塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

追う者の強みを今こそ見せろ

2014-10-20 23:36:10 | 日記
 政治はある意味「お笑い」と構造が似ていると思います。

 与党がボケ、つまり不誠実な行動、失言を起こしたならば野党は舌鋒鋭い批判、つまりツッコミをして、僕たちは国民を代弁しているという姿勢を恭子に打ち出す形ですね。

 しかし、あれだけ与党時代体たらくだった民主党が、小渕氏への責任追及を果たす姿を見ると

 「追う者(野党)と追われる者(与党)」

 の違いが歴然となります。

 サッカーもそうですね。

 今レッズとガンバの心理状態を比較した際、イケイケの状況にあるのはガンバの方で、とにかく勝ち点3を積み上げてゆけば自然とJ1優勝が見えてくる形になります。

 一方のレッズは

 「首位は譲れない」
 「もうこれ以上、ミシャを無冠の監督として示すわけにはいかない」
 「俺たちだって2006年以来の優勝が欲しい」

 とその精神構造は随分、ぐらついているようにも思えます。

 J3も同様で首位のツエーゲンと2位のパルセイロの勝ち点差は4になります。

 ガンバ同様、パルセイロはとにかく星勘定ではなく、どんな形でもいいですから勝ち点3を得るという、単純明快な戦いを続けてゆくだけです。

 この単純さがツエーゲンに大きなプレッシャーを与えれば、彼らが躓き最後でパルセイロが首位で

 「チェッカーフラッグ」

 を潜るかもしれません。

 僕は政治でもスポーツでも、追いかける方が精神的ゆとりがあると思いますし、ジャイアンツがタイガースに4連敗したことも、その点が大きいと思います。

 首位にいると、勝手に心の中で皮算用をしてしまいがちですからね。
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本田、6ゴール目で歩みを止める気配なし

2014-10-20 01:00:23 | 日記
 1990年代と2014年のイタリアでは、前者の方が格段に競争力が激しいと言えます。

 それでも本田圭祐がまだリーグ序盤戦にも関わらず、6ゴールを挙げている点は本当に素晴らしいと思いますし、ガッリアーニならずとも、彼がアジアカップで抜ける事を惜しいと思うでしょう。

 セリエAに以前よりもオープンスペースが生まれ、外国籍選手の質(本田もそうなのですが)が落ちている感は否めません。
 
 一方で

 1・本田自身が走る際の姿勢を改め、フリーランニングに勢いが生まれた
 2・インザギ監督が本田をライトウイングで先発し続けている事
 3・継続的に使われる事で、本田自身、調整しやすい環境にある

 という3点も見逃せないでしょう。

 日本代表では香川との共存を活用すべく、彼は4-2-3-1の3の中央でプレイしてきました。

 でも、それは間違いで、本田は1トップ下で固定するよりも

 「よりオープンスペースを与え、視野を大きく捉えた動き」

 の方が良い結果が生まれている、そんな気さえします。

 ただ日本代表に目を向けますと、僕は宇佐美のように、縦に速く動ける選手を起用した方が、相手は嫌がると思うんですね。

 ガンバが7連勝でレッズの地位を脅かす今、その主力である宇佐美を試す必要はあるでしょうし、アジアカップでは両翼を武藤、本田、中央に岡崎という形が濃厚ではあると思います。

 しかし、右翼で本田を脅かす選手が台頭すれば。

 それはアギレ監督、本田のいずれも

 「望むところ!」

 と言うでしょうが。

 
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箱根駅伝から見る選手の心情

2014-10-20 00:51:39 | 日記
 「やべっちFC」を見る前に、「GOING」が企画した箱根駅伝予選会の映像を見ました。

 見ての感想は

 「箱根駅伝は世界でも稀な、エリート集団によって構成される大会であり、だからこそ予選も熾烈である」

 というものです。

 そう、ワールドカップがまだ16か国で行われいた当時を彷彿とさせる形で、だからこそアンブロは66年大会、出場15か国に衣類を提供したことを今でも胸を張っています。

 我が母校、山梨学院も今回は予選4位で本戦に参加します。

 他にも神奈川大学のように、優勝経験大学が予選を走る事はさほど珍しいことではなく、今回は創価大学が初めて箱根駅伝に名を連ねます。

 それだけ競争力が高ければ、自然に

 1・練習の質
 2・食事と睡眠による体調維持と授業との兼ね合い
 3・優勝による新入部員の加入

 と部に及ぶ影響は甚大になります。

 ワールドカップでも過去、イングランドやウルグアイという優勝経験国が予選落ちし、スペイン、イタリア、フランスが失態を見せた過去もありますが、通常彼らが予選で敗退するのは考えにくいですね。

 予選落ちした法政大学、東京農業大学は号泣し、支援者への挨拶もままならないものでした。

 日本はアンダー世代がふたつのワールドカップを逃しましたが、監督と選手はこの箱根駅伝の予選敗退大学と同じように、心から泣き、そして自分の不甲斐なさを責め、周囲への感謝を示したと言えるでしょうか?

 一方で僕自身、自分を不甲斐ないと感じても、心から泣いた事はありません。

 それだけ箱根という存在は、今も昔も尊い存在なのですね。
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