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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レアル、ロナウドの違約金を10億ユーロに設定

2011-06-13 22:53:45 | 日記
 これは単なる「茶番劇」なのか、それとも本当にサッカーの「発展」に不可欠なのか?

 マンチェスター・シティのロナウド引き抜き工作に対し、レアル首脳陣が下した提案は
契約違約金を

 「10億ユーロ(日本円では1154億円)」

 に設定すると、専門サイト「ゴール・コム」が報じています。

 このシティのロナウドへのオファーのニュースは、ゴール・コムでも多くの読者が読んで
いる人気ニュースのようですが、このレアルの流出阻止の方法を読んだ瞬間、

 「もういい加減にして欲しい」

 と馬鹿らしくなってしまいました。

 ここまでくると完全にマネー・ゲームの域を越え、単なるふたつのクラブで行われている

 「お遊び」

 でしかないという事です。

 実際シティは1154億円用意できるだけの資金力があることはわかっていますし、逆に
この金額を提示されたら、レアルはもう言い逃れはできないはずです。

 ですので契約違約金を設定するのではなく

 「ロナウドが必要なのはわかりました。
  しかし私たちに、彼を売却する予定はありません。

  どうか他の選手に声を掛けてください。」

 と言えば良かったと思いますし、シティもお隣の赤いクラブの隆盛は、かつての育成が軸
になっていることを、肝に銘じたほうが良いと思います。

 僕が思う史上最高のアスリートはマイケル・ジョーダンですが、彼はかつて僕たちにこう
伝えました。

 「僕は朝8時から夕方5時まで働いている方のために、バスケットボールをしている。」

 サッカーもバスケットも市井の方に支えられています。

 選手達、そしてフロントはその点をいつも胸に留めておいて欲しいと願っています。
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携帯電話で情報収集

2011-06-13 22:42:36 | 日記
 今日、手許にある

 「カルチョ2002」

 を整頓、見直していると2004年の5月号に

 「ケータイ宝くじで2000名様にサッカーTシャツが
  その場で当たる!」

 という広告が掲載されていました。

 移っている携帯電話そのものは、当時の折りたたみ式の、今から振り返ると何でもない
デザインですが、7年前から既に

 「携帯電話でサッカー」

 という情報収集が行われていたんですね。僕は携帯電話でサッカーに限らず情報収集を
行わないので、正直唖然としてしまいました。

 そう言えば、昨日パルセイロの試合を観戦した帰りのシャトルバスで、パルセイロファン
の男性ふたりが、携帯を取り出して他会場の情報収集にいそしんでいたのを、今思い出し
ました。

 ひとりの方が携帯を2つ、1台はスマート・フォンだったのと

 「携帯電話を複数持つ方、本当にいるんだな。」

 と印象に残った点が多かったためです。

 やはり「その場」という

 「速報性」

 や雑誌、新聞を「読む」という行為が、これから面倒な代物になっていくのでしょうか?

 僕は広告は時代を映す鏡だと思いますが、その広告ですらこれからは

 「携帯電話」

 のコンテンツの中に集約されていくのかもしれません。
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オールスターサッカーを振り返る

2011-06-13 17:46:13 | 日記
 前回のブログで

 「オールスターサッカー」

 の印象を述べましたが、ウィキペディアを読んで見ると、オールスター・サッカーにも
改めて積み上げてきた歴史があることを実感します。

 印象が薄いのは、僕の鑑賞方法に問題があったのかもしれません。

 JOMO以外の冠スポンサーでは

 日本コダック(1993年から98年)
 たらみ(1999年から2001年)

