塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーにおける頼れる選手とは

2022-03-19 21:41:25 | 日記
 2020年のワールド・シリーズで優勝したロスアンゼルス・ドジャース。

 誰もが認める大リーグ最高の左腕、クレイトン・カーショウが遂に頂点に立った年でした。

 カーショウのようにレギュラー・シーズンで素晴らしい投球を見せても、より負荷のかかるポスト・シーズンで投球がさえないと、ファンと批評家の多くはその実力をすぐさま疑問視します。

 大谷翔平とマイク・トラウトが在籍しながら、ワールド・シリーズはおろかポスト・シーズンにすら縁のないLAエンゼルス・オブ・アナハイムのように、高額報酬で知られる選手がポスト・シーズンに出場できない点は、ある意味でスキャンダルでありGMの手腕が問われます。

 日本では東京ヤクルト・スワローズとオリックス・バファローズと、2021年の日本シリーズは新鮮味ある顔ぶれでしたが、資金面で恵まれてはいないチームの優勝でしたから、より注目された面はありますね。

 サッカーの場合、「ここぞ」というときに強い選手はどんな選手でしょうか。

 ダービーに強い選手を指すのか
 ワールドカップ予選やアジア杯予選で得点を決める選手なのか
 AFCチャンピオンズ・リーグやコパ・リベルタドーレスのような、対外試合で結果を残した選手なのか

 その文脈は非常に大きいと言えます。

 野球やバスケットボールは伝令やタイムアウトで時間稼ぎと作戦の確認ができますが、サッカーはそうもいかず指揮官がテクニカル・エリアで叫んでも、声が届く範囲は狭いですしね。

 ディエゴ・マラドーナのように、全ての要素を兼ねそなえた先天的な選手も「ここぞ」というときに強い選手といえますし、ギャリー・リネカーのように報復行為に及ばない選手も同様と考えます。

 ここぞという場面はクラブと代表で異なりますし、それは選手の資質にも関係すると僕は思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

林大地、日本代表に追加招集

2022-03-19 21:28:05 | 日記
 サガン鳥栖からシントトロイデンに移籍し、6得点を得ている林大地。

 彼が大迫勇也に代わり、日本代表招集を受けました。

 確かに「たなぼた」かもしれません。

 林が昨年の東京夏季五輪、本来ならば五輪代表が18選手で構成する中で、新型コロナウイルス対策として22名で構成されることが決まり、林は落選かと思いきや代表に帯同し、指揮官からその勢い買われ、日本代表のセンターフォワードを務めたことは記憶に新しいですね。

 制度変更での代表招集
 怪我人が出た為の追加招集

 林大地を「運が良い」と思うファンは当然いるでしょうし、彼本人も同様の見解かもしれません。

 僕も林が運が良いと思うますが、それだけでは片づけられません。

 林がベルギーでもやれる実力の持ち主であること
 ターゲットマンとして相手センターバックと戦い続けること
 アグレッシブな姿勢

 こうした特徴がなければ、森保一日本代表監督(過去は東京五輪代表監督と兼任)は、代役を林ではなく別の選手にした可能性は当然ありますよね。

 林大地の地道な研鑽が実った、と見る方が良いのではないでしょうか。

 ただ、代表キャップ無しの選手をいきなりオーストラリア代表戦で使うとは思えませんし。、ある意味で大迫を起用し続けてきた反動が来てしまったなという印象もあります。

 仮にワールドカップ出場権を得たとしても、ベトナム代表の一戦が強化策になるとは思えませんし、組み分け抽選の結果もありますが親善試合は組めても多くて4試合、通常は3試合と思います。

 初招集の選手が3試合すべてで起用されても代表キャップは「3」にしかならず、むしろ選手に漠然とした不安だけを与えてしまうのではないでしょうか。

 仮に林が見事という戦い方を見せてくれれば、それは大きな収穫になると言えますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕は胴長ですので、短足です

2022-03-19 21:13:19 | 日記
 小学生の頃は誰もが体育館で課外授業を受け、「体育座り」で聞いていたと思います。

 その際同級生から

 「盛彦君は座高が高いね」

 と指摘を受けたのですが、当時は「座高」が何を指しているのか、その意味合いがさっぱりわかりませんでしたが、胴長短足という意味なのですね。

 僕は母から

 「あんちゃん(弟と区別するために両親は僕をこう呼びます)、背中が丸まっているよ」
 「猫背はよくないから」

 と指摘を受けますが、僕は勤務中も含めてできる限り(今キーボードをたたいている最中も)胸を張って猫背にならないようにしています。

 胴長短足は見栄えが悪いですが、胸をはってサッカー選手が味方にパスを出す際、ルックアップするようなしぐさを意識しています。

 ただFWからすれば鮮やかなパスやおぜん立てのパスの方が実は厄介ではないでしょうか。

 流れの中で得点を得ること
 セット・ピースを効果的に活用する事

 など、得点源には様座なありますが、中田英寿が日本代表の中軸だった崔、彼の鮮やかなスルーパスをFWが決めそこなうと、多くのため息が観客からも漏れました。

 つまり味方FWが相手GKと1対1になる確率が高いということは、それだけボールを保持するFWが有利という意味です。

 オフサイド・ルールは年々解釈が変更していますが、要は

 「味方FWと相手GKが簡単に1対1にならないための措置」

 これがオフサイド。ルールですから、ライン・ディフェンスの間を通すスルーパスは、それだけ精緻であるという事ですよね。

 ですからFWとすれば

 綺麗なパスが来た
 決めないとまずいぞ

 という意識が強く働きすぎた、という側面があるのではないでしょうか。

 おぜん立ては大切ですが。おぜん立てが整いすぎるのも困ったものかもしえれません。

 背筋を伸ばす選手たちはそれだけで格好良いですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする