塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スパイク契約、あなたならどうする

2018-07-28 01:27:57 | 日記
 プロサッカー選手がスパイクを選ぶ際、ナイキのような大手を選ぶのか、それともアスレタやスボルメのようなストリートの香りがするブランドを選ぶのか。

 この点は非常に重要だと思います。

 と言いますのも、ナイキやプーマのような大手は契約選手が非常に多いですから、末端の選手たちは与えられたスパイクを履くことになるはずです。

 逆に言えば自分が契約選手であっても自分が広告塔ではありませんから

 1・試合で故障して療養することにためらいがない
 2・売上や販促に直接関係しない

 というメリットがあると思います。

 一方で先に挙げたブランドや契約選手そのものが少ないブランドであれば

 「徹底的にカスタマイズされた特別スパイクの提供」

 が考えられます。

 ガンバの遠藤がアンブロと終身契約を結んでいるのは有名ですが、アンブロが2014年ワールドカップ用に手掛けた彼専用のアクセレレイターは、出身地の鹿児島をモチーフに細部までこだわり抜かれた品でした。

 柴崎岳のために作られた「ユー・バイ・ガク」も同様ですよね。

 しかし、自分が契約選手としてブランドを背負う重圧は非常に大きいと言えます。

 それは試合での活躍もそうですが

 1・ブランドのファン・プロモーションへの積極的な参加
 2・私生活でも常に聞くバルが必要である
 3・イエローカード、レッドカード、審判とのいさかいはご法度

 は間違いないでしょうね。

 ロナウドやメッシのように、大手で契約金も莫大で自分専用スパイクの開発、と言う事例は彼らが頂点に存在しているからこその事例であり、本当に特別です。

 スパイクは案外、契約をせず自由気ままに好きなブランドを履く、のが一番なのかもしれません。
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森保監督、脳裏に描く布陣は何か

2018-07-28 01:13:12 | 日記
 森保新監督が最初に直面する課題は、2019年冒頭にUAEで行われるアジアカップとなります。

 ホストであるUAEは2011年カタール大会で日本を優勝に導いたザッケローニが指揮官となり、強化を注いでいます。

 ザッケローニをサンプルとするならば、森保監督は布陣を従来の物でいくのか十八番を求めるのか、と言う点が興味深いですね。

 ザッケローニと言えば、就任当時から

 ウディネーゼで3-4-3を導入し、イタリア国内で旋風を巻き起こす
 ミラン時代はボバンを軸にした3-4-1-2でスクデットを獲得

 というようにバック3の使い手と見なされていました。

 しかし、南アフリカ大会以後の親善試合、アルゼンチン代表とパラグアイ代表との闘いでは、日本に馴染みある4-2-3-1で戦い、アジアカップもこの方法論を継続し、鮮やかに優勝を成し遂げます。

 以後、ザッケローニは定期的に3-4-3をマネージメントしますが

 1・選手が最終ラインの背後と横のオープンスペースを気にしすぎる
 2・そのため、3-4-3の長所であるサイド攻撃とプレッシングが機能しない

 という点に直面してしまいます。

 森保さんは3-4-2-1を十八番にしていますが、2018年に与えられた6試合をどう活用するのか。

 この点は注目に値しますよね。

 自分の戦術を当初から植え付け、マネージメントしてゆくのか、ザッケローニのようにまずは目先の大会で優勝し、足もとを盤石な形にしてから強化するのか。

 この選択は案外難しいと思います。

 当然3-4-2-1と4-2-3-1では招集する選手の顔ぶれも異なりますし、新キャプテンになるであろう吉田をサポートする選手も不可欠でしょうから。
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