塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブランドロゴの返還を辿る

2014-10-15 02:16:25 | 日記
 スポーツブランドの動向を長年追い続けていますと、些細な変化が目に留まります。

 例えばブランド・ロゴ。

 コンバースは星のマークで有名ですが、かつては靴の側面に愛称である「CONS」を刻印していたときもあります。

 プーマは楕円の中にプーマラインを描いていた時期もありますし、アンブロもコンバース同様アルファベットでUMBROと刻印していた時期があります。
 
 Jのクラブではレッズやレイソルを支援していた時期であり、ブラジル代表のジャージもダブル・ダイヤモンドではなくこのロゴタイプで94年の世界王者に貢献しました。

 アディダスは誰もが知る

 「3本戦」

 をデザイン的にアレンジすることで、よりアッパーを魅力的な形に変化させています。

 ラインと言えば2本線がパトリック、4本線がプロケッズという時代がありましたが、意図的にコンバースが3本線をデザインしたこともあったくらい、この3本線は魅力なのです。

 アシックスもアシックス・ストライプスの代わりに、ブランドロゴの「a」をデザインしたものを発表しましたし、ブランドとすれば商品だけでなく、新しいイメージを植え付ける作業。

 これが販路を開拓する業務の一つなのでしょう。

 今はアシックス、プーマ、ナイキがスパイクの内側にブランドロゴを取り入れる形を広めており、老舗のディアドラも模倣するなど、新しい広がりを見せています。

 僕個人としては自社のバッシュを盛んに復刻しているフィラ、リーボックが再びサッカー市場を考慮すると面白いように思えますが。
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僕が思う、選手売買の留意点

2014-10-15 01:56:41 | 日記
 僕は衣類、書籍を売る、捨てるという行為を繰り返しても、さほど後悔は感じません。

 でもやはり

 「あれは取っておくべきだったかな」
 「今はなかなか中古でも入手しにくいな」

 と思うこともあるんですね。

 昨日も会社帰りに、以前売却した書籍がもう一度欲しくなり、新たに買い求めましたが、今、親御さんの持ち物が整理できなくて困ると言う方の心情もわかります。

 そう、一番嫌なのは手放す事よりも

 「とっておけば今役立つのに」

 と思う事なんですから。

 サッカーでも、移籍した選手が古巣に戻るとき、売却額を大きく上回る値段で買い戻すと気は大きな葛藤があると思います。

 もう移籍してしまいましたが、カカがレアルからミランに復帰した際、あれほどファンが歓待したのは稀な例でしょう。

 それはカカはミランの内部に精通していることに加え、レアルがミランの要求に随分と譲歩し、お金がかからずにかつての象徴を取り戻せたと言う点が大きい、そう僕は捉えています。

 また、かつてPSGが安値で手ばしたアネルカを途方もない金額で入手した時も、随分と批判されたものです。

 アネルカがパリを離れ、アーセナルに移籍し多彩は、彼らにも

 「青田買いは止めろ!」

 という批判はありましたが、レアル、シティ、ユヴェントス、上海と欧州とアジアを渡り歩いたアネルカからすれば、移籍はもはや日常の光景だったわけです。

 日本も今後は獲得、売却により再審の注意を払う必要がありますが、来季は今季のフォルランのような興奮材料はあるのでしょうか。
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世代という括りでまとめる論評

2014-10-15 01:46:33 | 日記
 最近、雑誌とムックの類でこれほど興奮したことはありませんでした。

 1990年代、祥伝社の看板雑誌であった「ブーン」がムックという形で刊行し、首都圏近郊の書店では早くも完売している店舗があると聞きました。

 地方の良い所で僕は昨日の出社前、近所の書店で問題なく購入できましたが、表紙を飾ったのが広末涼子さんということも、当時のファンを熱狂させた要因でしょうか。

 ともさかりえさん、宮沢りえさん、そして中山エミリさん。

 当時のブーンは数多くの女優を表紙に起用する一方で、誌面にはアトランタ五輪で活躍したゾノや城を登場させるなど、いかにして誌面に時代の息吹を感じさせるかに気を配っていたものです。

 ちなみにこのムックで彼らは臆面もなく

 「ブーン世代」

 と言う単語を用いています。

 僕も喜んで、この言葉を受け入れようと思いますが、この「世代」と言う言葉はサッカーにも当てはまります。

 日本サッカーで顕著なのが

 「黄金世代」
 「谷間の世代」
 「プラチナ世代」

 という選手を一括りの単語でまとめ、その中から選手の個性を広い、細分化指定行く作業ですね。

 選手は当然ポジション、利き脚の違い、所属先に違いがありますから細分化は当たり前なのですが、世代と言う言葉に集約させることで、出世頭や彼らの動向を追い求めやすくしたわけです。

 僕は仕事で見ていませんが、シンガポールの地でブラジルに完敗した日本代表を思うと、この1992年生まれの選手を指す、プラチナ世代の台頭が望まれます。

 ガンバの宇佐美、ヤングボーイズの久保、そしてヴィッセルの小川。

 彼らが代表で先輩たちを「まいった」と言わせてもらえると嬉しいのですが。

 ユース世代も停滞の感が否めず、A代表も含めてその影響を最小限にとどめる方針が不可欠と言えます。
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