スパイクも個人別注の時代が来る？

　サッカースパイクにもスニーカー同様、店舗別注だけでなく「個人別注」が可能となる日が来るのでしょうか？

　店舗別注は消費者がその店舗に出向くと言う意味で、他店と差別化できる最適の品になりますが、発注した数を売らなければ感情在庫になってしまいます。

　また、どのブランドもカスタム・オーダーは公式ページで随時受け付けており、カッパのようにオーダーを受け付けたクラブの写真、感想を掲載しているブランドもありますね。

　スニーカーの個人別注はナイキが先鞭をつけ、今は「マイ・アディダス」「ユア・リーボック」というように、他社もネットから自分が欲しい靴を選び、色彩、素材を選択して注文ができます。

　工場からすれば、こんな面倒な事、つまりたった一足の為にパーツを用意することは嫌なのではないでｙそうか。

　でも、個人からすれば

　「世界にただ一つの作品」

　と言う意味では大きな価値があります。

　スーツや靴を注文するよりも、若い世代はスニーカーやジーンズを注文したいと思うでしょうし、ブランド側から見ても消費者の動向を知る良い機会なのかもしれませんが。

　アシックスのインジェクターのように

　１・素材が本革であること
　２・職人が丁寧に縫製と革の裁断を行っている品

　は恐らく個人別注は難しいと思います。

　それでも今後はチーム単位でウエアだけでなく、シューズ、スパイクも別注できる機会が増えていくかもしれません。

　僕はネット注文、クレジット支払いに関心が無いので、遠巻きに眺めているだけですが。

仕事にもスポーツの要素を

　これは思っているだけでまだ実現はしていません。

　僕の通勤、仕事時の服装にスポーツ、もしくはアウトドアの要素を含んだ品で仕事をしていくのはどうか、というのがそうなんです。

　一応肌着ではワコールが手掛ける

　「クロス・ウォーカー」

　を時折着用しています。

　一方で今はモンベルが手掛けるダウン・カーディガン、そして温度調節機能であるアウトラストを用いた肌着、スーツがより多く見かけられるようになりました。

　つまり、上質の素材にい機能を搭載したコートやスーツであれば、今後大雪や霜に覆われた厳寒の時期でも、仕事が随分と楽になるような気がしたのです。

　僕の場合、長野市まで出かければ

　１・ヨネックスのパワー・クッション
　２・アシックスのラン・ウォーク
　３・リーガルのゴアテックス

　といった機能に優れた革靴が入手できます。

　アシックスのラン・ウォークは、もしかしますとベガルタ、ヴィッセルの選手達に支給されているのかもしれません。

　長野東急の靴屋さんで取扱いがあり、日本で製造しているという観点からみても、魅力的な商品と感じます。

　サッカーではとにかく選手達はスパイクを選ぶ目が厳しいですよね。

　軽量性、足入れの良さ、フィット感、デザイン、それらは多岐にわたりますが、皆真剣に選ぶのはスパイク選びに失敗するようでは、先発の座を失い隅に追いやられてしまうためです。

　ならば僕らも、より靴選びに力を入れて、選手達と同じ力強さを得たいものです。

日本、シンガポールでブラジル戦へ

　「ブラジル戦は先発を６人入れ替える」

　そう発言したアギレ監督の姿勢に僕も賛同します。

　何故かと言いますと、川島、長友、本田などザッケローニ体制以後も代表招集を受け続けている選手たちは、２０１２、１３年と続けてブラジルと対戦している為です。

　経験値が仮に

　「戦った相手に対して、選手たちが何かを感じて次からの練習の活用する事」

　に置き換えるならば、彼らはすでにそうしていますね。

　ですから権田、太田、そして小林に塩谷など、アギレ政権発足後の新しい顔ぶれが、ブラジルと戦う、しかもシンガポールという別世界での経験ならば、それは非常に価値ある物になる。

　そう感じます。

　一説には従来の４－３－３を

　「３－４－２－１を用いる」

　と言う話もあります。

　中には

　「新布陣の試行はジャマイカ戦ですべきだった」
　「ブラジルに真正面からぶつかってほしい」

　という意見もあるでしょう。

　でもアギレ監督はブラジルだからこそ、日本より明らかに優れた代表と今後戦う際での布陣変更、これを見に付けるのは今回が最適の場所、そう捉えたのかもしれません。

　バイエルンが４－１－４－１を今現在３－４－２－１に置き換えていると聞きました。

　戦術は常に欧州が先陣を走ってきましたが、もし３－４－２－１でバイエルンが欧州王者に輝いたならば、広島と浦和、そしてペトロビッチ監督に注目が集まる、そんな気もします。