塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

海外挑戦2年目を迎える選手たち

2018-07-23 14:38:41 | 日記
 シントトロイデンに移籍する関根貴大、フランクフルトに移籍する鎌田大地など、欧州リーグで思うようにいかず、自分を見つめなおす選手たちがいます。

 レッズの遠藤航、アントラーズの植田直道、の両選手がベルギーに移籍する一方、昌子源はアントラーズに残留する決断をしましたが、長い目で見れば決断が物をいうように感じます。

 中田英寿はベルマーレ時代にユヴェントスに短期留学しました。

 彼はそこでイタリア語と英語が必須であることを認識、教材と向き合うことで語学を磨き、同時に将来の不測に備えて簿記の教科書も入手したと言います。

 それは彼が

 「イタリアで再度プレイする」
 「リタイアした後の人生をどう生きるか」

 を既に考えていたためですよね。

 つまり僕が尋ねてみたいのは

 「あなた方は最初から、いつかはブンデスリーガに在籍したいと思っていたのですか」
 「たまたまクラブに打診があったから、飛びついただけなのですか」
 「ブンデスリーガで活躍したいと思うのなら、ゲーテのイタリア紀行やベートーベンの第9など、最低限の文化遺産を知ってから移籍したんですよね?」
 「最低限のドイツ語をマスターし、現地の方に敬意を払う準備をしてから日本を旅立ちましたよね?」

 という4点でしょうか。

 僕ですら毎日英語の教科書を読み、中野京子氏の著作、光文社新書や文春文庫から発売されている西洋絵画の成り立ち、そこにまつわる神話やハプスブルク家の成り立ちを学んでいますよ。

 もし何もしないで

 「ドイツへ行きます、ベルギーからの移籍に乗ります」

 ということであれば、最低限の準備さえ出来ていなかったのではないか、と思います。

 日本人が旅行先で、何とか現地の方と現地の言葉で会話しようと思うのは、それは自分たちにマナーであり、相手に対しての配慮だと思うためですよね。

 彼らの2年目は果たしてどうなるでしょうか。
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三人そろえば文殊の知恵はサッカーに必要な出来事か

2018-07-23 14:14:25 | 日記
「三人そろえば文殊の知恵」

 という格言、サッカーにはまるで当てはまらないと思います。

 今、ガンバ大阪の掲示板を閲覧しましたら、監督交代は必須、という意見はほぼ全会一致でしたが

 「ヤットは必要だ」
 「ヤット移籍、越権行為が見られる」
 「アデミウソンのヒールはいらない」
 「アデミウソンの調子が上がってきたように見える」

 と、見方に相違があるのは当然主観が人によって異なるためですよね。

 若い世代が家族を持ちたくない、必要としない、子供もいらないと考えるのは、当然給料の問題や自分の時間すら持てず、自分のために使えるお金も一気に減少する、と言うマイナス面を考慮するためでしょう。

 僕自身も性格的に結婚にはまるで向いてはいないと思うくらいですからね。

 でも、若い世代、それは僕も同意見ですが

 「家庭内で意見が割れること」
 「頭から自分の意見を否定する親世代」

 にうんざりしているためでしょうか。

 僕もそうですけど、毎日毎日、お前は毎日これが出来ていない、覇気はないと生活面全てを否定され続けていますが、自分ひとりならば自分の「主観」で生きることができます。

 サッカーでも不幸にもファンの暴動でファン、選手が死ぬことがありますが、そこで糾弾されるのは祖父母や両親の教育方針や育てかたになります。

 僕は家族と言えども、祖父母、両親、そして子供は完全に「「独立した個性」であると思うのです。

 ですから僕が父親になったとしても、自分の子供が間抜けな行為をして謝罪することは、恐らく

 「くそったれ!俺の責任でもないのに!!」

 と思うでしょう。

 僕と同世代、そして若い世代は自分の不手際で謝罪をすることは致しかたないが、子供や親も含めた「赤の他人様」の間抜けな行為で頭をさげるのは、もううんざり、と考えていると推測します。

 言い換えればファンはフロントのために不愉快な気持ちを味わいたくないし、フロントもファンの間抜けさで謝罪したくないと思うのではないでしょうか。

 勝負事はやはり、勝つことで皆が潤うことは間違いなさそうです。

 
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ガンバ、本日にも監督交代か

2018-07-23 09:51:15 | 日記
 ガンバは本日中に、レヴィー・クルピ監督を解任すると言われています。

 かつてセレッソ大阪で指揮を務めた人物の招聘は、ダービーに与える影響を考えれば大変大胆な形に思えましたが、任期を全うすることができない模様です。

 ガンバが二けた順位を打開するために考えた補強は

 1・セレッソ大阪から柿谷を引き抜く
 2・ブンデスリーガ2部から宇佐美を呼び戻す

 という2点にあったようです。

 今となってはファンの多くが、実現が難しいオペレーションではなく、現実を見てワールドカップの中断期間を迎えたいと考えたのではないでしょうか。

 僕はセレッソの試合を見ていませんから、ユン監督と柿谷の間に何が生じているのかを、正直把握していません。

 柿谷の体調が優れないためか
 ユン監督が求める動きができていないためか
 他に理由があるためか

 それでも宿敵の戦力を低下させるという思惑があったのでしょうが、事はすんなりと運びませんでした。

 フロントがクルピ氏を招聘したのは、2008年のチャンピオンズ・リーグ獲得時のように、攻撃を重視した点を取るサッカーを目指したためと言います。

 ただ、指揮官の考える攻撃方法、ファンの考える攻撃方法、選手が考える攻撃方法、これらに齟齬があったのかもしれません。

 両翼を最大限活用したサッカー
 マイボールを武器にバス・&・ゴーの形

 単純にキック・アンド・ラッシュだって点が入れば攻撃的ですからね。

 後任人事は手倉森さんの名前があがっているようですが、「本家」のあの方、そう西野さんを招聘したいと考える方もいる気がします。
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