塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

食品の値上げが相次ぐ中で

2022-03-01 21:04:09 | 日記
 ウクライナ情勢以前からガソリン価格の高騰が問題視されていました。

 又本日から食品の値上げが多く、確かにインスタント・ラーメンは多くの銘柄が「高くなったなあ」と思わせるほどです。

 この光景を見ながら考えたのは、Jクラブや高校サッカーの学生寮、選手寮の関係者のことでした。

 以前テレビ取材でセレッソ大阪の寮母さんの食材買い出し、運搬、調理までを追いかけた映像を見ましたが、短時間で手際よく、あれだけ豊富なメニューを提供できるものだなあ、と実感しましたね。

 相撲部屋でも毎日桁違いのコメや野菜を消費しますが、当然そこには油や調味料も含まれますから、いずれにしてもわずかの値上げでも、大きく予算に響いてしまいます。

 セレッソ大阪の寮母さんは今人気の「業務スーパー」で買い出しをしていましたが、我が家は大家族ではありませんし、大容量で食材を仕入れても食べきれませんから出かけたことはありません。

 ただ、相撲部屋や学生寮など大所帯の責任者たちは、その存在がありがたいと言えますが。

 実は山梨学院在籍時、僕も学生会館に4年間お世話になろうかなと思っていました。

 合格後、父と共に甲府まで出向き、最寄りの酒折駅前にそびえたつ学生会館を尋ねるも、既に満員御礼で空き部屋はないということで、ご近所の不動産屋を紹介していただき、アパートで独り暮らしをすることになりましたが、結果この選択でよかったと思います。

 選手寮や学生寮はある意味でプライバシーの確保が難しいですし、残念なことにここ2年は新型コロナウイルスの温床となる事例もあります。

 僕は今でもそうですが洗濯も掃除も自炊も全くきにならないので、その点ではある意味気楽な独り暮らしでした。

 ただ病気で布団に潜り込んでいるときは

 「学生会館だったなら、心細くはなかったかな」
 「でも、うるさくで眠れないかもな」

 などと考えた、懐かしい日々です。
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ウールという素材を見直して

2022-03-01 20:08:03 | 日記
 昨日お話ししたシャツの襟と袖の汚れ落とし「ドクター・ベックマン」

 実は脇の汗染みを除去できる洗剤、携帯可能な洗剤と3種類含めて紳士服の「アオキ」で購入できます。

 ですので汗や頑固な汚れを落としたいなあとお考えの方は、ご近所のアオキで手に取ってみてください。

 本当によく落ちますよ。

 そのアオキでは近年、「アスレチック・ウール」というウール100%でありながら、充実したストレッチ機能のスーツが販売されています。

 エルメネジルド・ゼニアのトラベラー
 トラバルド・トーニャのエストラート

 イタリアの老舗生地ブランドも、皺に強く快適な着心地を約束するスーツ生地を開発していますが、アオキではそれらに該当するのが「アスレチック・ウール」なのでしょう。

 スーツの内側に刻印されていますからすぐに判別できます。

 何故この話をしたかと言いますと、「ソロテックス」に代表される化学繊維のスーツ、移動着は着る人間を選ぶと思うのです。

 アンブロが化学繊維100%、ストレッチ機能や速乾機能抜群の素材で作ったスーツをオンラインで販売していますし、恐らくガンバ大阪にも提供しているに違いありません。

 ただ、これらはどこかでワークウエアのような光沢が感じられ(あくまで僕個人の主観ですが)ますし、ウールのようにアイロンでの「いせ込み」という立体的に仕立てる皇帝を省いていますから、ン僕のように胸板が薄く肩幅がない人間には、どこか不都合なんですよね。

 選手たちは鍛えていますから、そんなことはないと思いますが。

 アルフレッド・ダンヒルがウールという伝統的な素材で日本代表を支援するのは、ウールが天然素材として優れているためでもありますが、スーツ本来の味わいがわかるという点もあるでしょう。

 ソロテックスは本当に動きやすいので、安い価格の品ではなくある程度の価格の方が良い気もしますね。

 ウールを選んでしまう僕は、保守的であり頑固なのかもしれませんが。
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改めて感じる若年層へのアプローチ

2022-03-01 19:26:25 | 日記
 キャプテン翼本編で描かれる国際ジュニアユース選手権。

 ここにはきっと作者である高橋陽一先生の希望が込められていると思うのです。

 以前もお話ししましたが、全国中学サッカー選手権だろうが国際ジュニアユース選手権だろうが、いい年した大人たちがあれほどの数で観戦するわけないですよ。

 この国際ジュニアユース選手権では

 ホスト国フランスの主将、エル・シド・ピエールに全国民の期待がかかっていると、母親が体調を心配する
 乱暴者、ルイ・ナポレオンのレギュラー抜擢
 会場はパリ・サンジェルマンのホームであるパルク・ディ・プランス

 というように、豪勢な内容です。

 当時のパリ・サンジェルマンはナイキではなくル・コックがスポンサーであり、ユーゴスラビア代表のスシッチ、フランス代表のルイス・フェルナンデスが主軸だった時期でしょうか。

 いずれにしても、高橋先生は

 日本サッカーも中学生という若年層から丁寧に育てないといけないよ
 野球は有力選手は大学野球、社会人野球、プロ野球と進路が豊富だよ
 でもサッカーは、高校選手権がハイライト、それではいけません

 と世界との距離を見据えての提言を、漫画という形で伝えたいと考えたと想像します。

 確かに西部ライオンズは系列企業のプリンスホテル、つまり社会人野球からドラフト指名して戦力として育てましたし、東京6大学野球も早稲田と慶應の一戦は当時も今も大盛り上がりです。

 岡田武史は早稲田から古川電工、日本代表という歩みでしたが、日本リーグにたどり着いても選手たちの底辺は拡大しないよ、中学生や小学生をもっとサッカーに親しませるべきだ、この形をキャプテン翼は考えていた、そんな気がするのです。

 むしろジダンやトッティなど、ワールドカップ優勝の名手たちも夢中だった、という副産物さえ生んだわけですから、やはり凄いことですよ。
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