリーグを持ち、1992年以降
4度もアジアカップで優勝しています。

 ならば日本が東南アジア、西アジアの国に

 「横綱」

 として胸を貸し、更に各国の指導者を招いての研修やJリーグのアジア枠の更なる発展など
日本が今示せる事を、各国に通達する機会を設けたら良いと僕は考えます。

 今回の震災でタイやインドネシアの方が、沢山の励ましを与えてくれたのは、アジア各国が
日本が今まで支援してくれに対し、敬意を払ってくれた為です。

 日本は今まで金銭面、技術面でアジア各国に手を差し伸べてきましたが、今度は

 「サッカー」

 でも協力するべき時が来たように感じます。
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開き直れる力強さ

2011-06-19 00:00:15 | 日記
 僕は中学、高校の6年間を卓球部で過ごしましたが、同じ程度の実力を持った選手
よりも、明らかに

 「格上」

 の選手と対戦したほうが、とても面白かったのを今でも覚えています。

 卓球の個人戦は基本

 「トーナメント」

 のため、一回負けたらそれで大会が終わってしまうんです。

 ですから1回戦、2回戦で同程度の実力の選手と戦うほうが、緊張しますし戦いそのもの
が楽しめません。

 でも勝ち残って完全に格上の選手との戦いは、こちらが完全に開き直っている為、対戦で
自分の力を思い切り発揮できる上に、むしろ

 「実力以上」

 の力を出せた事もあって、自分でも驚いたことがあります。

 そんな時に流した汗は、本当に気分爽快でしたね。

 サッカーの世界でも、各国が

 「セレソン」

 と戦えるときの昂揚感、期待の高さはかつて僕が味わったものと、同じなのではないでしょう
か。

 セレソン相手の敗戦は、対戦国からすれば全く気になりませんし、仮に勝利できたならば、
内容よりもその勝利のみに光りが当たります。

 またセレソンには対戦国が、戦術や選手交代など様々なトライが出来ますし、何より観客
動員が大幅に見込める、まさに夢のカードと言えます。

 大相撲で言えば、幕下や幕内の力士が出稽古で

 「横綱」

 の胸を借りて、稽古に励むようなものですね。

 近年日本はブラジルとの対戦がありませんが、今の日本であればかつてのような

 「赤子の手を捻る」

 ような負け方はしないでしょうし、むしろセレソンを驚かせるような戦いができるかもしれ
ません。

 ブラジルで日本人は

 「サッカーが下手な人間」

 の代名詞でしたが、その汚名をそろそろ返上しても良い時期ではないでしょうか。
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