カロリーメイトが新ＣＭを流す

　大塚製薬のカロリー・メイトのＣＭに登場している女性、ＩＮＡＣ神戸の川澄選手です
よね。

　「オー・シャンゼリゼ、オー・シャンゼリゼ」

　の歌を背景に、カロリー・メイトを口にする川澄選手。

　僕は昨日の仕事の休憩中、たまたまこのＣＭを見かけたのですが、大塚製薬といえば
ポカリスエットの製造元としても有名ですから、川澄選手を選択した理由はよくわかり
ます。

　逆に言えば、サポートする

　「徳島ヴォルティス」

　に、知名度のある選手がいないこと、Ｊ２よりもなでしこジャパンという、ヴォルティス
のファンからすれば、寂しい結論が導かれます。

　僕自身も偉そうなことは言えません。

　僕が徳島ヴォルティスに知っている事柄と言えば

　１・セレッソから柿谷がレンタルで在籍していること
　２・スタジアムの名前に、ポカリスエットが付くこと
　３・テクニカル・スポンサーがミズノであること

　の３点のみですしね。

　言い換えればＪⅠに昇格して、代表選手が生まれるくらいの地力を身につけたとき、褒美
として大塚製薬は、ヴォルティスの選手をＣＭに登場させるのかもしれません。

　以前にも書きましたが、マツダがスカイ・アクティブを、サンフレッチェ、カープの選手
ではなく

　「長友祐都」

　を起用したように、スポンサードする媒体から広告塔を選ばない事例が増えています。

　お金を費やしても良いから、実力と知名度を伴った人物を起用したいと言う熱意の現れ
でしょうが、ファンとしては苦笑いですね。

バルセロナとのタイアップ、販売プロモーション

　今バルセロナの選手達が、ケロッグのコーン・フレイクスのパッケージに登場してい
ます。

　アメリカでは有名選手が起用されたシリアルの箱は、コレクターがいるほど人気だと聞
いた事があります。

　バルセロナに関して言えば、２、３年前でしょうか、黒ビールで世界中にファンを持つ

　「ギネス・ビール」

　がバルセロナを広告に起用した事があったはずです。

　ギネスほど多くのファンを持つブランドならば、販売プロモーションなど必要ない気も
します。

　恐らくギネスの思惑としては

　「バルセロナファンを、ギネスファンに盛り込むこと」
　「高めの価格を納得してもらえる販売戦略」

　の２点があったと思います。

　ギネスの日本での小売価格は安くても２００円台前半。通常でも２００円台後半ですか
ら、発砲酒に慣れている日本では、相当高い部類に入ります。

　本国アイルランドではどうかわかりませんが、日本では

　「高級」

　の範疇でしょうね。

　ギネスの味は本当にふくよかで口当たりが優しいのが特徴ですが、バルセロナを媒体に
より多くの方にその味を知って欲しかったのでしょう。

　今世界で最も知名度、人気があるのがバルセロナであることが、これらの広告を通じて
理解できます。

スタジアムには公衆電話を

　古い映画を観ていると、電話が小道具として有意義な使い方をされているのがわかりま
す。

　昨日観た

　「紐育の天使」

　の冒頭でも、主人公を演じる「ダグラス・フェア・バンクスジュニア」が、クラブの電話
を使って宿泊先のホテルへ電話をしているのが、とても印象的でした。

　今は電話が携帯電話になり、小道具も

　「世代交代」

　したわけですが、年配の方はやはり公衆電話の必要性を説くことが多いですね。

　信濃毎日新聞でも、読者の方から

　「公衆電話を無くさないで欲しい」

　という意見が寄せられて、たびたび掲載されています。

　僕はサッカー・スタジアムに、公衆電話を置くべきだと思います。

　（恐らくどこのスタジアムにもあるとは思いますが、念のため）

　当然台数に制限はありますが、スタジアムで何かしらの大きな事故が起きた際、公衆電話
で助かる命があると思います。

　加えて全ての人間が携帯電話を所有しているわけではありません。

　不特定多数の人間が訪れるサッカー・スタジアムでは、やはり公衆電話が必要ではないで
しょうか？

　お子さんが携帯電話を持たなくとも、スタジアムに公衆電話があれば、かける行為はとれ
ますし、僕たちもテレホンカードを携帯しておくと都合が良いと思います。