塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

看板商品がある陰で

2018-07-18 01:30:30 | 日記
 UCC上島珈琲といえば、日本を代表する珈琲メイカーと言えます。

 一方で馴染みが無いかもしれませんが、「紅茶の時間」という紅茶も発売しています。

 皆さんが連想する市販の紅茶と言えば

 ペットボトルならばキリンの「午後の紅茶」とコカコーラ社の「紅茶花伝」
 ティーバッグならば「トワイニング」「日東」など

 が挙げられると思います。

 僕はティーバッグですと100%スリランカの茶葉を用いた「ディルマ」を購入することが多いのですが、これらディルマが現地スリランカの社会支援を行っていることも関係しています。

 何が言いたいかと言いますと

 「看板商品があることは商売の根幹である」
 「しかし、看板商品の印象が強すぎると、商売の邪魔になりかねない」

 と思うためです。

 今本田自動車が指摘されていることも同様で、N-BOXシリーズにかかる比重が大きすぎ、北米市場など苦戦地域のてこ入れが目に見えてこないためです。

 ミズノと言えばモレリア モレリアといえばミズノ
 アスレタといえばオーヘイ オーヘイといえばアスレタ

 というように、看板商品を持つブランドはサッカーにもあります。

 モレリアの派生形がモナルシーダになるわけですが、モレリアと共に純日本生産であることは素晴らしいと言えます。

 一方でモレリアが凄ければ凄いほど、レビュラにしてもイグニタスにしても

 「モレリアはこうではない」
 
 という比較が生じて、担当者は悩んだのではないかと推測します。

 ナイキやアディダスが看板商品を複数持つのは、こうした消費者の固定観念を打ち砕くための措置であり、2サイロしかもたないプーマにしても、検討の余地があると感じます。
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ファンの感覚がマヒする瞬間

2018-07-18 01:13:40 | 日記
 長野パルセイロレディースのファン、スポンサーは幾分麻痺しているかもしれませんが、ユース、A代表問わず地方クラブから代表選手が生まれることは、やはり凄い事だと思います。

 本田監督に長い期間、下駄を預けたフロント、そして解任のリスクが無く戦術の幅や選手の組み換えが自由にできる環境が、彼女たちの後押しをしていると思います。

 鈴木陽選手が、フランスで今夏行われるU-20女子ワールドカップに選出されました。

 当然一部リーグに所属することは、新規選手の獲得に大きなアドバンテージがありますし

 1.Uスタジアムに集う観客動員は日本一
 2・横山や泊のように、海外という視野も可能である
 3・本田監督はコンバートも含めて、選手にとって最適と思われるポジションで起用する

 点は、凄く大きいと思います。

 國沢、横山をはじめ、A代表に選出される機会が多い選手が増えたためか、当初の

 「おい、遂に日本代表選手が我らがクラブから誕生したよ」
 「ぜひとも頑張ってほしいね」

 という初々しさが、僕の中から幾分消えてきた、この点は反省材料と言えます。

 Uスタジアムではなでしこの国際試合も行われる一方、先日はイタリア選抜対ヤマハ発動機というラグビーも行われるなど、稼働する頻度が増えてきました。

 2012年、ベスト・アメニティスタジアムで日本五輪代表対マレーシア五輪代表の一戦が行われた際、地方での一戦ということで凄く注目されましたよね。

 なでしこ、ラグビーの試合開催を契機として、Uスタジアムの稼働率を高める提案も、今後パルセイロを含めて検討する時期なのかもしれません。
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