塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本代表、来年のコパ・アメリカへ参戦か

2018-07-19 00:22:15 | 日記
 日本代表は過去、2011年、2015年の2回にわたり、招待されたコパ・アメリカの出場を断念しました。

 しかし、来年開催のコパ・アメリカには参加する様子で、これはアジアカップと共にカタール・ワールドカップへ向けての大切な試金石になり得ます。

 欧州ではネーションズ・リーグという新しい試みが始まります。

 その影響もあるのでしょう、日本代表は年内6試合行う新全試合をすべて国内で行い、所詮の相手がチリ代表である、と言う点までは正式にアナウンスされています。

 ワールドカップのコロンビア戦を見てもわかるように、南米各国は欧州のようにストレートなサッカーをしませんよね。

 それは意外性であり、彼ら独特の間合いであり、ネイマールのような卓越した技術など、J1や欧州リーグに在籍していても感じることのできない、肌で感じてはじめてわかる感覚です。

 コパ・アメリカは近年招待国が参加することにより、大会の規模が増していますし、ボリビアやヴェネズエラのように、ワールドカップに縁のない国、出場が難しい国でも国家をあげて参戦します。

 エドウイン上原 ペルーにルーツあり レッドダイヤモンズに所属
 石川康 ボリビアにルーツがあり ヴェルディに在籍

 というようにJ1でもブラジルやアルゼンチン以外からでも、南米にルーツのある選手が在籍してきました。

 レッズで付け加えますと、開幕初年度の1993年トップ登録された二宮浩は、ウルグアイにサッカー留学し、名門ダヌビオで研鑽を積んだはずです。

 日本は国内でブラジル、アルゼンチンの他、ペルーやウルグアイとも戦ってきましたが、彼らのホームで戦う経験はそう得られません。

 異なる生活環境もありますが、招集された選手たちには南米大陸の個性を、是非感じてほしいと思います。
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ロナウド、ユヴェントス移籍の陰で

2018-07-19 00:01:49 | 日記
 王が王として君臨するためには

 1・配下からどれだけの尊厳を集めるか
 2・その配下が忠実に任務をこなすのか

 の2点が焦点となります。

 ロナウド頑張ってユヴェントスに移籍商品た背景には、彼がイングランド、スペインだけでなく評判の冴えないイタリアでチャンピオンズ・リーグ優勝味わうならば

 「やはりロナウドは偉大だ!」

 と評判が確定的になります。

 メッシのバロンドールは、バルセロナという一つのクラブ、その同僚たちとの間で得たものです。

 仮にロナウドが3か国でバロンドール、チャンピオンズ・リーグと抱擁すれば

 1・異なる風習、言語に同化することができた柔軟性の持ち主
 2・様々な個性と折り合いをつけることができた人間性の持ち主

 という、人格面でも大きな評判を得られるでしょう。

 一方で、ロナウドがユヴェントスでも王のように振る舞えるかどうかは定かではありません。

 少なくともマンジュキッチのように、自身の個性が際立つ選手との間で諍いが起きれば、ロナウドといえども苦戦を強いられるのではないでしょうか。

 ユヴェントスはジャンルイジ・ブフォンがパリ・サンジェルマンと契約寸前と言いますし、クラウディオ・マルキージオも対談が囁かれます。

 言い換えればロナウドが苦境に陥った際、同僚で彼を擁護する選手、アニエリ家との繋がりやカルチョの奥深さを知るであろう選手が、ロナウドと入れ替わりで立ち去ろうとしています。

 ロナウドがメッシと共に、現代サッカーの代名詞であることは確かです。

 しかしユヴェントスでは新入生もいいところで、だからこそ入団会見は小規模だったとも言えますが、本来はユナイテッドに復帰したいという感情もあったのではないか、と考えるのは無粋なのでしょうね。
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