塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本と欧州で異なる価値観の違い

2014-10-10 21:45:28 | 日記
 欧州出身選手と日本人選手では当然考え方の相違があります。

 例えば政権交代、自分のポジションにクラブが補強を行い出番を失うとします。

 後者は殊勝な面持ちで

 「とにかく練習をするだけです」
 「体調を整えて試合に挑めるようにしたいです」

 と語ります。

 でも後者は簡単に「移籍を検討するよ」と話します。

 ユナイテッドでは香川が戦術と監督の意図に馴染めなかったように、選手個人の力量と言うよりも、外部の変化が大きく作用する事例があります。

 でも香川はきっと

 「こんな簡単に移籍は出来ない」

 と思っていたのでしょうね。

 それは都落ちだとか、活躍できなかったという周囲の批評では無く、単に胸の中のしこり

 「俺はここで、これだけのことをした!!」

 という気持ちの問題なのでしょうが。

 欧州出身、南米出身の選手たちはそうした献身性は単に時間の無駄だと思っているのかもしれませんし、ブラジルでは子供たちが幾度も入団テストを受けて門を叩きます。

 それだけ

 「プレイする時間があってこそのプロ」
 「ほかにプレイできるクラブがあるはずだ」

 という、割り切った反応ができるわけです。

 これはどちらが良い、悪いという意味合いではありません。

 それでも意見の相違を埋める事は難しい様子です。
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ジャマイカ戦を見終えての一考察

2014-10-10 21:29:29 | 日記
 「適材適所」

 新潟で行われたジャマイカ戦の放送を見終えて、僕が感じた感想を要約すると、冒頭の言葉になります。

 森重を従来のセンターバックではなく、アンカーで起用された2試合を踏まえ、専門誌は今後もこの状況が続くと見て、彼にこの点を聞く機会が多かったものです。

 FC東京からは米本の招集が期待されているわけですが、ジャマイカ戦はここに森重ではなく細貝を配置し、センターバックに森重と塩谷を用いたことで、以前の2試合よりも確実に集中力が持続していました。

 GKは西川でしたね。

 今はFC岐阜でプレイする川口能活が

 「僕はすぐにボールを前線にフィードしたかった」
 「でも周囲はとにかく、落ち着けと言うんだ」
 「僕の意図を尊重してくたのは、ヒデだけだった」

 と過去に語っています。

 西川のフィードは素晴らしい事で知られており、武藤や小林のように前線で素早い動きが出来る選手がいることを考慮すれば、西川が第一GK、という形が今後続く可能性はあります。

 試合終了後残り数分で、香川が退きグランパスエイトの田口が起用されました。

 僕個人の印象では香川がさほど目立つ印象ではありませんでしたが、ブラジル戦はどうなるでしょうか?

 ブラジル戦では長友を、ジャマイカ戦では太田を起用すると勝手に判断していましたが、後者が起用されたのも残り数分という塩梅でした。

 初戦から皆川と坂井を起用して驚かせたアギレ監督ですが、どんな監督でも代表初招集、再招集の選手を場の雰囲気にうまく馴染ませるには、気を使うものでしょうね。
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ミズノ、本田を広告にスーパースターを復活させる

2014-10-10 01:51:24 | 日記
 ミズノが「スーパースター」を復活させたことが、大きな話題のようです。

 スーパースターというのはかつてミズノが手掛けたジャージのシリーズで、アディダスが自社の看板商品であるスーパースターを告知出来ないのは、既にミズノがこのブランド名を

 「商標登録」

 している為です。

 雑誌や新聞が「アディダスが手掛けるスニーカーのひとつ、スーパースター」という扱いは問題ないのですが、アディダスが用いることは法律上出来ないんですね。

 かつては雑誌掲載広告、そして店頭カタログで商品情報を閲覧する形でした。

 でも今はユー・チューブを用いた映像作品を用いて、消費者の感覚よりも視覚に訴える形ですよね。

 特に若い世代は

 「このデザインがいいな」
 「好きな選手が愛用している」

 と言う理由が、購入の大きな要素をしめています。

 ミランの背番号10を担う本田が、スーパースターの広告塔に起用されたことは納得がいきますし、これが吉田と岡崎ならば、失礼な言い方ですがミスキャストという判断になるのでしょうか。

 「スーパースターが再出発」

 と言う意味、公式ホームページを伺う限りでは

 「ワールドカップ敗北からの再出発」

 という意図が、本田の表情から見てとれます。

 ライバルのアシックスは公式オンライン限定で、水嶋ヒロとの共同開発であるライダースの形をしたダウン・ジャケットを売り出しますから、この両者のアパレルもサッカー同様、今冬の注目と言えるでしょうね。
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サッカー選手には嗜みの習慣がある

2014-10-10 01:35:28 | 日記
 ファミリーマートで購入したプレジデントの中には、女性からの辛辣な意見が掲載されています。

 それは「一流企業でブーイングされる男」という題名で記された56、57ページの記事であり、香水の使い方、体臭の原因、そして威張る男性像など、非常に手厳しいものです。

 僕もこの意見には頷けます。

 店頭で商品を並べていますと、靴を粗末に扱っている方、夏場はただネクタイを外しただけという方が多いですし、女性からすれば

 「私たちは化粧と服装を含めて、これだけ第一印象に配慮している」
 「どうしてこんなに男は自分を顧みないのかしら?」

 という思いなのでしょうね。

 確かに使える金額は少ないでしょう。

 そんな時は、サッカー選手を思い出したらよいと思います。

 選手たちはスポンサーに良い印象を与え、個人契約を結ぶシューズ・スポンサーに出向く際に当然気を使います。

 数年前、アディダスが中村俊輔を用いた洗顔料のCMを流した事がありましたし、ポルトガル代表のロナウドが宮崎あおいさんと並んで、シャンプーのCMに登場しました。

 選手達だって、そんなに高価な石鹸や髭剃りを使っていないと思います。

 選手たちは嗜む「習慣」があり、一般の男性にはただ、その習慣が無いだけ、のようにも思えます。

 今は抗菌防臭機能が最初から付いている肌着も多くなりましたし、インフルエンザを防ぐには石鹸の選び方が重要になります。

 ここはひとつ、僕たちも見違えるような嗜みを身に着けて、この批判を受けないようにすべきですね。
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