塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカー・スパイクにおける人気の偏り

2022-03-06 21:49:34 | 日記
 ニューバランスは2015年「ヴィサロ」「フェーロン」の2サイロでスパイク展開を始めました。

 そしてヴィサロを廃盤にし「テケラ」を開発、そして現在はテケラ、フェーロン、4-4-2という3サイロ展開で選手を支援していますが、新作や新デザインが登場する触れ込みがありません。

 アディダスやナイキは
 
 契約選手が意図的にかは不明だが、ブラックアウトを着用する
 改良、廃盤と新作公開の間隔が非常に狭い

 という側面がありますが、ニューバランスはそうでもないようです。

 また契約選手、ラヒーム・スターリング、サディオ・マネのいずれも「フェーロンⅤ6」を愛用していますが、むしろフェーロンを愛用する選手がい多く、4-4-2とテケラの印象が薄まっているように思えます。

 それはプーマも同様でネイマールや新規契約を結んだメンフィス・デパイなと、中心選手たちは基本「フューチャー」を履きますよね。

 日本代表の三笘薫は「ウルトラ」を履いているはずですが、ウルトラはともかくキングは片隅に追いやられている印象が強いと思います。

 ミズノもレビュラカップよりもモレリア2ジャパンとモレリア・ネオ3を履く選手が多いと思いますが、ブランドからすれば

 人気銘柄の偏りを是正すべきか
 それともこのまま現状を維持し、新作公開まで待つべきか

 で悩むのでしょうか。

 昔はデザイン変更自体が極めて少なく、1度誕生した品はスポーツ店の棚を長く占領できました。

 しかし時代の趨勢は新作と廃盤の繰り返しであり、だからこそ忙しない印象が強いということもありますね。
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未成年の飲酒を考えて

2022-03-06 21:34:44 | 日記
 江口寿史の代表作「ストップ!ひばりくん」

 この作品では高校生のひばりくんが銃やマシンガンを乱射する場面がありますが、まあこれはご愛敬としましょう。

 ただ飲酒の場面も登場し、当時の週刊少年ジャンプでは編集会議の議題に挙がらかったのだろうかと思います。

 作品自体は2022年の現在でも全く古びておらず、むしろ面白くて仕方がない一方、漫画家江口寿史の個性ともいえる

 「締め切りを守れない悪癖」
 「そのため休載の回がいくつもできた」

 という形がなければ、連載はもっと長続きしたように思います。

 1980年代でもノン・アルコールビールはあったのでしょうが、現在のように市場が成熟しているわけではありませんし、高校生でもたばこやビールは今現在よりも日常では近い存在だったようにも感じます。

 ここで飲酒を用いたのは、今年の高校選手権で王者となった青森山田高校サッカー部で、飲酒問題が発覚したのではないか、とささやかれているためです。

 僕は掲載記事を読んでいないため、何とも言いようがないのですが仮に本当ならば残念ですよね。

 かつて国士舘大学のサッカー部員が、よってたかって一人の女子高生に性的行為を働いたことは明るみになり、当時は大問題になったわけですが、大学も高校も飲酒や暴行事件で得た負の印象は、そんな簡単に覆ることはありません。

 日本大学の事例はまさにそうといえます。

 サッカーだろうが野球だろうがラグビーだろうが、強豪校であるには勝利だけでなく

 対戦相手を敬うこと
 道具を大切にすること
 身だしなみや言葉遣いを日常から手稲にすつ

 など多くの学びが必須です。

 仮に飲酒問題が事実であれば、飲酒と無関係の部員や親御さんにも問題が飛び火してしまい、良いことが何もないのはわかりきっているのですがね。
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ヴィクターのテレビ紹介広告を見て

2022-03-06 21:21:29 | 日記
 ちなみに前回お話しした米国ワールドカップ公式ガイドの裏表紙には

 「さらに美しくなった映像と音 パノラマテレビ」
 「世界レベルの熱戦は世界レベルの美しさでみたい」

 という紹介文と共に、米国ワールドカップのマスコット「ストライカー」が、ヴィクターの最新テレビを紹介しています。

 僕がDVD、ブルーレイソフトを再生するために購入したソニーにブルーレイデッキは、ケーブル代金を含めても1万円でしたが、このヴィクターのテレビは何と

 「25万円 税別価格」

 という実に強気の値段設定です。

 我が家のテレビはシャープのアクオス、液晶テレビが3台ありますが、いずれも10万円もしませんし、最新鋭の4kテレビでもフナイが企画、生産するものも10万円しないはずです。

 ですからテレビの値段はこの20年である意味、実に買いやすくなったことがわかります。

 ヴィクターはかつて、ヴィクター・エンターテイメントという出版分野を持ち、「ワールド・サッカーグラフィック」を刊行していました。

 今、海外サッカー専門誌は珍しい存在ではありませんが、当時大人気だったセリエAを軸に、海外サッカーの最新情報を伝えるワールド・サッカーグラフィックは、間違いなく先を見据えていたと思いますね。

 そのヴィクターも現在は

 「ヴィクター・ケンウッド」

 という形で、資本をケンウッドと分け合っています。

 ケンウッドはジェノアに移籍する際、三浦知良のスポンサーという括りでイタリアでも話題となりましたが、彼らには金で移籍を進めたという概念は当然なかったと思いますし、当時はまだ日本サッカーなど認知すらされていなかったことが窺えます。

 当時はインターネットの時代ではなく、テレビと雑誌の時代でしたから誌面からも熱戦の息吹が伝わってきたものですよ。
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ワールドカップ94の公式ガイドブックを再読しながら

2022-03-06 21:08:29 | 日記
 1994年米国ワールドカップ公式ガイドは「ワールドカップUSA94 オフィシャルマガジン」という題名で小学館から1500円で出版されました。

 そのガイドブックでは50ページ、51ページ、見開きの形でロシア代表が紹介されていますが、

 「ウクライナ人のカンチェルシキス」
 「モルドバ人のドロヴォウルスキー」

 というように、他民族でありながらもロシア代表として奮闘する選手がいることが示されています。

 ちなみにこのワールドカップでロシア代表はB組で、カメルーン代表、ブラジル代表、そしてスウエーデン代表と一緒となりましたが、欧州リーグの選手と国内リーグの選手の圧的、部族間でもめ事が多いという形でカメルーン代表が紹介されていることも注意を惹きます。

 つまり20年も前から、「ロシア」を取り巻く環境はある意味混沌としていたことに再度気付くかされた、というわけです。

 一番厄介で憂いを感じるのは子供たちですよね。

 進軍するロシア側
 シェルターに避難せねばならないウクライナ側

 攻める側も逃げる側も今の状況が良い教育を子供たちに与えることができませんし、何より

 「ロシア人とウクライナ人との結婚、出産で誕生した子供」
 「自分の出生、未来をどう思うのか」

 は非常に気がかりですよ。

 今は情報自体が下火となりましたが、かつて日本では

 「戦災孤児・中国残留孤児」
 
 という形で、日本が大東亜戦争と満州国で中国に進軍した際、現地駐留の日本人家族がソ連軍の攻撃により満州から離脱する際、生き別れになった子供たちが、現地に方々に育てられるも、日本の両親、つまり生みの親を探すために来日、という光景は当然でした。

 ウクライナでも子供たちが清潔な水や医療の提供ができずに困っていると思いますが、実はロシアでもウクライナ侵攻を停止するように訴えている大人たちが警察に捕まり、子供たちと別れてしまうという現象が起きています。

 本当に困った事態になりましたね。
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