 が名乗りを挙げ、オールスター専用ジャージは

 ミズノ、アディダス、そしてル・コックの3社がそれぞれ手がけるなど、多彩な顔触れ
が並んでいます。

 日本コダックとたらみに協賛していただいた1990年代後半から2000年代初頭は

 「Jリーグ人気の頭打ち」
 「98年ワールドカップの出場と2002年の開催決定」
 「中田、小野、稲本など欧州リーグへの移籍が活発化」

 など、日本サッカーにとっての

 「過度期」

 であり、なかなかスポンサーとしても旨味が無かった時代かもしれません。

 でも協賛して頂いたことに、今改めて感謝しないといけませんね。

 この頃から日本のスポーツビジネスも変貌し、

 アディダスはデサントから「アディダス・ジャパン」
 プーマはコサ・リーベルマンから「プーマ・ジャパン」

 など、海外のブランドが日本の代理店と通じてではなく、自分たちで「支店」を設けて
活動を始めました。

 (アンブロやル・コックのゴルフラインは、デサントが窓口になっています。)

 こうして振り返ると、日本のオールスターサッカーにも確実に

 「歴史」

 が備わっている事がわかります。
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印象の薄いJリーグのオールスターサッカー

2011-06-13 17:32:30 | 日記
 プロ野球ではオールスターゲームの投票が始まっており、マツダが公式スポンサーを
務め、仙台を含む3都市で試合が行われます。

 僕もオールスターゲームの投票をした経験があります。

 長野市には

 「長野オリンピック・スタジアム」

 でオールスターを2004年に開催した実績がありますし、この時期に長野での遠征試合
があると、外野にオールスターの

 「投票用紙」
 「選手の一覧表」

 が置かれるので、皆マークシート式の投票用紙に鉛筆で書き込んでいました。

 一方Jリーグのオールスターで印象に残っている場面は、僕自身なかなか思い出せない
んです。

 それは年に1度きりという、非常に限定された試合であることもそうですが、試合の

 「フォーマット」

 例えば一昨年は

 「Jリーグ選抜VSKリーグ選抜」
 
 でしたが、ころころと形式が変化したことも、印象が薄い要因のような気がします。

 ちなみに2002年から2007年までオールスターのスポンサーを務め、またワールド
カップ前の

 「日本代表VSJリーグ外国人選抜」

 などの試合を盛り上げてくれた

 「JOMO」

 は「エネオス」との合併により、その名前が消えてしまいました。僕はご近所のJOMO
を利用していたので、この合併話におおいに驚いたものです。

 このスポンサー問題一つを見ても、時代の趨勢を感じます。
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シティのオファーをロナウドが認める

2011-06-13 14:55:43 | 日記
 お金の問題で言いますと、ポルトガル代表ロナウドにマンチャスター・シティが
オファーを出していることを、ロナウド自身が認めました。

 シティが示した移籍金は、何と

 「195億円」

 という途方も無い金額で、これは2009年の夏に彼自身が記録した

 「132億円」

 というそれまでの移籍金最高金額を、簡単に上回る代物で、シティは更に

 「背番号7」
 「週給40万ポンド(日本円では5200万円)」

 を用意しているとのことで、レアルにとって現金収入という面では途轍もない魅力が
あることは確かですが、仮にロナウドがシティへの移籍を果たしたなら、

 「金の亡者」

 というファンからの罵声だけでなく、バチカンのような宗教的価値観から彼の移籍を

 「非道徳」

 と唱える人間も現れるでしょう。

 宗派問わずキリストの教えが生活の中に浸透している欧州では、近年のサッカー界が
常にお金の問題が叫ばれていることを憂慮し

 「食べれない人間が数多く存在するのに、サッカーの世界では莫大な金額が動いて
 いる。」

 という道徳的信念から、昨今のサッカー界の問題を指摘しています。

 「195億円」

 という金額がそれだけで「天文学的数字」ですが、シティのオーナーのシェイク・マン
スール氏の個人資産は、何と日本円で

 「2兆6000億円」

 と報じられており、開いた口が塞がりません。

 続投するであろうマンチーニの立場からすれば、彼の加入が起こさなくても良い

 「軋轢」

 を生むのではないか、心配になると思います。

 マリオ・バロテッリの起こした行動が批判の対象になり、カルロス・テベスが移籍する
であろう中でのロナウドへのオファーは、むしろシティを更なる

 「混乱」

 に導く可能性が高いでしょうし、ユナイテッドのファンはそんな彼らの姿勢を

 「あざ笑って」

 いるかもしれません。

 (参考文献 スポーツナビ 2011年6月13日)
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