塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップで8強に進出する意味合い

2018-07-04 01:43:39 | 日記
 ワールドカップの8強に進出するのは、こうも難しいミッションなのか。

 スウエーデンが1994年米国大会以来となる8強進出を決めました。

 この米国大会ではマルティン・ダーリンやトーマス・ラべりの活躍で3位入賞を果たした彼らですが、以後の大会では予選落ちを経験していますし、伝統国でも8強入りするのは、本当に困難なわけです。

 ですから2002年のセネガルが初出場にも関わらず8強に進出したことは、今思うと本当にすごい事だと感じます。

 逆に言うならば

 1・勢いや怖い物知らずで8強進出は可能である
 2・逆に勢いで得られる最高到達点もここである

 という形でしょうか。

 カタール・ワールドカップは当然西アジアで初開催となります。
 
 すでに酷暑なる夏場を避けるべき、いや欧州リーグを犠牲にはできないなど、スケジュールをめぐって既に様々な議論が起こっていますし、カタール代表の力も未指数です。

 間違ってはならないのは、日本代表がカタール大会に出場するためには、また予選を戦う必要があり、現段階では代表監督の座も不確定、と言う点にあります。

 まずは2019年アジアカップで、失った名誉を取り戻したいですね。

 専門サイト「フットボール・チャンネル」では、ショーン・キャロル氏が、ヴェンゲルを招聘すべきと発案しています。

 確かに8強をワールドカップで目指すには、臨機応変な戦い方やより時間配分をしる指揮官が必要です。

 逆に言えば日本人監督が誰も知らない8強という未知の世界をしる外国籍の指揮官を招聘し、コーチに日本人を付けるというやり方でしょうか。

 協会がどのような形で監督を選出するのか、これまで以上に注目が集まるでしょうね。
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ロナウド、レアル退団は確定的か

2018-07-04 01:31:24 | 日記
 クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードを退団するのは、ほぼ決定事項のようです。

 移籍先に上げられているのはユヴェントスで、契約違約金は129億円とバロンドール受賞者にしては控えめな価格という印象ですね。

 ただ守備偏重の傾向がまだ強いイタリアでは、ロナウドの長所である加速力や打点の高いヘディングは、むしろ贅沢品、言い換えれば物にならない気がします。

 ミランが2003年にリバウドをバルセロナから獲得した際、ミランファンは当然大喜びでした。

 1999年のバロンドール受賞
 2002年の韓日ワールドカップ優勝を味わい、左利きと言う攻撃のアクセントとしては最適
 前線のインザギとシェバにパスを供給する選手にはルイ・コスタもいるが、故障が多くなってきた

 という点もそうですが、何より契約違約金がゼロだったわけですからね。

 しかし、リバウドはイタリアの間合いになかなか馴染めません。

 やはりイタリアはマン・マークの強さ、そしてゾーン・プレスを生むという、守備に対して誰もが美学を持つ国です。

 サッカーは勝ち点3を得るために攻撃的に振る舞うべき

 という形でサッカーをするスペインとは、感覚からすでに異なるわけですから、30過ぎての挑戦は本当に大変だったでしょうし、1年もたずに退団します。

 ロナウドはイグアインと顔馴染みですし、クアドラードやマンジュキッチなど前線の主力たちともうまくやれると思います。

 しかし、アタランタやウディネーゼのような中位クラブでもしっかりとした戦術があり、ナポリやローマのような熱狂度ではレアル・ファンをも凌ぐクラブと戦えば、さすがに面食らうのではないでしょうか。

 まだ彼がユヴェントスとの契約書に署名したわけではありませんが、ユヴェントスが極上のフェラーリを得るために資金は惜しまないと感じます。
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ロシア・ワールドカップから見る日本代表の今後

2018-07-04 01:07:11 | 日記
 昨日、コメントを寄せていただいたAIさん、わざわざ僕の著作を購入して頂き有難い気持ちでいっぱいです。

 インテルはナインゴランにデフライと中盤の強化を進めており、ユヴェントスの牙城を崩そうと躍起になっていますが、ビッグクラブにはやはり野心は必要ではなかろうか、と感じる次第です。

 本題に入ります。

 ロシア・ワールドカップを4試合戦った形で見えてきた日本代表の今後を考えてみます。

 この4試合で確実にわかったことは

 GKと最終ラインの軸となるのは中村と昌子
 MFの軸となるのは柴崎
 一方でFWの軸になるのはまだ未知数

 というものではないでしょうか。

 原口や宇佐美のようにカタール大会で丁度30歳を迎える選手は当然戦力になりますし、長友や川島が2010年の川口、2002年の秋田ような

 「控えの選手と共に汗を流す」 
 「選手たちの心情に寄り添う」

 存在になる可能性もあると思います。

 今大会でよく見られた、密集地でボールをキープし、ここぞというところで大きく展開し、受けた選手がドリブルで直進するように、日本人選手の持つ敏捷性と瞬発力は今後も大事にしたいですね。

 西野監督は退任を表明するようですが、監督の後任人事も気がかりです。

 外国籍の指揮官に一任するよりも、今回のように日本人が本来持つ「和」を良い方向に導く人事であれば嬉しいのですが。

 ちなみにアントラーズは今の段階では昌子に殺到するであろうオファーをはねつけるでしょうが、今後は彼の後釜を探す必要があるでしょう。

 FW鈴木は日本代表の中心軸になれるでしょうし、やはり成績不振でもアントラーズの台所事情は注目すべきではなかろうか、と感じます。
 
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