塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

映像配信が好まれる理由

2014-10-07 15:24:15 | 日記
 僕はもう、手許にあるサッカービデオ、DVDを全て手ばしてしまいましたが、どうして映像作品は買う物から、配信と言う形に舵と切ったのでしょうか?

 それは書籍とCDもそうでしょうが、消費者が不要な物を抱えて入たくないと言う気持ち、店舗が在庫を抱えるリスクを持ちたくない、相互の気持ちが上手く交わった事。

 これが一番需要の伸びた影響かと思います。

 僕が売却した時、一番に感じたことは

 「棚がすっきりした」

 ということです。

 勿論売却したことでいくらかの収入になったことも確かですが、当時のビデオを見て誌面でしか見る事が出来なかった名手のプレイを見てもらえたなら、それで僕は嬉しいとも思いましたが。

 僕のスーパーに限らず、店舗が定価の価値を下げるリスクを背負っても値下げするのは

 「幅広い皆さんに商品を買って欲しい」

 という意味合いの他に

 「在庫を無くしたい」
 「新規商品の為に棚を確保したい」

 という願いがある為です。

 映像配信ならば、パソコンとスマートフォンで十分楽しめるわけですが、逆に個人商店にとっては厳しい時代という側面もあるのですが。

 僕はサッカーに限らずDVDレンタルは行いませんが、レンタル会社は今映像配信も手掛けていると聞きましたし、これからは消費者が出向くよりも、店側が出向く形に進んでゆくのでしょう。

 NFLのサンフランシスコ49ERSの新スタジアム

 「リーバイス・スタジアム」

 は、スマートフォンで座席から売店に注文が可能だと聞きました。

 今後Jリーグでも同様の試みが増えてゆくのでしょう。
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今更ながら感じるユー・チューブの影響力

2014-10-07 15:10:18 | 日記
 最近改めて凄いと思うのが「ユー・チューブ」です。

 僕はサッカーの他にバスケットにも関心があり、ユー・チューブで米国国内で放送された1990年代のテレビコマーシャルや当時ビデオで発売された映像の一部を楽しんでいます。

 当時は映像は配信、投稿するものではなく

 「個人が購入して楽しむもの」

 でしたからね。

 よくワールドカップの公式フィルムがワールドカップ開催時期になるとよく売れましたが、今はスマートフォンが周流と、時代の流れも確実に変化しています。

 コンバースが米国限定で1993年に、契約するラリー・ジョンソンに支給した

 「エアロ・ジャム」

 が復刻販売していることで、日本も含めて往年のファンが拍手喝采なんです。

 おかげで当時のテレビ・コマーシャルやファンの感想をユー・チューブで見られる、良い時代になったわけですが、名品の復刻はコンバースに限らず、ブランドにとって新しいファンを生み出せると思います。

 コンバースはナイキの傘下になり、今NBA契約選手は不在なのですが、エアロ・ジャムの復刻で若い世代が

 「コンバースの歴史の一部」

 に触れることができます。

 例えばアシックスはオニツカ・タイガーの名品を復刻し、その一部が丁寧に製造された日本製ということもあり、特に欧州市場では大変な人気を誇ります。

 ですからオニツカ・タイガーの靴を履いたサッカー好きが

 「今度フットサルの用具を買う時にはアシックスにしようか」

 と思う瞬間があると思います。

 ちなみにオニツカは米国の老舗コーチとのダブルネームでスニーカーを発売し、デザイナーのアンドレア・ポンピリオ氏との共同開発も手掛けています。

 映像作品ひとつで、靴だけでなく自社のファンを拡大できる、そんな時代なのかもしれません。

 (参考資料 双葉社 スニーカー・ファンブック)
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ミズノ、機能を契約選手にアピールさせない?

2014-10-07 01:45:00 | 日記
 ミズノが誇る機能と言えばブレスサーモ。

 通常スポーツブランドというのは、自社商品、機能を契約選手(最近は俳優が広告起用されることも多いのですが)で証明しますね。

 でも、ミズノの面白いところは、このブレスサーモのデモンストレーションに

 「でんじろう先生」

 を指名した点です。

 つまり、ブレスサーモが持つ機能性を訴えるために

 「どうして暖かいのか」
 「それを科学的に立証するにはどうすべきか?」

 と言う点を考慮したら、でんじろう先生に行きついたというわけで、店頭ではご丁寧にブレスサーモその物と霧吹きが用意されており、霧吹きの水を汗に見立てて、実際暖かさが伝わる瞬間を得られるようになっています。

 凄く面白いですよね。

 だってでんじろうう先生が「あちっ」て叫んでいるだけで、皆関心を寄せるはずですよ。

 ミズノが誇る技術としてはウエーブ・カップを連想する方もおおいでしょう。

 かつてリバウドが着用したウエーブ・カップは、彼が2002年、日本の地で世界王者に輝く事をアシストした名品です。

 そのウエーブ・カップを用いたウォーキング・シューズが大変な人気を得ていますが、これも選手が広告をしていません。

 「どうです!安いでしょう!」

 そう、通販でおなじみのジャパネット・たかたの高田社長が、あの独特の声で戦線をしている光景は、お馴染みの風景になりました。

 通常、自社商品を安値で売る事は、ブランドは好みません。

 安売りの印象を拭うのが大変な為ですが、ミズノは2足、3足まとめ買いしてもらうことで、靴の履き心地とウエーブ・カップの機能性を多くの方に感じて欲しい、そう感じたのだと思います。

 本田、岡崎、そして吉田。

 ミズノが支援する日本代表選手たちも、これは見逃せない広告だと感じてるのではないでしょうか。
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