塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ジャン・ミッシェル・バスキアの画集を買いました

2022-03-11 18:02:51 | 日記
 2019年に「ブルーシープ」から刊行された「ジャン・ミッシェル・バスキア展 メイド・イン・ジャパン」を購入しました。

 新型コロナウイルスの影響で3,4か月ほど出かけていなかった書店で偶然見つけて購入できたのです。

 僕は服飾と美術コーナーは、サッカーを含むスポーツ棚と同じようによく眺めますが、その書店はなかなか流通していない服飾本もおいてあり、ありがたいなと思いましたね。

 まだ中身は捲っただけで読んではいませんが、ストリートにおけるグラフィックは、コンバースやサッカー・スパイクのデザインとペイントに大きく影響されていると思います。

 よくコンバースのオールスターの内側に、ファンが自らペイント(外側にはチャック・テイラーのアンクルパッチがあるため内側になります)して、カスタムメイドを楽しむ、もしくはプロのアーティストが同様の試みをするのも、キャンバス素材をそのまま「キャンバス」に見立てているためでしょう。

 また、近年サッカー・スパイクも

 ナルトやドラゴンボールに代表されるテレビ・アニメをペインディング
 ニット素材をより複雑に編み込む

 というように、カンガルーレザーでは到底できないデザインを施せるようになりました。

 ただペイントしてもボールとアッパーが触れる以上、はがれてしまうことは当然ですし、それは依頼した選手もアーティストも承知の上だとは思いますが。

 これまではバッシュもスパイクも

 選手のオートグラフ入りスパイク
 選手が実際に試合で着用した品

 が、高値で取引されてきましたし、人気選手の場合は偽物が出回ることもありました。

 ただ、今後は有名「アーティスト」が施したスパイク、という新しい価値観で取引が生まれるような気もしますね。
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イタリア、2023年よりアディダスと新契約へ

2022-03-11 17:45:54 | 日記
 2002年韓日ワールドカップ終了から今日まで、イタリア代表は20年に渡りプーマと契約してきました。

 それまでのカッパ「コンバット」から、デザイナーのニール・バレットが手掛けるモダンな形へと変更したジャージは、まず2006年ワールドカップ優勝と2021年欧州選手権優勝という素晴らしいトロフィーをもたらす要因となりました。

 その一方で2010年ワールドカップでは1次リーグ敗退、2018年ワールドカップに至っては予選敗退とプーマにとってもイタリアにとっても苦い時期があった事も事実です。

 その20年の「浮世」を経て、イタリア代表は2023年から「アディダス」と本契約を交わします。

 (専門サイトQOLYより)

 ナイキ ポルトガル イングランド フランス ポーランド
 アディダス イタリア ドイツ スペイン スウエーデン 

 というように、この2大巨頭はスパイク契約だけでなく、ジャージ・スポンサーでも火花を散らしており、2016年欧州選手権で躍進を果たしたアイスランドが、エレアからプーマに変更したように、今後は小国とのスポンサー契約でも競争が激化するように感じます。

 プーマとしてはイタリア代表に

 1・サード・ジャージに「緑」を提案
 2・2003年モデルの襟が「チャイナ・カラー」と話題
 3・2006年モデルは、残像を生みだすためにグラデーションを採用
 4・時にポロネックのようなクラシックも提案

 など、数々の提案をしてきました。

 だからこそ20年もの長期契約が実ったように思えますが、今後プーマは大国との契約をどう考えてゆく予定でしょうか。

 ワールドカップと欧州選手権、コパ・アメリカ、そしてアジア杯と大陸カップで優勝を狙う代表は、その多くがナイキ、もしくはアディダスと契約しています。

 今プーマはジャージ契約に関して言えば岐路かもしれませんね。
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資本提携とグループ化は異なる代物でしょうか

2022-03-11 17:29:04 | 日記
 フットボリスタ2021年11月号(通算87号)は

 「特集 シティ・グループ、RBグループに続く新勢力が続々と」
 「派閥化するフットボールの世界」

 という題名で特集記事が組まれています。

 仮にレッドブルに代表される大型資本が、チェルシーを買収したとすれば、カイ・ハベルツやティモ・ヴェルナー、ロメル・ルカクを手放す必要はなく、同時に補強日が捻出できるような気がします。

 ただ、大型資本と言えどもファンの意向は(この場合はチェルシーのファンではなく、購買層や既存クラブのファンたち)無視できませんがね。

 ではグループ化と提携は異なる考えでしょうか。

 過去浦和レッドダイヤモンズはFCバイエルン・ミュンヘンと業務提携していましたし、彼らが2007年のAFCチャンピオンズ・リーグで優勝した際は、バイエルンから祝辞が届きましたよ。

 長野県内でもAC長野パルセイロがプロ化したレディースと共に、より長野市を軸に地域に根差す活動を試みる一方で、松本山雅FCはアルティスタ浅間(北信越1部リーグ)と業務提携を行って、より自社の浸透度を深める工夫をしています。

 クラブ名が似ているということでサガン鳥栖とユヴェントスが親善試合を行い、鳥栖のスポンサーであったサイゲームスがロナウドの移籍も追い風となり、ユヴェントスのスポンサーになりました。

 現在は違うのかもしれませんが

 横浜タイヤとチェルシー
 楽天とFCバルセロナ

 同様に、海外進出をサッカークラブの支援という形で行ったわけですね。

 ただ、ラングニック政権が半年という短命であり、彼がテクニカル・ディレクターに回るマンチェスター・ユナイテッドのように、勝てなくとも資金は豊富という無旬下クラブがあることも事実で、だからこそサッカーの経営は面白いと考える人物が尽きないのでしょう。
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ナイキ、チェルシーのスポンサーを降りる意向を示す

2022-03-11 17:17:59 | 日記
 もはや「ロシア」と名の付く事柄であれば、批判の対象となってしまいますね。

 例えばウクライナ代表選手としてキャップを144刻み、アンドリュー・シェチェンコやオレグ・ボロニン同様、ウクライナサッカーの顔であったナトリー・ティモシェクは、ただ何も語らないというだけで罵声の嵐ですからね。

 ちなみにディナモ・キエフでシェバと同僚だったセルゲイ・レバロフは、みずから戦闘兵として志願することを発表しました。

 チェルシーはロマン・アブラモビッチのクラブ売却がうまく進んでいない上に、テクニカル・スポンサーのナイキが、契約を満了する(契約期間はまだ残っているようですが)と言います。

 UEFAチャンピオンズ・リーグ優勝
 FIFAクラブ・ワールドカップ優勝

 で得た賞金も、仮にクラブに経営を維持するために用いられたとしても、ある意味で「焼石に水」でしょうし、アスピリクエタやジョルジーニョ、エヌゴロ・カンテなど高値が付くであろう主力の売却で年俸をカットし、下部リーグからやり直すことになるのでしょうか。

 ただ、これらはすべて

 チェルシーが八百長を働いたなど、競技面の問題ではない
 選手補強に金を使いすぎたという経営面の問題でもない
 パルマのように、経営陣が粉飾決済など、誤った経営をしたわけでもない

 という、選手とトーマス・トッヘルからすれば実に「酷な」状況と言わざるを得ません。

 チェルシーのファンもこれらの状況には戸惑い、同時に反発するでしょうし、仮に現状が続くようですとプレミア・リーグそのものが混とんとしますよね。

 シャルケが「ガスプロム」の胸スポンサーを外したように、サッカー界では「ロシア」と名がつく代物は既に嫌悪の対象ですが、選手や民間人全てが進軍に賛成はしていないでしょうから、本当に困惑していると思いますよ。
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