塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ネルシーニョ監督の胸中に迫る

2011-11-21 01:52:46 | 日記
 柏レイソルがJ1を制覇しクラブ・ワールドカップに出場した際、ネルシーニョ監督が
出場するのは初めてではありません。

 1997年のボルシア・ドルトムント対クルゼイロの試合で、既に

 「トヨタ・カップ」

 に出場を果たしている為です。

 当時とはフォーマットも規模も全く異なりますが、レイソルの選手とすれば、監督という
最も信頼すべき人間が、既に出場経験があることは大きな拠り所になると言えます。

 ただそれ以上に、彼らの

 「勢い」

 が、そのままクラブ・ワールドカップで発揮される可能性もあります。

 残念ながらクルゼイロは0-2でドルトムントに敗れてしまいました。

 後半21分にDFのビトールが退場し10人になったことも響きましたが、この一戦の
為だけに、ベベトとドニゼッチというブラジル代表FWを補強しての敗戦ですから、監督
とすれば無念な結果だったと思います。

 クルゼイロは3-5-2の布陣を敷きましたが、守備の要は翌年のワールドカップに出場
するゴンザウベスでしたから、10人での戦いは尚更悔やまれる結果となりました。

 ドルトムントの方も、ドイツ代表のマティアス・ザマーを欠きながらも、パウロ・ソウザに
メラーなど、有名選手はしっかり来日しましたから、ドルトムントのファンは満足のいく結果
だったと思います。

 ネルシーニョ監督としてはJⅠを制覇し、クラブ・ワールドカップで14年前の

 「悔しさ」

 を晴らそうと、作戦を練る日々ではないでしょうか。

 (参考資料 第22回トヨタカップ 日刊スポーツ)
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