塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

吉田麻也、怪我の影響で代表参加は厳しいか

2022-01-11 20:54:57 | 日記
 「ピンチからチャンスへ、タフに変身」

 この言葉は2007年、テレビ朝日で放送された人気アニメ「プリキュア5」の主題歌から用いたものです。

 サンプドリアに在籍する吉田麻也が、負傷のため戦列を1か月離れるということで、中国代表とサウジアラビア代表の2連戦を欠場することが余儀なくされるという、日本代表にとっては痛い情報が飛び込んできました。

 ただ、本大会に日本代表が出場したとして

 吉田麻也の体調が万全でなく、エントリーすらできない
 では彼の代わりに腕章を誰に託すのか
 吉田に限らず、負傷はカード警告で出場できないレギュラー選手を、どのような顔ぶれが補うのか

 を考える、良い機会にすべきだとは思います。

 僕の推測ですが、森保監督は吉田の起用ができないと説明を受けた段階で腕章を、リオ五輪主将経験を持つ遠藤航に託す決断をすると思います。

 確かに同世代の五輪代表とは異なり、

 自分より代表キャップが上の選手を束ねること
 長友佑都のように目上の選手への配慮

 という難しい側面はありますが、一方で遠藤が腕章を託されても、批判的な声は挙がらないと思います。

 日本代表は「大人」であることも大切ですからね。

 現実問題、B組は

 1・中国代表とベトナム代表は蚊帳の外である
 2・サウジアラビア代表を抜いての1位通過は難しい展開である
 3・ならば、現在の2位を必ず死守する

 という3点を考慮、選手を招集すべきでしょう。

 以前にもお話ししましたが、カタール・ワールドかっpは32か国エントリー最後の大会であり、ここで8強進出の経験を持つことは、今後の代表にとって大きな財産になるはずです。

 プレイオフに回ることなく大会に出場すれば、強化日程も組みやすく良いことがたくさんありますしね。
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サッカーにおける移籍市場を考えて

2022-01-11 20:41:05 | 日記
 野球やバスケットボールなど、米国発祥の競技ではサッカーのような、昇格と降格という二つの制度がありません。

 つまり、新顔対決はまず生まれないことを意味します。

 その一方で降格がないことが安全弁となり、MLSでは新規オーナーの希望は相次いでいると聞きました。

 また、新顔対決だけではなく、広い国土を持つ米国では可能な限り均等にチームを配置するためい

 1・球団拡張(エクスパンションと言います)とそのために拡張ドラフトがある
 2・野球でモントリオール・エキスポズがワシントン・ナショナルズになったように、チームが他の年に移転する

 という決断もあります。

 これらは営業利益を追求する「フランチャイズ」の概念であり、サッカーやラグビーが英国の概念である

 「ホームという概念」
 「成績が悪ければ降格して、出直す形を促す」

 形とは大きく異なります。

 また大リーグには選手の同意がなければトレードに出すことのできない「ノー・トレード条項」も契約に盛り込まれることがありますが、サッカーでは0円移籍があるように、どんな名手でも移籍の可能性があります。

 2021年の夏、まさかロナウドやユヴェントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍するとは考えもしませんでしたが、既に彼がオールド・トラッフォードを離れるのではないかとも指摘されるなど、移籍話はある意味日常です。

 それは野球やバスケットボールがオフシーズンだけ、トレード、補強機関が儲けられる一方で、サッカーは年に2回移籍市場があるというだけでなく、どの地域にもプロリーグがあり代理人が常に良い契約を探している点もありますよね。

 香川真司がシントトロイデンに移籍し、ワールドカップ2022を目指したいと語ったように選手からすれば2度の移籍機関を有効活用することは、自分の将来を考慮する良い機会と言えそうです。
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アフリカ選手権とクラブ・ワールドカップ

2022-01-11 20:29:40 | 日記
 新型コロナウイルスの「オミクロン」の影響が色濃い中、10日からアフリカではカメルーンを舞台にアフリカ選手権が始まりました。

 アフリカ選手権開催は、年明けすぐという変則的な時期のため、リーグ1やプレミア・リーグのように、アフリカ出身選手が多いクラブは、招集に頭を悩せます。

 ただ、日本代表の南野拓美のように、先発に届きそうで届かない選手には、サディオ・マネ、モハメド・サラーと実力にそん色さはない、とユルゲン・クロップに知らしめる良い機会といえます。

 又、ウエストハムやアストンビラのように、野心的なクラブはこの冬の移籍市場で、更に優良選手を狙うかもしれませんね。

 では、2月開催のFIFAクラブ・ワールドカップはどうでしょうか。

 日本開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの余波を考慮し、開催自体を返上したたため(カタール開催に変更)、J1優勝クラブの川崎フロンターレが開催国枠で出場する事ができない点は、物足りなく感じますし、残念だと思います。

 ただ、代表選手が今月キャンプを張る事を考慮すれば、日本開催がなくなったことで選手が体を休める時間が作れた、と好意的に見ても良いでしょう。

 ただ、新型コロナウイルスの影響がなくとも、既にこの大会自体の存在価値が揺らいでいると思います。

 欧州王者は世界王者に等しい
 従ってチェルシーが戴冠する可能性は実に高い

 という点はありますよね。

 確かに2012年王者のコリンチャンスは、確かにそのチェルシーに勝利して大きな歓喜に酔いしれました。

 コパ・トヨタの時代、とりわけ1997年のクルゼイロは

 試合当日の2週間前に来日
 ブラジル代表ドニゼッチなど、他のクラブからレンタルでこの試合のためだけに補強

 という意気込みを見せましたが、その時代から欧州クラブにそこまでの熱意はないですよ。

 既に曲がり角となっているこの大会、FIFAは今後どうしようと思っているのでしょうか。
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