塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

欧州サッカー、その変化の速度を考慮する

2018-07-07 01:25:55 | 日記
 ヴェルダー・ブレーメンは新シーズンよりアンブロとの新契約が始まります。

 そしてブレーメンのダイジェスト映像は、当然日本でも流れる機会が多くなると予想されます。

 そう、ケルンから大迫が移籍することが内定しているからです。

 もし内田篤人がアントラーズに復帰せず、シャルケに残って今後の進路を模索していれば、ブレーメンと同様にアンブロと契約した彼らからすれば、新しい露出が日本市場で得られた、のかもしれません。

 どちらにしても、アンブロからすればワールドカップで活躍した日本代表の移籍で日本市場が盛り上がることが、よい起爆剤になると感じているのではないでしょうか。

 ちなみにマルセイユもプーマから供給される新ジャージを発表しています。

 プーマはミランと、マルセイユ、アディダスが振った2クラブとの新契約をまとめ上げたわけですが、強豪が古豪になるリスクを背負うのが欧州サッカーの厳しさです。

 イングランドを例に例えれば、チャンピオンズ・カップで優勝経験のあるアストン・ビラ、ノッティンガム・フォレストに往年の面影はありません。

 またリバプールもクロップの下で確実に流れを変えつつありますが、プレミアを制覇するには

 グアルディオラのシティ
 ポテッチェーノのスパーズ

 に勝利せねばなりません。

 そのグアルディオラ、メッシが孤立してしまうことが我慢できないアルゼンチンサッカー協会が、同国代表監督に指名したいと考えているとの報道があります。

 もし実現すればそれは凄いことなのですが、シティが手ばなすとも思えません。

 ジャージ契約から監督問題まで、欧州サッカーのスピードは並大抵ではありませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表が残した価値観と体裁

2018-07-07 01:08:53 | 日記
 内閣府が進める「働き方改革」の概要が杜撰であると指摘されます。

 誰もが意味のない残業、劣悪な環境下での労働は避けたいと思うものです。

 一方でこんな重労働なら、幾らでも背負いたいとサッカー・ダイジェスト、マガジン編集部の皆さんは感じたのではないでしょうか。

 そう、日本代表のロシアでの戦いぶりをまとめた別冊が、両編集部から発売されたためです。

 2014年大会のように、芳しくない戦況で業務を行うことは、締め切りのプレッシャーも含めて凄く面倒に思うと感じます。

 しかし、今大会のように

 「戦前とは打って変わった選手の溌剌とした表情」
 「打ち合いになっても敗れる気がしない」

 など、従来の日本代表とは異なる、良い雰囲気が映像から伝わってきました。

 そうした好成績と監督の表情が、編集部員のやる気を増幅させた気がします。

 2019年にはらラグビー・ワールドカップと、サッカーでは女子ワールドカップ
 2020年は東京五輪とパラリンピック

 当然アジアカップもあるわけですが、ロシア大会で日本代表が見せた奮闘を彼らが

 「今度は俺たちの番だな!!」
 「日本代表のように溌剌と戦いたいものだね!!」

 というように、奮起を促す効果に繋がれば、それは凄く価値があると思います。

 既にクリンスマン、ヴェンゲルなど後任人事を挙げる報道もあります。

 大切なのは指揮官のバリューよりも、選手と関係者、ファンのいずれもが

 「どうしてこの指揮官を招聘したのか」
 
 と疑問に思わない人選をすべきですよね。

 クリンスマンがインテルやモナコ、バイエルンと欧州を渡り歩き、偏見を持たない人物であることはよく知られていますが、それ以外にも招聘の理由があるはずですから、長谷部のような説明責任を協会に求めましょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする