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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて考えるサッカーが世界で愛されている理由

2018-07-14 16:26:49 | 日記
 キャプテン翼は14巻で静岡県予選、15巻で東京都予選と日向の脱走、16巻から22巻まで全国中学校サッカー選手権の様子が描かれます。

 大空翼が足首と肩を痛めながら奮闘する姿が描かれますが、漫画といえども怪我を治す期間もなく、毎日のように試合が真昼間から行われる時代があったわけです。

 ですから野球のハードな日程を摩訶不思議と片付けるわけにはいきませんよね。

 でも、サッカーが世界的に人気なのは、プロになれる年齢にあります。

 キャプテン翼の中で片桐さんが

 「タイガーショットはゴールの一点でも見れれば打つことができる」
 「でもドライブシュートがゴールが打てるんだ!」

 と南葛対東邦の一戦で叫びましたね。

 この言葉をかりるならば

 「野球選手は18歳からプロになれる」
 「でもサッカーは年齢に関係なくプロになれるなんだ」

 という意味もあると思います。

 FC東京の久保建英選手が2022年のカタール大会で活躍されることを求められるのは、18歳という成人でなくともFC東京でプロデビューウィたことが大きいわけです。

 イタリアならトッティは16歳でローマにトップ登録され、北アイルランドならなノーマン・ホワイトサイドが17歳でワールドカップにエントリーしました。

 監督も同様で大リーグだろうが日本だろうが、野球は前者30、後者12の椅子を監督経験者がローテーション、もしくは引退したばかりの経験者が座るだけです。

 しかしサッカーは経験者でなくともライセンスの取得が鍵となりますし、下部リーグで成績を残せば上のカテゴリーからすぐに声がかかります。

 こうした型に縛らない発想、これがサッカーが世界的ファンを持つ根底にあるのではないか、と僕はいつも思うのです。
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酷暑の夏から考えたこと

2018-07-14 16:13:09 | 日記
 僕が幼少時、日射病と言う言葉はあっても熱中症という言葉はありませんでした。

 外出する際は帽子をかぶりなさいといわれましたが、現在のように

 首を冷やして体温を下げる
 飲料水以外に塩分を摂取
 
 という対処方法は無かった気がします。

 さて、長野県でも甲子園を目指す戦いが始まりました。

 関係者にとっては価値ある大会でも、部外者の僕からすれば摩訶不思議な点がいくらでもあります。

 炎天下で延々と試合を続ける意義はどこか
 守備につく際、相手の攻撃が長引けばそれだけ給水ができない
 観客、選手が熱中症で搬送レ、仮に死亡すればだれが責任を取るのか

 過去、連投のしすぎで投手が肘を壊し、日常生活すらままならない点が批判されましたが、僕からすれば高校野球というのは

 「選手の犠牲に成り立っている」

 面はあると思います。

 長い練習時間や日々の遠征
 特体制と呼ばれる強豪校へ進学しての過酷な寮生活
 丸坊主にする意味合い

 など、関係者は僕のような部外者からの質問に、丁寧に答える義務があると思いますよ。

 だって皆さん安倍総理や麻生財務大臣にいつも「答える義務」があると批判しているわけですから、監督や高体連は答えるべきではなかろうかと思います。

 先日何かのコラムで

 高校野球も甲子園以外のドーム球場を軸に、対戦カードをばらしたらいいではないか、続けていればなれます余という意見がインターネットであったはずです。

 陽射しが無く空調のあるドーム球場の方が、選手と観客への負担は間違いなく減るのは確かでしょうね。

 ですからインターハイからサッカーは抜けても構わない、という意見は議論の余地がありますよね。

 FIFAが試合後のインターバルを最低48時間空けるように、と通達していますが心身ともに鍛えれたプロですら、この日程が大事なのであり、アマチュアと学生ならばもっと環境を整備する必要があると思えます。

 クーラーの下で夏、世界名作文学全集でも読んでみたら、違った夏になるとも感じますがねえ。
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希望小売価格とは何だろうか

2018-07-14 01:41:02 | 日記
 1990年代、フィラはバスケットボールの世界でナイキを激しく激突していました。

 その要因となったのがデューク大学から全体3位でデトロイト・ピストンズに指名されたグラント・ヒルとの契約であり、デザイナーのケヴィン・クローリーが手掛けた彼の靴は、殺人がおくるほどの人気だったのです。

 ナイキの重役たちも歯噛みをして、グラント・ヒルと契約できなかったことを後悔したそうですが、後悔になったのかどうかはすでに証明されています。

 グラント・ヒルはデトロイト・ピストンズからフリーエージェントで後にオーランド・マジックに移籍します。

 このころから彼は足首の故障に見舞われることが多く、額面通りの活躍ができません。

 ナイキ契約選手のひとり、チャールズ・バークリーが

 「フィラのような安っぽい靴を履いているから、そんなに怪我が多いんだ」

 と指摘しました。

 実際フィラの靴は、機能や選手の個性よりも、靴のデザインに重きを置かれていたと言われ、ナイキやリーボックと比較した際、詰めが甘いという印象を受けた関係者は多いようです。

 それはひとえに

 「希望小売価格を控えにする」
 「ヒルのようなスター選手の靴を手ごろな価格で提供したい」

 というフィラの思惑があったようです。

 ナイキ、コンバース、リーボックのいずれも契約選手には高い支度金を支払っていますから、彼らの靴はどうしても高価になります。

 フィラはその点にくさびを打ち込みたかったのでしょう。

 フィラが中田英寿だけでなく、三都主アレサンドロや北島秀朗などJリーグでも顧客を得ていた時期がありますが、フィラが市場から消えたのもバッシュ同様に作りがイマイチだったためでしょうか。

 フィラのスパイクと言えばファッシノですが、リフィニトーレ、サルバトーテとイタリアしいネーミングで展開していたころが懐かしいですね。

 ファッシノはケブラーをアッパーに用いるなど、非常に注目が高かったわけですが、懐かしさだけでなく当時の愛用者にフィラの履き心地を聞いてみたいものです。
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長谷場誠、ニュース・ゼロでワールドカップを語る

2018-07-14 01:20:36 | 日記
 ニュース・ゼロのインタビューで窺えた長谷部誠の表情は、柔和であり穏やかな印象でした。

 それは16強に進出した要因が守備一辺倒では無かったこと
 主将の重圧から解放され、肩の荷が下りたこと

 とは無関係ではないでしょう。

 一方で高校時代の恩師が

 「監督の視線が外れると練習を怠けていた」

 と語った瞬間、長谷場が浮かれた苦笑いが印象的でした。

 主将というのは、同僚に対して建設的な意見を言う時もあれば、自分が同じミスをしないように忠告しても、自分がそのミスを犯してしまい、意気消沈することもあるでしょう。

 彼曰く、コロンビア戦のキンテーロが放った一撃、約束事としてはつま先がつくくらいの距離を飛べ、ということでしたが、実際は

 「僕も飛んでしまったんですよ」
 「彼の動きがグラウンダーになるとは思わなかった」

 とのことでした。

 通常、いつもミスを指摘してばかりの選手がミスをすると、風当りは強くなります。

 でも長谷部がミスをしても、批判の度合いが強まることが日本代表には無かったと感じます。

 これは主将としての責務を全うする彼の言動と行動を、周囲が慮っていたためではないでしょうか。

 主将の意味合いは本場欧州でも異なり、単純にアームバンドを巻く存在と考える国もあれば、イングランドのようにアームバンドに込めた代表の誇りを体現すべき、と考える国もあります。

 代表とユナイテッドにおけるブライアン・ロブソン
 リバプールにおけるスティーブン・ジェラード

 の例がまさしくそうですよね。

 日本代表の主将も今後、長谷部誠との比較で苦々しく思うこともあるでしょうが、長谷部もまや試行錯誤しながら主将の重責を担っていたことも確かです。
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